舘ひろしと浅野温子が夫婦役のホームドラマ新「なるようになるさ。」は、9.4％（ビデオリサーチ調べ、関東地区）と寂しいスタートだったが、劇中のカフェレストラン・あやには渡辺美佐子や伊野尾慧（Hey!Say!JUMP）ら新キャストが住み込みで働くことになったり、三男(小澤亮太)までが出戻って来たりと、にぎやかなスタートだった！第2話では、身元不明のたつ(渡辺)を巡ってひときわにぎやかな展開となる！番組サイトには予告動画が公開されている。

さすが橋田壽賀子の脚本。「渡る世間は鬼ばかり」や前作に負けず今回もセリフが長い。第1話では舘ひろしや安田（関ジャニ∞）のセリフが長かったようだが、いよいよ第2話からは、新キャストもこの洗礼を受けることになる。
今回新キャストとして参加したジャニーズの伊野尾慧（Hey!Say!JUMP）は、「共演者の皆さんに迷惑をかけないように頑張って、自分も成長できたらうれしいです。役柄で生まれて初めて髪の毛を染めて金髪にしたり、本当に初めてのことばかりなので、いつもとはまた違った一面を見せられたらと思います」と意気込みを語っていたが、事務所の先輩でもある安田からのアドバイスはあったのだろうか。
ところでこの長セリフ。かつて橋田はインタビューで、「主婦が家事をしながらでも、テレビ画面を見ることなく台詞のみで話の筋が分かるように配慮している」と述べていた。今回「なるようになるさ。」が放送されるのは、火曜10時。さすがにこの時間になると、主婦も家事を終わらせてくつろいでいる方も多いのでは？さらには、「渡鬼」とは違う視聴者層も取り込むことになりそうだが、これまで橋田作品を観ていなかった視聴者にこの長台詞はが受け入れられるのか、否か？

■第2話
無銭飲食を働こうとした謎の多い女性・たつ(渡辺美佐子）。自分に自信の持てない就職浪人の香子（南沢奈央）。かつての従業員、昇（安田章大）の後輩・涼（伊野尾慧）。住み込みで働く３人の訳あり従業員を迎え、気苦労が耐えないながらも元気に営業中の「カフェレストランあや」。しかしある日、涼が黙って店を飛び出してしまう。
さらに、大悟（舘ひろし）と綾（浅野温子）の三男、健（小澤亮太）が義母と折り合いが悪いので、家族と暮らす家を出て実家に戻りたいと泣きついてきた。健は妻の百合ともども実家に住みたいと言い、そのまま涼の出て行った部屋に留まることに。
そんな中、綾の姉・邦（泉ピン子）が、香子（南沢奈央）を辞めさせると言い出す。素性のわからないたつや涼と一緒にしておけないというのだ。今度は、昇に連れられて涼が戻って来て、再び働きたいと頭を下げる。

反省の気持ちを示すために涼がとった行動とは！？帽子の下に隠されていた、綾もあっと驚いた涼の変化とは…？？「なるようになるさ。」は、TBSにて毎週火曜日夜10時から放送。第4話は29日、予告動画は番組公式サイトで視聴できる。

◇TBS火10「なるようになるさ。」番組公式サイト