【フジ開局55周年記念SP】向井理、三流雑誌記者役で松本清張作品に初挑戦!30日「死の発送」放送!予告動画

2014年05月29日17時00分ドラマ

松本清張の『死の発送』が、明日30日(金)夜9時から「フジテレビ開局55周年特別番組 松本清張ドラマスペシャル」として、向井理主演で初めて映像化される!競馬界を舞台に上野~岩手まで送られた絞殺遺体・失踪消えた3億円…完璧なアリバイと巧妙なトリックに三流記者が挑む!共演は寺尾聡、比嘉愛未、寺島進、大杉漣、番組公式サイトで予告動画が公開されている。

原作は、『渇いた配色』のタイトルで『週刊コウロン』『小説中央公論』などで連載され、その後、加筆・訂正の上、1982年11月にカドカワノベルズより刊行された。
東北本線・五百川駅近くで発見された死体入りトランクが発見されるが、送り主は死体となった本人。不可解な事件を冴えない新聞記者が追う。
ドラマではトランクの発送先を岩手に、前クールのヒットドラマ「S-最後の警官-」で華麗なアクションも披露してくれた向井理が、今度は三流雑誌記者・底井役で新しい魅力を炸裂する。

初の清張作品への出演に対して向井は、「推理モノは初めてで大変でした。説明せりふが膨大で…清張さんは社会派でじっくりというイメージなので、淡々とわかりやすく見せていこうと思いました」語っている。

■あらすじ
出版社「週刊ドドンゴ」はエロネタとインチキ記事が売りの三流雑誌。そこで働く記者の底井武八(向井理)と津村亜紀(比嘉愛未)は編集長の山崎治郎(寺尾聰)から、刑期を終え出所したばかりの元官僚の岡瀬正平(矢柴俊博)の監視を命じられる。
岡瀬は7年前に10億円の横領罪で逮捕された。しかし、当時の捜査では7億円の使い道しか判明せず、残りの3億円は使途不明。山崎は、岡瀬がこの3億円を出所後、回収するはずと睨んでいたのだ。
岡瀬は競走馬トレーニングセンターを訪れた後、神楽坂の料亭街へ向かうも、そこで底井と津村は岡瀬の姿を見失ってしまう。
その後、岡瀬が千葉県勝浦の墓地で、絞殺死体で発見される。山崎は使途不明金がらみで殺されたとス殺し、底井と2人で岡瀬が立ち寄った「西田厩舎」へ。そこで厩務員の末吉秀夫(山中崇)から、厩舎主が西田隆三(寺島進)、馬主が代議士の立山寅平(大杉漣)であることを聞く。山崎は底井にこの事件から手を引くよう指示し、その日を境に、山崎は岡瀬の件について全く話さなくなる。底井は急な態度の変化に戸惑いを感じて理由を問いただすが、何も答えない山崎。
その後、岩手県水沢の林の中でトランク詰めにされた死体が発見されるという不可解な事件が起きる。

岡瀬の事件との関連は?なぜ死体はトランク詰めにされたのか?謎に包まれた不可解な事件をさらに追跡する底井たちは、どこに行きつくのか…?犯人と底井たち「週刊ドドンゴ」記者の魂を賭けた闘いが始まる…!

向井理が初めて松本清張の作品で主演するドラマ「死の発送」は、明日30日「金曜プレステージ」で放送。予告動画は番組公式サイトで視聴できる。本作は文庫本のほか電子書籍版でも発売されている。



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