トヨタ、ハイブリッド車キャンペーン「TOYOTOWN」妻夫木聡、小川直也、山下智久、ジャン・レノ、西尾由佳理出演TVCMを公開

2014年06月11日17時59分商品・CM

トヨタ自動車は、ハイブリッド車をテーマにしたキャンペーン「TOYOTOWN」を開始し、樹木希林、堺雅人、満島ひかり、佐藤浩市、反町隆史、妻夫木聡、前田敦子、笑福亭鶴瓶、木村拓哉、阿部寛、西尾由佳理、寺島進、大杉漣、吉高由里子、山下智久、小川直也、ジャン・レノらが出演するTVCMを公開しているが、新たに、小川直也、山下智久、ジャン・レノ、西尾由佳理が出演するTVCM「なぜかほん訳こんにゃく」篇と、妻夫木聡、小川直也、山下智久、ジャン・レノが出演するTVCM「どこでもノア 鼻声」篇を公開した。
今回のシリーズは、15年前の初代「プリウス」の登場後、ハイ­ブリッド車が世界に広がった歴史と、今後、ハイブリッド車が描く未来を、1本の樹を中心­としてできた「TOYOTOWN」という架空の街を舞台に表現していく。
物語は、すべてが、TOYOTOWNという大きな傘のもとに集約、同社のCMに出ていた人た­ちは、実は全員TOYOTOWNという街の住人だったという設定から始まる­。
そして、さまざまな出演者とストーリーを織り交ぜながら、ハイブリッド車だからこそできたこと­、そして、これから切り開いていく未来について、壮大な物語を描いていく。

新TVCMのなぜかほん訳こんにゃく篇は、ドラえもん(ジャン・レノ)、ジャイアン(小川直也)、スネ夫(山下智久)がトヨタのお店にやってきて、セールスレディ(西尾由佳理)の説明を受ける。
セールスレディは、「残価設定型プランは、3年後の値段を据え置いて、残りの金額を分割払いする・・・」とボードも出して説明するが、「なんか、くらくらしてきた」(スネ夫)、「何語だ、これ?」(ジャイアン)と、ちんぷんかんぷん。
そこで、ドラえもんが「ほん訳こんにゃく」と、「食べると言葉を翻訳してくれるやつ」(スネ夫)を取り出す。ジャイアンとスネ夫がすぐにセールスレディにほん訳こんにゃくを食べさせると、彼女は「ボンジュール・・・」とフランス語を話し始める。
スネ夫は「よけい分かんなくなった」と困惑し、ドラえもんが「なぜか分かるか?」と言うと、ジャイアンが突然歌い出したため、3人は「後はWEBで見ます」(スネ夫)、「またね!」(ドラえもん)と、どこでもドアで退散する。

新TVCMのどこでもノア 鼻声篇は、のび太(妻夫木聡)とドラえもんが、「このあたり、ほこりっぽいね」(のび太)、「鼻、つまっちゃった」(ドラえもん)と工事現場の脇を歩く。そこで、のび太が「じゃあ、空気がきれいなとこ行こ。どこでもドア出して」とドラえもんにお願いする。
ところが、ドラえもんが出したのは、むりやり貯金箱で、のび太に「何これ? 全然違うよ」と突っ込まれる。ドラえもんがもう1度、チャレンジすると、今度はミニバンの「ノア」が出てくる。のび太は「これノアだよ。じゃなくて、ドア。どこでもドア!」とあきれる。
ドラえもんは「鼻つまって、声がさぁ・・・」と言い訳するが、のび太は「もいっぺんやって」とお願いする。しかし、ドラえもんが再びノアを出してしまうので、のび太は「もう~、ノアで行こ。みんな誘って」とあきらめる。
森の中のワインディングを快適に走る同車の中で、ジャイアンが「このクルマ、どうしたんだよ?」と聞き、スネ夫も「何で急にドライブ?」といぶかしがり、運転するのび太は「なんでだっけなぁ~」と助手席のドラえもんをチラッと見る。ジャイアンとスネ夫は、そんなドラえもんに「鼻づまりか?」と聞く。

今回のCMはどちらも、TOYOTOWNらしいミステリアスな展開ではなく、TOYOTOWNの登場人物が出てくる同車のCMといったつくりだが、登場人物の個性はしっかりと感じられて楽しい仕上がりになっている。

トヨタ自動車「TOYOTOWN」TVCM