交流重賞「第18回マーキュリーカップ」枠順決定、当日生中継!

2014年07月18日15時51分スポーツ

交流重賞「第18回マーキュリーカップ(JpnIII)」(盛岡2000m、7月21日)の枠順が発表された。秋からのGI・JpnI戦線を占う真夏のクラシックディスタンス。
出走馬13頭の内訳は、岩手4頭、JRA5頭、他地区4頭。「帝王賞(JpnI)」(大井2000m)組に他路線組が挑む。
JRAのソリタリーキングは、「佐賀記念(JpnIII)」(佐賀2000m)0.1秒差2着、「名古屋大賞典(JpnIII)」(名古屋1900m)0.2秒差2着の好調さをキープし、帝王賞では有力3頭に割って入って0.8秒差の3着と善戦した。このレースの昨年の勝ち馬で2連覇がかかるが、このところの安定度の高さと前走の内容を考えれば、2連覇の可能性は十分にある。
船橋のサミットストーンは、金沢から南関東に転厩して1か月に1回のペースで使われ、3走前の「ダイオライト記念(JpnII)」(船橋2400m)で1.0秒差の3着に入ると、「'14ブリリアントカップ」(大井2000m)1.9秒差1着、「大井記念」(大井2000m)1.0秒差1着と完勝した。南関東はもちろん地方競馬でもトップクラスで、ここも好勝負できる。
JRAのシビルウォーは、このレースは、2012年が0.6秒差1着、2013年が0.5秒差の2着と得意にしている。ただ、4ヵ月半ぶりとなった「ブリリアントステークス」(東京2100m)が1.1秒差10着、続く前走の帝王賞が1.8秒差5着と、今ひとつ調子が戻ってこない。叩き3走目と走りごろだが、休養前の5戦1勝2着3回3着1回時のように走れるかは半信半疑。
JRAのランフォルセは、ここ8戦すべてが掲示板という超堅実派。しかも、その中にはJpnI1戦、JpnII4戦が含まれる。その上、「浦和記念(JpnII)」(浦和2000m)ではシビルウォー、佐賀記念ではソリタリーキングを下している。ただ、順調に使われている2頭に対し、4か月ぶりのレースになるのは不利で、勝つまでは厳しいか。
JRAのナイスミーチューは、4走前の「名古屋グランプリ(JpnII)」(名古屋2500m)でシビルウォーに0.8秒差の3着、2走前のダイオライト記念で2.0秒差の6着でサミットストーンには1.0秒差と、4強から1秒差以内のレースはできる。前走の「平安ステークス(GIII)」(京都1900m)で0.4秒差の6着に追い込んでおり、有力馬が早めに動けば台頭できる。
岩手のコミュニティは、JRAで6戦未勝利から岩手に転厩して破竹の12連勝。3走前の「青葉特別」(盛岡1600m)で1.2秒差の3着と連勝が途切れ、前走の「みちのく大賞典」(水沢2000m)でスタート直後に落馬とリズムが狂っているが、2走前の「初夏特別」(盛岡1600m)はキッチリと0.9秒差で勝っており、心配はなさそう。楽に逃げられればソコソコには。

「マーキュリーカップ」枠順
レース当日の生中継