沢口靖子主演「科捜研の女」シリーズ誕生15周年を迎える。主人公・マリコと天敵・藤倉（金田明夫）との対立に想定外の展開が！？人気シリーズもマリコを取り巻く人間関係に“禁断”の変化…そして新たなステージへと進んでいく！「科捜研の女」10月スタート毎週木曜夜7時58分放送、予告動画は番組公式サイトで公開。

「科捜研の女」は1999年の放送開始から15年、この間に13シリーズ、スペシャル4本が制作されている。京都府警科学捜査研究所（通称：科捜研）を舞台に主人公・榊マリコ（沢口）を中心とした法医学研究員たちが、様々な得意分野、専門技術を駆使し、時に科学捜査を嫌う刑事たち反発しながらも、真実を追究していく…1話完結のサスペンスドラマである。

本ドラマは1話完結だが、シーズン全体を通してマリコを中心とした人間関係を軸に描かれている。前シーズンで刑事部長の昇進した藤倉（金田）とマリコの関係が大きく変わる。藤倉は鑑識畑一筋、筋金入りの現場第一主義の鑑識官だったが、その能力を買われて刑事部長に抜擢された。鑑識や科捜研はあくまでも裏方であり、常に客観的な視点で分析し、それを刑事に提出することとしている。しかしマリコたち科捜研の行動は…事件関係者と過度に接触するなど、それは藤倉にとって許しがたい行為だった。
マリコらも、そんな藤倉の指示に屈することなく(好き勝手に？)やってきたのだが、今シーズンではその関係に“禁断”の変化が生じる！
マリコが決定的な失態を犯し、藤倉に負けを認めてしまう…！？　さらに最終回に向かって予想もつかない展開へ…。「科捜研の女」は15年という節目を迎えて、新たなるステージへ突入する。

科学捜査をわかりやすく
このドラマのみどころは、なんといっても科学捜査を分かりやすく伝えているところ。海外ドラマ（アメリカ）で人気の「CSI：科学捜査班」（2000年6月から）よりもこちらのほうが早く始まっている。
今シーズンも、難しい専門用語の羅列ではなく、科学ネタをわかりやすく、おもしろく伝えることを徹底としている。最先端の科学捜査の在り方を分かりやすいビジュアルで、最新のアイテムを多数活躍させるなど、視聴者を魅了させる工夫がなされている。

スタイリッシュな捜査にアクションも！
細かな演出も今までと違って大きな変化を見せている。過去の演出では、会議のシーンでは全員イスに座っていたが、よりアクティブな演出にするため、全部のイスを取っ払い、会議参加者全員立ったまま、より活発な動きのある演出へと変わった。

科学捜査はスタイリッシュに、難解なシーンはポップに、アクションや追跡シーンはスリリングに、抒情的なシーンはより繊細に…サスペンスドラマのおいしいとこ取りである。
さらに、京都という舞台ならではの美しい風合いとミステリーを掛け合わせた、他に類を見ないテレビ朝日が誇る人気ミステリードラマである。

今シリーズでは「科捜研の女」のほか、「仮面ライダー」シリーズなど数多く手がけている田崎竜太監督をメインに、そして脚本には「科捜研の女」、「相棒」シリーズ、劇場版『相棒』などを手がけた戸田山雅司、櫻井武晴両氏をダブルメインとして起用。今まで以上に分かりやすく、面白く、アクティブな「科捜研の女」としてスタートする。

初回と第2話とで前編・後編でお届け。ゲストヒロインに田中美里を迎える。

木曜ミステリー「科捜研の女」第14シーズンは10月スタート。毎週木曜夜7時58分より放送。主演は沢口靖子、内藤剛志、若村麻由美、風間トオル、金田明夫ほか。予告動画は番組公式サイトで視聴できる。

◇テレビ朝日・木曜ミステリー「科捜研の女」番組公式サイト

　　【秋ドラマ一覧】　　【各話のあらすじ】