「連続ドラマＷ　空飛ぶタイヤ」、「連続ドラマＷ　下町ロケット」に続くWOWOWと池井戸作品とのコラボレーション第3弾として、「株価暴落」を10月19日（日）夜10時から放送！第1話は無料放送、番組公式サイトでプロモーション動画2本が公開されている。また、「株価暴落」放送を記念して、10月4日（土）午後5時から「空飛ぶタイヤ」全5話一挙無料放送、19日（日）午後3:15からは、織田裕二主演の映画　『ホワイトアウト』『アマルフィ　女神の報酬』『アンダルシア　女神の報復』を放送する。

池井戸潤原作のドラマと言えばWOWOWだけでなく、「半沢直樹」「ルーズヴェルト・ゲーム」「花咲舞が黙ってない」など地上波放送でもヒット作を続出している。WOWOWの第3弾「株価暴落」は、爆破テロの標的にされた経営再建中の巨大スーパーを巡り、銀行員たちの思惑が激しくぶつかり合う、金融ドラマ、企業サスペンス、警察ドラマとさまざまな顔を併せ持つエンターテインメント作品。
原作は池井戸が小説の書き方を模索していた2004年の作品。そしてその後ドラマ「花咲舞が黙ってない」の原作「不祥事」や「半沢直樹」の原作「オレたちバブル入行組」、「空飛ぶタイヤ」「下町ロケット」を書いた。「株価暴落」は、池井戸が描く群像劇のまさに原石ともいえる作品なのだ。
経営危機に陥りながらもプライドを捨てきれない巨大企業、彼らの生殺与奪の権を握るメインバンク、企業テロの真相を追う警察、そしてそれらを取り巻く人々の複雑に絡み合う思惑を通して、銀行と巨大企業にはびこる闇に鋭く切り込む。

主演はＷＯＷＯＷドラマ初出演となる織田裕二。「踊る大捜査線」シリーズ卒業後、最近では、「奇跡の教室」（日テレ）やオープンハウスのCMなどでコミカルや姿も見せている織田が、久々に骨太のドラマに挑戦する。
織田が演じるのは、組織の論理に染まらず、自らの信念に忠実に突き進む熱き孤高のバンカー・板東。そんな板東に対し、上昇志向が強く銀行内の派閥形成に余念のないエリート行員・二戸を演じるのは、「連続ドラマＷ　血の轍」での冷淡な公安警察官役が印象深い高嶋政伸。ほか、爆破事件の鍵を握る青年に瀬戸康史、その恋人に川島海荷、爆破事件を追う刑事に板尾創路、経営再建中の巨大スーパーマーケットで独裁的経営に立ち向かう取締役・財務部長に石黒賢、会長の懐刀と言える存在でさまざまな裏仕事に従事してきた取締役・広報室長に、NHKで放送した池井戸作品「七つの会議」に出演した石橋凌など、豪華キャストが名を連ねる。

■ストーリー
メガバンク白水銀行では、経営再建中の巨大スーパー・一風堂への追加融資について議論が紛糾していた。審査部審査役の板東洋史（織田裕二）は「融資の要諦は回収にあり」を信条とし、再建の努力をしない一風堂への融資に異議を唱える。一方、破綻の余波が銀行に及ぶことを恐れる企画部副部長の二戸哲也（高嶋政伸）は融資の断行を主張。板東の存在を疎ましく感じていた二戸は板東を陥れようと画策する。
そんな中、一風堂の店舗で爆破事件が発生。届いた犯行声明では、独裁的経営を行なう一風堂会長・風間耕造（竜雷太）の辞任と会社の法的整理が要求され、受諾しなければ爆破を継続すると脅迫を受ける。株価下落を懸念する一風堂の財前知春（石橋凌）と友部勇作（石黒賢）は声明を隠匿しようとするが、板東は被害拡大を避けるため公表すべきと猛反対する。同じころ、捜査一課の野猿宏満（板尾創路）は、現場にいた青年・犬鳴黄（瀬戸康史）に疑いの目を向ける。

原作：池井戸潤（「株価暴落」文春文庫刊）
脚本：吉本昌弘（「ドラマＷスペシャル　なぜ君は絶望と闘えたのか」）
監督：鈴木浩介（「連続ドラマＷ　空飛ぶタイヤ」「連続ドラマＷ　下町ロケット」「連続ドラマＷ　震える牛」他）
音楽：村松崇継（「連続ドラマＷ　地の塩」『クライマーズ・ハイ』『大奥』）
出演：織田裕二、高嶋政伸、瀬戸康史、川島海荷、平山浩行／竜雷太、鶴田真由／板尾創路、石黒賢、石橋凌　ほか
プロデューサー：青木泰憲、内丸摂子
製作：WOWOW　東阪企画

◇WOWOW「株価暴落」番組公式サイト
◇ WOWOW「空飛ぶタイヤ」番組公式サイト
◇WOWOW 織田裕二主演映画特集ページ

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