3月23日（月）米・ロサンゼルスで始まった「2009 世界フィギュアスケート選手権」は、今日28日（現地時間27日）の女子SP（ショートプログラム）が始まる。優勝争いを演じる浅田真央選手とキム･ヨナ選手が揃って抽選で最終組に入っている。二人が保有する自己最高得点はともに200点目前。韓国では、今大会で200点が出るのでは？と期待している。

このニュースを韓国SBSニュースが報じている。

***　以下、記事翻訳　***
（8ニュース）
キム・ヨナ選手は“フィギュア女王”と呼ばれながらも、怪我のため特に世界選手権とは縁がなかった。しかし今回は最高のコンディションでその悪縁を断ち切ることは勿論、歴代最高得点まで狙っている。

（動画）
「記者」
ギムヨンアは、過去 2回の世界選手権で怪我が足をひっぱり銅メダルに甘んじた。怪我を克服した今シーズンでは、グレードアップしたスピンとジャンプで初優勝に挑戦する。

キム・ヨナはショートプログラムとフリースケートですべての歴代最高点数を持っている。残った課題は合計で史上初 200点突破。合計最高点数は、浅田真央が持っているが、今シーズンにはキム・ヨナの記録が超える（はず）。

世界フィギュア界は、 3勝 3敗で対立した二選手の 7番目のライバル戦に興奮にしている。

[スコットハミルトン/米 NBC 中継解説者：ヨナがうまくいけば真央が追いつき、真央がうまくいけばヨナが追いかけて、抜きつ抜かれつお互いに刺激を与える好敵手です。見越せない今回の勝負。結果が楽しみです。]

キム・ヨナは失敗を減らすことに焦点を絞っている。
フリーで確率の低いトリプルループの代わりに、安定感のあるダブルアクセルをする。この前失敗したトリプルループより、加算点を得るダブルアクセルが有利と見た。

今度はさらに高い加算点を狙ってダブルアクセルの前に、イナバウアも追加する。はじめのジャンプの失敗に備えた予備のジャンプまでも準備している。

今大会は来年のバンクーバーオリンピック出場権がかかっている。キム･ヨナが頂上に立って、キム･ナヨンが 12位中に入れば、韓国は女シングルで 3枚の出場権を確保できる。

◆ キム・ヨナ、世界選手権と悪縁を切って“200点へ挑戦”