マーベラスエンターテイメントは、PSP専用ソフト「西村京太郎トラベルミステリー 悪逆の季節 東京～南紀白浜連続殺人事件」の公式サイトにおいて新たなムービーを公開した。「予告編ムービー」、「プロモーションムービー」、「MGS」に次ぐ「時刻表トリック」がそれで、今回のムービーの公開により、ゲームの内容をより深く知ることができる。
本作は、プレイヤーが十津川警部となって、捜査一課のメンバーとともに東京と南紀白浜で繰り広げられる連続殺人事件の謎に挑んでいくというもの。物語は、アドベンチャーパートとシアターパートで進行していく。捜査会議で情報を交換したら、殺人現場や被害者の住んでいた場所へ移動。被害者の遺体や現場に残された遺留品などから手がかりを集めるとともに、目撃情報や聞き込みなどを行って情報も収集していく。ただし、1日の移動回数には制限があるため、得られた手がかりや情報を元に勘を働かせることも重要になる。
また、今回、ムービーが公開された時刻表トリックも、西村京太郎ミステリーでは欠かせない要素。このトリックは、容疑者が時刻表上は「犯行時刻に犯行現場にいることができず犯行は不可能だった」と思わせるアリバイトリックだ。時刻表と路線図を照らし合わせて効率よく移動して犯行を可能にする方法を探り出し、実際に列車に乗り込むことでそのトリックを暴いていく。本作でも、事件解決の重要な鍵となる。
本作は、2009年6月4日に5040円で発売される。発売まで2か月となり、公式サイトでの情報公開のペースもアップしそうだ。

「西村京太郎トラベルミステリー 悪逆の季節 東京～南紀白浜連続殺人事件」公式サイト