「奇皇后」第23話ネタバレあらすじと第24話予告：復讐の側室選び！ハ・ジウォン、＜ファン・ジニ＞で取った杵柄？

ヤンとワン・ユとの間の息子は、あろうことかタナシルリの実子として元の王子として育てられることに…いよいよヤンの復讐が始まる「奇皇后」では、ハ・ジウォンがかつて主演した「ファン・ジニ」を思い出させる華麗なシーンも見られるのでお楽しみに第23話の詳しいあらすじと、第24話の見どころを紹介、MBC「奇皇后」サイトで関連動画が公開中だ。
※NHKにて2014年に放送した際に紹介した記事です。



高麗時代のドラマをあまり視聴されていない方やヒロインとなった“奇皇后”をご存じない方は、先にこちらの記事を読むことをお勧めします。⇒「奇皇后」直前SP放送！ヒロインは＜シンイ＞の悪役キチョルの姉？高麗時代と実在した主人公紹介！

【作品詳細】 【「奇皇后」を2倍楽しむ】

■キャスト　⇒相関図（NHKへ）
キ・ヤン/スンニャン役：ハ・ジウォン
ワン・ユ役：チュ・ジンモ
タファン役：チ・チャンウク
タナシルリ役：ペク・ジニ
皇太后役：キム・ソヒョン
ヨンチョル役：チョン・グクファン
タンギセ役：キム・ジョンヒョン

■第23話「悲報」詳細あらすじ
なんとか逃げのびたヤンは、洞窟で男児を出産。その時、高麗では珍しく落馬したワン・ユが、ヤンの消息を気にかけ、チョンバギに元に行ってくれと頼んだ。そのころヤンは我が子の足の甲にある星形のほくろを見て、星を意味する“ピョル”と呼ぶことに。しかしピョルを連れて逃げるヤンはヨム・ビョンスに崖に追い詰められ、ピョルは追手の兵もろとも崖から落ちてしまい、ヤンもまた矢に射抜かれ崖から転落。ビョンスはヤンの死を確信し、大都へ戻っていった。
ビョンスからヤンを殺害したと報告を受けたタンギセは、「殺すにしても自分がすべきだった」と取り乱した。
一方、逃げ延びたパン・シヌは、側室パク・オジン一行がタナシルリの差し金で襲撃されたことをトクマンに報告。

だが、ヤンは生きていた！ノ尚宮からもらった鏡がヤンの心臓を守ってくれたのだ。チョクホに助けられ意識を取り戻したヤンは、ピョルが落ちた崖下に駆けつけるも、そこにピョルの姿はなかった。狂ったように我が子を探すヤンをチョクホが宥め、ヤンは襲撃された現場に戻った。現場は、一行の遺体転がり、地獄絵図のよう。ヤンは泣きながら遺体に謝り、墓をつくって丁寧に埋葬した。

トクマンからヤンが死んだと聞いたタファンは、コルタに「これ以上生きている意味がない。お前の手で殺してくれ」と号泣。悲しみのあまり言葉を失ってしまった。

そのころタナシルリは、今後妊娠は望めないと御医から診断され、どこかで生まれたばかりの赤ん坊を盗ん来いというソ尚宮に命じた。そんな折、尼僧が生後間もない赤子を連れてきた。タナシルリは足の甲に星形のホクロのある赤子を自分が出産した子にすることに。そして、赤子のことを知っている尼僧たちを毒殺、寺に火を放たせた。

一方、高麗では国庫の交鈔が偽モノとのウワサが広まり価値が暴落。交鈔を持つ商人たちは高利貸しに金を返せず、店を取られた者たちが道端にあふれていた。ワン・ユは偽造犯が噂を広めたのではないかと考えた。
その頃、すでに高麗の商圏の半分を手中に収めた偽造犯の黒幕が、今度は価値が上昇するから交鈔を買い占めろと部下に命じていた。その黒幕こそは西の辺境でワン・ユが逃がしてやったヨンビス（ユ・イニョン）だった。（第14話「前回あらすじ」で紹介）

チョクホと共に山中を歩くヤンは、メバク団のフクスに襲われ捕まってしまった。フクスは、身寄りのない者を拉致し奴婢として売る悪党。チョクホとヤンが連れていかれたのはヨンチョルの屋敷。ヤンたちはタンギセたちに見つからないように息を潜めた。
ヨンチョルに面会したフクスは、勅書を使って現在高麗で暴落している交鈔の価値を上昇させてほしいと頼んだ。そして、ヨンチョルも自分の姪をワン・ユに嫁がせるので珍しいものを調達してほしいと。

赤子をお腹に隠し抱いたタナシルリの輿とヤンたちを連行する台車がすれ違った。皇宮に戻ったタナシルリの大芝居がいよいよ始まった。タナシルリは、へその緒や血液を用意させて連れ帰った赤子を出産したばかりのように装ったのだ。事情を知らないヨンチョルは、王子誕生を大喜びし、孫にマハ（摩訶）という名を与えた。

その後、ヨンチョルはフクスとの約束通り、「交鈔と銀甁の交換比率を2個から3個にせよ」という勅書を高麗に出した。ワン・ユは過去の例を出して父王を説得。交鈔を買い占めた黒幕を暴くからそれまで勅書の公表を待ってくれと頼んだ。そして、ワン・ユはパク・シヌからタナシルリの差し金でヤンが殺害されたことを聞き、ヤンのことを思い出して慟哭。
その頃、ヨンビスがは高麗で勅書の発表があり次第、人蔘の買い付けをしろと命じていた。

大都ではフクスが奴隷の品定めをしていた。チョクホを高く評価し、ヤンをみて貴重な観相だと品定め。しかるべき相手に出会えば、ヤンは高値で売れると考えた。

■第24話「覚悟の帰還」（赤字はドラマのみどころ）
メバク商団に捕えられているヤンはノ尚宮の鏡に隠されていた血書を発見する。ヨンチョルは皇子マハ誕生の祝宴を開く。招待されたペガンら各行省の長官は、この機会に各行省から側室候補を出し、タファンの側室を増やすことを提案。遼陽に戻ったペガンは、メバク商団が競売にかける使用人の中にヤンを見つける。一方、ヤンの死の知らせに悲しむワン・ユに、ヨンチョルから姪を嫁がせるという申し入れがある。
義理堅いペガンが、メバク商団にとらわれているヤンを見つけ、助けようとする。はたしてその方法は？ヤンの死を悲しむタファンは相変わらず正気を失ったまま。王子を見せに来たタナシルリにどんな態度を取るのか？後半、寝入るタナシルリに何をしようとするのか？そしてもう一人ヤンの死に胸がつぶれるほどの悲しみを抱えるワン・ユ。酔いつぶれたワン・ユに、今後の新たなラブラインが予感させられるヨンビスの女性らしい配慮をお見逃しなく。そしてヨンチョルから姻戚関係を持ち掛けられたワン・ユは、これを受けるのか？
今回は皇太后の復位もある。いったいどんないきさつで？そして、心行くまで泣いたヤンが決心したヨンチョル一族への復讐方法とは？この回では、ドラマ「ファン・ジニ」を思い出すようなハ・ジウォンの華麗な姿も見られるのでお楽しみに。
フクス役を演じた俳優が印象深い。「太王四神記」や「シンイ-信義-」にも出演していた詩人でもある名優オ・グァンノクだ。

◇韓国MBC「奇皇后」番組公式サイト

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