闡庇司ソルラン、両親殺害の黒幕を探せ!「帝王の娘 スベクヒャン」第59-63話あらすじと見どころ、予告動画
父クチョンが殺害されてことで王宮に戻ったソルランは、闡庇司(チョンビサ)という官位をもらって黒幕探しを始める!そしてついに黒幕が明らかになる!果たしてどんな方法で黒幕を暴き出すのか?来週4月13日(月)からの「帝王の娘スベクヒャン」第59話~63話(オリジナル88~95話あたり)までのあらすじとみどころを紹介、予告動画は公式サイトで公開されている。
また、【「スベクヒャン」を2倍楽しむ】では、放送に合せて各話のあらすじと見どころ、キャストの魅力などを紹介していく。ドラマ視聴に役立つ時代背景もまとめているのでドラマ視聴前にもチェックをどうぞ。
※BS朝日での放送は、108話のオリジナルを72話にして放送。以下のあらすじはBS朝日版にあわせていますが、オリジナル版を視聴してご紹介するため、物語が多少前後することもあることをご理解ください。
【作品詳細】【「スベクヒャン」を2倍楽しむ】
■キャスト⇒(相関図)DVD公式サイト
スベクヒャン/ソルラン役:ソ・ヒョンジン
ソルヒ役:ソウ
ミョンノン役:チョ・ヒョンジェ
チンム役:チョン・テス
ユン/武寧(ムリョン)王役:イ・ジェリョン
ヘ・ネスク役(百済の忠臣):チョン・ソンモ
クチョン(チェファを見守る下男)役:ユン・テヨン
チェファ役(スベクヒャンたちの母):ミョン・セビン
■第59話
またしてもやソルランが自分の元を去ったことで、ミョンノンは共白髪の約束をした絵を破り、ソルランへの想いを断ち切ろうとする。一方、狩りをしていた武寧(ムリョン)王を襲撃したクチョンだったが、「王が愛する母を殺すはずがない」というソルランの言葉を思い出し、攻撃をやめて武寧王に手紙を渡す。そこには、王女が偽者であるという事実が書かれていた。しかし手紙が雪の上に落ちてにじみ、本物の王女の正体は王には伝わらなかった。王女が偽物だと知った王はスベクヒャン(ソルヒ)をこれまでのように慈しむことができない。一方、王の態度が一変したことにショックを受けたソルヒは、チンムに賭けた。王を襲った刺客を捕らえて、チンムがミョンノンを凌ぐ手柄を立てるよう頼む。チンムは、その刺客がクチョンだとは知らずに襲撃する。多勢に無勢、クチョンはついに最後の刺客の剣に倒れる。だが、様子を見に来たチンムの姿を認め、チェファを殺した黒幕がチンムだと気付く。
クチョンの住む家に一緒に帰ったソルラン。少年とソルランとの会話が楽しい。和やかムードが一変して、クチョンと王の対決シーン。片や不死身の刺客、片や三国時代を生き抜いた元武将だけあって迫力満点。クチョン役のユン・テヨンは「太王四神記」「夜警日誌」でも見事な殺陣アクションを披露しているが、王役のイ・ジェリョンは「商道」や「不滅の李舜臣」など人気の時代劇に出演しているも、アクションより切れ者のイメージがある俳優。だが短いシーンながら見ごたえたっぷり。また、クチョンが息を引き取る寸前、幻の中でソルランやソルヒと会話を交わす感動のシーンがあるのでお見逃しなく。ただし、編集によっては60話に収録されているかも。
■第60話
クチョンは、チンムからもらった数珠をソルランに渡し、その数珠の持ち主が家族のかたきであることを伝えると、息を引き取った。
ソルランは王宮に戻り、王族の事件を調査する闡庇司(チョンビサ)の職に就きたいと申し出る。ソルランが戻ってきたことで心がざわめくミョンノン。ソルヒもまたソルランが戻り、闡庇司の職に就いたことで嘘をついたと憤る。そんなソルヒにソルランは、両親を殺した犯人を捜し出すと告げる。
さっそく両親を殺害させた黒幕を探るソルランは、ミョンノンからチェファが襲われた時、チェファの夫(クチョン)が瀕死の状態ながら生き残っていたこと、刺客たちのモノと思われる着衣の切れ端を持っていたことを聞く。切れ端にはピムンの紋章である“獏”を真似た刺繍があり、ミョンノンの心には犯人の見当があったが、それを口にはできなかった。その後の調査でクチョンを襲った刺客の正体を探るソルランだったが、クチョンが残した数珠は王からチンムに贈られたものであることを知り、困惑する。
そんな中、武寧王は、自分に手紙を渡した男の正体が、チェファの夫であるクチョンだったと知る。
ソルヒを恨みながらも父クチョンの死を共に悼みたいと思うソルラン。自分の頼みでチンムが父を殺害させたことをまだ知らないソルヒ。哀れな姉妹にまた新たな悲しみが加わった。今回から官職についたソルランの髪型や衣装が変わる。調査のためにミョンノンを訊ねたソルランに、ミョンノンはどんな態度をとるのか?
貴重な瑠璃玉のペア数珠の片方をミョンノンではなくチンムは渡した武寧王に、父の愛が込められているのだが…。
ラピスラズリ
wikipediaより★豆知識:黒幕特定の重要なキーアイテムとなった数珠の素材である瑠璃玉は、ラピスラズリという天然石のこと。深い青色から藍色の宝石で、しばしば黄鉄鉱の粒を含んで夜空の様な輝きを持つ。人間同士のトラブルなどコミュニケーションの改善、頭脳を明晰化させる、強運を導くなど、世界で最初にパワーストーンとして認識された石と言われ、「最強の聖石」とも呼ばれている。9月の誕生石ともされている。
■第61話
王に手紙を渡したのがクチョンだと知ったヘ・ネスクは、スベクヒャン(ソルヒ)に揺さぶりをかける。その一方で、クチョンはペク・カを探らせるために自分が忍ばせたピムンだと明かしたヘ・ネスク。さらにクチョンの人柄にも言及したことで、王は手紙に書かれていることが真実だと確信。ヘ・ネスクに本物のスベクヒャンをひそかに探すように命じる。一方、ソルヒはヘ・ネスクの揺さぶりに、ソルランが王宮に留まっては危険だと、チンムにソルランを追い払うように頼む。だが、逆にチンムからソルランとの関係に疑いの目をもたれてしまう。
一方、ソルランは、事件当時キムンを訪れた武寧王にチンムも随行していたこと、チンムが配下の者を連れて狩りに出かけていたことを知る。これにより両親を殺した黒幕がチンムであるとの疑いを深めたソルランだったが、より確かな証拠を手に入れるため、チンムの屋敷を訪れる。そこでピムンの偽紋章を発見したソルランは、チンムが疑わしいことをミョンノンに告げるが、ミョンノンは兄弟同然に育ったチンムを疑うことに対して、慎重になっていた。
友と信じていたソルランが自分を探っていることを知り、激怒するチンム。焦ったチンムは、配下の刺客を遠くに逃がそうとするが、それを察知したミョンノンは、トルデたちを使って刺客たちを捕えた。調査のためにチンムに近づくソルラン。初めて会った時から気安かった二人。腹違いの実の兄妹だと知ったとき、どうなるのか…?今回は、一緒にゲームもするが、その時にチンムが1人の女性(ソルヒ)のことをどう話すのか?お聴き逃しなく。さて、作戦の一環でチンムの腹心の部下ウチを抱き込もうとするソルラン。果たしてウチはチンムを裏切るのか?それにしてもチンムの怒る姿は迫力満点。成り行きでミョンノンの執務室でうたた寝するソルラン。その時ミョンノンは?
■第62話
王女の侍女ナウンが生きているかもしれないと必死に探すテウン。その頃ヘ・ネスクは、当初よりスベクヒャン(ソルヒ)が偽物かもしれないと疑い、王女にピムンであるナウンを監視役につけていたことを白状。さらに王女の秘密を握ったというナウンが謎の失踪を遂げたこと明かした。部下を見捨てたとヘ・ネスクを恨んでいたテウンだったが、へ・ネスクが王にナウンのことを報告したことを聞き、ナウンについての調査をすべて報告。これを知った武寧王は、スベクヒャン(ソルヒ)を呼びナウンの行方を尋ねるが、真相は分からずじまいだった。
一方、チェファの侍女だったマックムを訪ねたスベクヒャン(ソルヒ)は、ヘ・ネスクが自分を陥れようとしていると訴えてマックムの同情を買い、協力を求める。
そんな中、王宮で民の訴えを審理する行事が開かれた。その場に現れたマックムは、ヘ・ネスクがペク・カを扇動して東城王を殺害させたと、武寧王に証言する。
今回「眈羅(タムナ)」という地名がでるが、これは今の済州島のこと(詳細はコチラ)。ソルヒ役のソウが主演したドラマ「タムナ~Love the Island」の舞台にもなった。今回は、すっかり成長したウネ王后の心優しき一面がたびたび見られる。一方、民の訴えを審理する場面では、寒いからと室内で行ったり、まるで現代の法医学のようにDNA鑑定を彷彿させたり。王の見事なお裁きにも注目。
さて、ラブラインでは、ソルランへの恋慕を断ち切るように武芸の練習をするミョンノンの姿。そしてそんなミョンノンを慕うソルランの心の声が悲しい。一方、チンムもスベクヒャン(ソルヒ)に愛の激白をするのでお聴き逃しなく。
■第63話
マックムを利用してヘ・ネスクを犯罪者に仕立てることは、彼を側近に置いた王にも東城王殺害の責任が負わされることになる。ひいてはミョンノンの太子としての立場も危うくなる。ソルヒの企みに、ついにソルランはソルヒを許さないと宣戦布告。
罪が暴かれることを恐れたヘ・ネスクが、チェファのことも殺した、と証言したマックム。自分が王女だと名乗れないソルランは、ソルヒもまた刺客たちを覚えているはずだと考え、ミョンノンに提案。それを受け、以前からチェファ殺害について調べを進めていたミョンノンは、捕らえていた刺客を、王女に引き合わせた。彼らを見た王女は、その者たちが母を殺した犯人だ、と証言。すると、ソルランは、彼らがチンムの部下であることを明かした。武寧王がチンムに問いただすと、チンムはチェファの殺害を認める。
東城王の肖像画の前、改めてチェファの殺害を問う武寧王に、自分が王女の母を殺害させたと答えるチンム。チンムの胸ぐらをつかみ、その理由を問う王に…。
武寧王のため、百済のためとはいえ「もっとも信頼を置く臣下が最も多く自分を欺いた」と嘆く王の心が辛い。愛する女人を殺害したのは、自分の息子だと知った時の武寧王の衝撃の大きさを慮れるのは、王が犯した許されない罪を知るホン内官だた一人のみ。「父の仇!」と恨み言いうわが子チンムに実父はどうするのか?
※今回紹介した回は、2015年5月2日発売のDVD-BOX4(第82話~108話の最終話)に収録されている。
■DVD-BOXリリース情報
BOX1(第01-27話収録) 2015.2.25(水)発売
BOX2(第28-54話収録) 2015.3.04(水)発売
BOX3(第55-81話収録) 2015.4.02(木)発売
BOX4(第82-108話収録) 2015.5.02(土)発売
※ノーカット完全版108話。BS朝日は72話編集で放送。
◇BS朝日「帝王の娘 スベクヒャン」番組公式サイト
2015.01.21スタート 月~金 8:58-10:00
◇「帝王の娘 スベクヒャン」公式サイト
【作品詳細】【「スベクヒャン」を2倍楽しむ】
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