伝説になった夜警隊!リンとトハの愛は?神弓と神笛~新しい王「夜警日誌」第23-最終回あらすじと予告動画
WOWOWプライムにて再放送中の切ない愛と戦いの韓国超大型ファンタジー、「夜警日誌」ついに龍神(イムギ)が復活しリン(チョン・イル)との死闘を繰り広げる!リンのために別れを決心したトハ(コ・ソンヒ)…平和が訪れた都でムソク(ユンホ/東方神起)が選んだ道は?第23話、24話(最終回)のあらすじと見どころを紹介、番組公式サイトでチョン・イルとユンホからのコメント動画が公開されている。
※詳しいあらすじを知りたくない方が、赤字の見どころだけを先に目を通し、あらすじは視聴後の確認用に。
【作品詳細】【「夜警日誌」を2倍楽しむ】
■キャスト⇒相関図(WOWOW)
イ・リン(月光大君)役:チョン・イル
ムソク役:ユンホ(東方神起)
ドハ/トハ役:コ・ソンヒ
パク・スリョン役:ソ・イェジ
チョ・サンホン(元夜警隊長)役:ユン・テヨン
サダム役:キム・ソンオ
モ・ヨンウォル(梅蘭房主人)役:ムン・ボリョン
キサン君(王)役:キム・フンス
■第23話「神弓と神笛」
王位に就こうとするパク・スジョン。リンは結界を利用し、パク・スジョンから御宝を奪還する。意識を取り戻したチョンス大妃の前に、守護鬼神のランイが現れ…。チョンス王妃は、駆けつけたキサン君にリンへの譲位を懇願する。
リンもまた大妃の部屋へ向かうが、そこへ御宝を狙うサダムが現われる。サダムの変わりように驚くリン。「龍神が目覚める日が近い」と告げるサダムは、大妃の命と引き換えに御宝を渡せと迫る。リンは御宝をサダムに差し出すが、大妃を救うことはできなかった。サダムも輝く御宝を手にすることができずに立ち去る。
パク・スジョンは邪術を使うリンとサダムがいずれ邪魔になると、大妃殺害犯として逮捕を命じる。だが、龍神昇天に向けて更なるパワーをためたサダムを捕えることはできず、逆にサダムはパク・スジョンの魂を抜き取ってしまう。
一方、夜警隊は龍神を倒せる唯一の武器、神弓を捜すことに。スリョンから神弓が昭格署にあると聞いたリンたちは神弓を取りに行くが、これはリンから御宝を取り上げるためにスリョンを利用した罠だった。神弓を手にし龍神を討ちに行ったすきにサダムは御宝を奪う。この御宝こそが神弓を消し去る武器でもあり、サダムが手にした御宝で神弓は消されてしまう。これで龍神を壊す手立てはなくなった。
次にサダムは、神母とマゴ族を人質にトハに龍神の生贄(いけにえ)になるように迫る。リンは諦めずに龍神を倒す方法を探し、ついに夜警日誌の中からその方法を見出す。蒼天塔では龍神の昇天式が執り行われ、邪気に憑かれた兵たちにより殺戮が行われていた。そんな中、トハが生贄にされようとしたその時…。
チョンス大妃からリンへの譲位を促されたキサン君。「なぜ、みんなリンばかりに目をかける…」キサン君の静かな涙が、幼いころからのリンへの劣等感と激しい嫉妬を物語る。
さて、ぐんと若返ったサダムに注目!そんなサダムに御宝を奪われ落ち込むリンを元気つけるのはランイ。気になるランイの正体だが、前半、大妃を元気づけるその姿こそがランイの正体なのでお見逃しなく。
トハを救うために蒼天塔に忍び込むリン、ムソク、そしてサンホン。お揃いの夜警隊の衣装に身を包んだ3人の雄姿に注目。
■第24話(最終回)「新しい王」
リンとムソク、サンホンは、生贄(いけにえ)として縄で縛られたトハを発見。その瞬間、覚醒した龍神(イムギ)の咆哮が聞こえる。四寅剣を抜き、ひと思いにリンの腹を刺すムソク。一部始終を見ていたトハは驚愕し、ムソクを責める。そんな中、龍神が蒼天塔に沿って空へと高く昇り始め、サダムは狂喜する。
一方、守護鬼神の3人は宮殿に横たえられたリンを見守っていた。肉体を離れたリンの魂は、龍神の本体を相手に死闘を繰り広げる。現実世界でも暴れる龍神のために蒼天塔が壊れ、ムソクとサンホンはサダムたちと激闘。トハの姿を認めた龍神がトハに襲い掛かろうとしたとき、リンが龍神を倒し、蒼天塔には静けさが戻る。
パク・スジョンは謀反の罪で流刑に、スリョンもまた奴婢として父に付き添うことに。キサン君は、再起を狙うサダムに脅され、結局自分は操り人形に過ぎないことを悟る。改めて自らの無能さを思い知ったキサン君は自害しようとするが、亡き大妃が救う。
再起を狙うサダムは、万物に癒しの力を与える“千年花”を盗み出させる。リンを救うために手伝うというトハの力を借り、“千年花”の力を全身に吸い取ろうとするサダム。だが、吸い取りすぎた力が毒となってサダムは倒れる。瀕死のサダムはトハの首に手をかけるが、駆けつけたリンの四寅剣に刺されて燃え尽きてしまう。
リンはサダム成敗をキサン君に報告。御宝を差し出し、法にそむいて夜警隊になった自らの罪を申し出る。キサン君はそんなリンに、「鬼神が見えるか?」と問い、「鬼神が見える者が真の王になれる」という言葉の真意を話し、リンへの譲位を口にする。そして「玉座とは権力の象徴ではなく、重い責務を担う座だ」という祖母・大妃の言葉を伝える。
リンが王位に就くと知ったリンは白頭山へ帰ることを決意。
キサン君は、晴れ晴れとした表情でムソクに別れと感謝を告げ宮廷を後にした。
新しい王となったリンは、ムソクを呼び出し、朝廷の綱紀を正すために、違法行為を監督する司憲府を任せたいと言うが、ムソクは官職に就く気はないとこれを断る。そして鬼神退治をする夜警隊として生きる道を選ぶ。邪教を嫌っていたムソクが夜警隊となることに驚きながらも、その意志を尊重するリン。ムソクは、トハが残した帯をリンに渡す。リンが愛の証に渡したその帯を手にトハを想うリン。そんなリンの前に守護鬼神たちが別れの挨拶を来る。ランイの「聖君になりなさい」という言葉に、やっとランイが誰なのか悟ったリンは涙を流す。
新王リンは犠牲者を悼み遺族には補償を与え、身分制度を撤廃、罪人を恩赦。新しい国づくりに乗り出す。
久々に宿を訪ねたリンは、オッメと所帯を持ち鍛冶屋として農具を作るサンホンと再会。ムソクも帰って来て、久々に3人が揃う。リンは、死神と三途の川で交わした約束通り、鬼神とのかかわりを絶つために夜警隊の活動に終止符を打つことを宣言。3人は、夜警隊の全てを封印し、夜警隊は伝説になった。
ムソクは長年の夢であった国境で外敵を防ぎ、民を守るために辺境へ向かった。スリョンは、恩赦された父パク・スジョンの面倒を見ながら、また恵民署で病人たちの世話をしていた。
そして、百頭山でリンを想うトハの前には王リンが現れ…。
なぜ、ムソクはリンを刺したのか?いったいそこにどんな作戦があるのか?お聴き逃しなく。最後に大暴れする龍神(イムギ)がなかなか迫力があるが、ムソク(ユンホ・東方神起)も最後にサダムの右腕ホジョ相手に、塀を使った華麗なアクションを見せるのでお楽しみに。
最終回でキサン君が語る「鬼神が見える者が真の王になれる」の本当の意味は何だったのか?これまで憑りつかれたような演技を通したキサン君の晴れ晴れとした表情や、初めて真の兄弟になったリンが向き合って大礼をするほほえましい姿などと一緒にをお見逃しなく。
もちろんリンも見せ場がいっぱい。王の大礼服をまとったチョン・イルはことのほか美しい。王の衣装については、【朝鮮王朝の豆知識 ◆王室の婚礼服】の項で紹介している。守護鬼神たちとの別れのシーンでちびっこランイとリンの逆転の幻も胸に迫る。
今回は他にも焔の中の狂気のサダムの最期や、パク・スジョンと太っちょ鬼神の別れのシーン、そしてちびっこランイら出演陣たちの渾身の演技がたくさん見られる。
龍神とサダムの最期は少々あっけなかったが、相変わらず色っぽいチョン・イルの流し目と、武骨な武漢役のユンの華麗なアクションに見惚れた本作。フュージョン時代劇にまたオススメの1作が増えた。
■スタッフ
演出:イ・ジュファン
「光と影」「朱蒙(チュモン)」、「屋根部屋のネコ」
脚本:ユ・ドンユン
「大王の夢」「大物」「王と私」「武人時代」「女人天下」
◇WOWOW「ドラマ一覧」番組公式サイト
2018.02.14-03.22 月~金 07:00-08:05 再放送
2015.04.17-07.10 毎・金19:30-22:00 2話連続
◇「夜警日誌」DVD公式サイト
【作品詳細】【「夜警日誌」を2倍楽しむ】
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