高校3年、雅志(菅田将暉)バイオリンとの決別!「ちゃんぽん食べたか」第6話あらすじと関連動画

2015年07月03日20時00分ドラマ

芸大受験を目指す雅志(菅田将暉)だったが一流のソリストになれないのでは…と思い悩みバイオリンとの決別を決意!そのことを両親に伝えようとするのだが…NHK総合4日(土)「ちゃんぽん食べたか」第6話はいつもより30分遅い夜10時30分より放送(再放送も時間変更あり)。NHKオンデマで見逃し配信中。

前回(第5話)でパンに釣られて学生運動(デモ)に参加した雅志(菅田将暉)たち。そもそもこのドラマで描かれた学生運動とは何かというと、1968年から69年にかけて、日本の各大学で学生たちが起こした運動。ベトナム戦争反対運動や、大学の学費値上げに反対する運動、そして全学共闘会議(全共闘)と呼ばれる運動形態に発展し、大学や学部の垣根を越え、ノンセクト・ラジカルと呼ばれる党派に属さない学生たちが大勢参加した。彼らは武装し、学内をバリケート封鎖するなどの強行手段によって自分達の主張を貫徹。学生たちの投石が機動隊員の頭部に直撃し死亡するなど、エスカレートしていった。劇中、雅志らが参加したデモも、そういった学生運動の一環で、当時は大学生だけはなく一部の浪人生や高校生にまで波及した。
1960年代後半から70年代初頭にかけ、このような学生運動やあさま山荘事件、三島由紀夫割腹自殺など、若者たちに多大な影響を及ぼすような事件が多数起きた激動の時代だった。

■前回のあらすじ
長崎の実家からの仕送りが滞っているため、毎日ひもじい思いをしている雅志(菅田将暉)は実家が米屋の菊田(泉澤祐希)の家でしょっちゅう夕飯をご馳走になる。そのお礼に、雅志は落語を一席披露するようになった。ところが菊田の父が入院することになり、雅志は食事にありつけなくなってしまった。そんな中、学生運動のデモに参加するとパンがもらえると聞きつけた樫山(間宮祥太朗)は、雅志、菊田、古田(本田奏太)を誘ってデモに参加。そのデモが機動隊と衝突して大混乱になり…危ういところを大学生に救われた。
雅志たちを救ったのは、自称「高等遊民」を名乗る太田(落合モトキ)ら裕福な家庭の学生たち。学生運動する若者たちをバカ扱いし「何をやっても変わらない。だったら何もしない方がいい」という太田に雅志は違和感を感じる。それを機に、雅志は自分の将来を真剣に考えるようになる。
一方、古田は父親から「お前は大学にいって普通に就職するべきだ」と言われ、音楽活動を否定される。苛立つ古田は雅志に「お前は恵まれた環境にいる。音楽やるために親がカネを出しているんだ。バイオリンやってるのになんでバンドもやってるんだ」と責める。雅志は言い返したいのだが、言葉が出なかった。

■第6話「母の涙」あらすじ
高校3年になった雅志(菅田将暉)は芸大進学を目指していたのだが、自分は本当に一流のバイオリン・ソリストになれるのか不安を抱えていた。もしなれなければ今までやって来たことが全て無になる…。思い悩んだ末、雅志はバイオリンと決別することを決意。夏休みに帰省し、そのことを両親に伝えようとするのだが…。

NHK総合7月4日(土)土曜ドラマ「ちゃんぽん食べたか」(全9話)第6話はいつもより30分遅い夜10時30分より放送。再放送も今までと時間が変わって17日(金)24時54分より放送。出演は菅田将暉、本郷奏多、間宮祥太朗、泉澤祐希、森川葵、豊原功補、山西惇、岡田義徳、中村優子、阿南健治、熊谷真実、西田尚美、遠藤憲一ほか。NHKオンデマンドにて見逃し配信中。

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