“意外なコラボ”が新商品を作る!全日空とトヨタがタッグ!空港人気菓子の仕掛け人って?「ガイアの夜明け」関連動画

2015年08月18日12時01分政治・経済
(C)テレビ東京

日本人の座り心地を追求したシートをめざし、全日空が自動車用シートを作ってきた日本のメーカーとコラボ!一方、北海道の空の土産菓子を変えた男がいる!メーカーの常識を覆すアイデアでヒット商品を連発する秘密とは?8月18日(火)テレビ東京の経済ドキュメンタリー番組「ガイアの夜明け」は意外なコラボによって、これまでにない商品を生み出す現場を追う!番組公式サイトから以ヶ月無料の見逃し配信をしている。

今年4月に全日空が開いた記者会見で、国内線エコノミークラス用に開発された新しいシートがお披露目された。登場したのはスキージャンプの高梨沙羅選手。身長152センチの小柄な彼女が、「体全体が包まれた感じで、腰もしっかり支えられている。一番驚いたのは、足が床に着くこと」と座り心地をアピール。実は航空機用シートの市場は、これまで欧米メーカーの3社がほぼ独占してきた。そのため、主に欧米人の体型に合わせて作られていたという。そこで、全日空は日本のメーカーとタッグを組み、日本人の体型に合わせたシートの開発に乗り出すことにしたのだ。相手は「トヨタ紡織」という自動車部品メーカー。特に自動車シートでは、トヨタ車の8割を生産。コンパクトカーから高級車、レース用まで、さまざまなシートを開発してきた。そうした自動車で培ってきた技術を、航空機シートに生かそうというのだ。全日空とトヨタ紡織がタッグを組み、3年間かけて開発した航空機シート。今年5月の初フライトまでの舞台裏を追った。

一方、北海道の空の玄関口、新千歳空港の土産売り場では、これまで「白い恋人」や「六花亭のバターサンド」などが定番の人気商品だったが、最近、「Oh!焼きとうきび」「カリカリまだある?」といった、聞きなれない名前の菓子が大人気となっている。それらを作っているのは、「YOSHIMI」という会社。

YOSHIMIは北海道を中心に、洋食レストランやカフェなどの飲食店を17店舗運営している。社長でありオーナーシェフが、勝山良美さん、64歳。空港の人気菓子の仕掛け人である。勝山さんは6年前、ある菓子メーカーと初めてコラボして開発した商品を売り出したところ、大ヒット。その噂を聞きつけて、さまざまな菓子メーカーが勝山さんのもとに殺到。カルビーのような大手まで、勝山さんとコラボ商品を売り出すことになった。シェフとしての勝山さんの発想によって、菓子メーカーの“常識”を超えた商品を作れるのが魅力だという。いまでは日本ハムが勝山さんと組んでウインナーを発売するなど、菓子以外にもコラボが広がっている。今年、勝山さんは初めて羽田空港で商品を売り出そうとしていた。2020年の東京オリンピックに向けて、海外の人にも食べてもらいたいからだという。そのために、勝山さんは新商品の開発を始めた。コラボの相手は、九州にあるパンメーカー。一体、どんな商品を作ろうというのか?

【案内人】江口洋介
【ナレーター】杉本哲太
【テーマ曲】
◆オープニング曲
 「鼓動~ガイアの夜明け」(作曲/岸利至)
◆エンディング曲
 「夜空の花」(作曲/新井誠志)
【放送日時】
2015年8月18日(火)22:00~22:54
【同時放送】
TX・TVO・TVA・TSC・TVh・TVQ 

テレ東「ガイアの夜明け」番組公式サイト
「BUSINESS ON DEMANDO」(見逃し配信)