10/18スタート 池井戸潤×阿部寛 TBS「下町ロケット」吉川晃司、真矢ミキら追加キャスト発表!予告動画公開
池井戸潤原作の直木賞作品を阿部寛主演によりドラマ化する「下町ロケット」は秋ドラマ最注目タイトル!10月18日(日)夜9時からのTBS日曜劇場枠にて放送されるが、吉川晃司、真矢ミキ、立川談春らが追加キャストとして発表され、待望の予告動画も番組公式サイトで公開された。
映画『テルマエ・ロマエ』の大ヒットなど今や主演男優の一人として活躍する阿部が、再び日曜劇場に戻ってきた。日曜劇場は1956年の放送開始以来、半世紀以上もの長い歴史を持つ民法ドラマ枠として親しまれてきている。「時間ですよ」(1965)、「サラリーマン金太郎」(1999)シリーズ、「JIN-仁-」(2009)、「半沢直樹」(2013)、「天皇の料理番」(2015)などのヒットタイトルを生み出し、阿部は2010年に同枠にて放送の東野圭吾原作「新参者」シリーズの主演として登場している。
第一弾キャストとして発表された土屋太鳳、杉良太郎らに加え、9月17日には追加キャストとして吉川晃司、真矢ミキ、立川談春、恵俊彰、倍賞美津子らの出演も発表された。吉川が演じるのは阿部扮する佃航平が社長を務める「佃製作所」のライバルとなる大企業「帝国重工」の財前部長。今年50歳になった吉川は年齢的にも阿部の一歳年下とほぼ同世代、彼らを古くから知る世代にとってはアイドル出身VSモデル出身の芸能人の役者対決として見ても楽しめるのではないだろうか。同局で昼の顔としておなじみの恵は弁護士役で登場、取材では「ひるおび!」で共演する八代弁護士を参考にしているなどとも語っており、恵の繰り出す小ネタにも期待が持てそうだ。
立川は銀行から佃製作所に出向してきた経理部長を演じる。昨年4月期の池井戸潤原作の同枠の「ルーズヴェルト・ゲーム」では“顔芸”で主人公を苦しめたが、本作ではどんな演技を見せてくれるのか楽しみだ。
近年、日本の中小企業の技術力をバラエティ番組化する「ほこ×たて」(フジテレビ)や「超絶 凄ワザ! 」(NHK)などの人気もあって更なる注目が高まる業界だけに、ドラマ発信の新たなブームも待ち望まれる。
■あらすじ
佃航平(阿部寛)は、元宇宙科学開発機構の研究員で、現在は父親が遺した下町の工場で経営者として第二の人生を送っている。年頃の娘・利菜(土屋太鳳)との仲は多少ギスギスしているものの、経営は順調で次第に業績を上げていく佃製作所。しかし、あきらめきれない自分の夢であるロケットエンジンの開発に力を入れすぎ、少しずつ業績は下降気味に。
ある日、大手取引先の京浜マシナリーから突然取引中止を宣告されてしまう。資金繰りに窮した佃は、天才資金確保に奔走する。そんな中、今度はライバル会社のナカシマ工業から特許侵害で訴えられてしまう。清廉潔白の佃製作所だが、大手企業から訴えられるという事実により評判は地に堕ちてしまう。そして、銀行からの融資も絶望的な状態に。
そんな中、日本を代表する大企業・帝国重工から佃製作所の持つ特許を20億円で買い取りたいとの話が持ち上がる。多額の負債を抱える佃製作所にとっては喉から手が出るほど欲しい金。だが、その特許には佃の夢が詰まっている。経営者として、多数の社員の生活を抱える社長として、佃の出す結論とは…?
TBS日曜劇場「下町ロケット」は10月18日(日)よる9時スタート。予告動画は番組公式サイトトップページで視聴できる。
また、10月から朝日新聞朝刊の広告特集にて「下町ロケット2」がスタート。ドラマは全10話の予定で前半が「下町ロケット」の内容をもとにし、後半は「下町ロケット2」が原作となる。11月下旬からはドラマと新聞連載が同時進行する異例の試みとなるのでお楽しみ。
◇TBS10月18日スタート日曜劇場「下町ロケット」番組公式サイト
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