チョコレートが突然死を防ぐ?19日「主治医が見つかる診療所」芸能人のコレステロールSP !予告動画

2015年10月18日18時34分暮らしと文化
(C)テレビ東京

明日10月19日(月)テレビ東京系で放送の医療バラエティ「主治医が見つかる診療所」は、2時間スペシャルで、近年明らかになったコレステロールの新事実を紹介していく!また、コレステロールに不安を持つ芸能人の血液検査を実施、それぞれの結果を番組主治医が解説していく!番組公式サイトで予告動画が公開されている。

コレステロールは、私たちの細胞を構成する細胞膜を形成する主要な材料となる、生きていくうえで欠かせない「脂質」の一種。食物から摂ったり、肝臓で合成され、1日に必要とされる量は、1,000~1,500mgといわれている。
よく耳にする「善玉・悪玉」とは、コレステロールの役割と影響によって分けて考えられたもの。悪玉コレステロールと言われるLDLコレステロールは、体の各所に必要なコレステロールを血流に乗って運ぶ役割。生きていくのに欠かせない役割を担っているが、運びすぎると血管内壁にへばりついて動脈硬化の原因となり、動脈硬化は、心筋梗塞、狭心症や脳梗塞のリスクを高める。
一方、善玉コレステロールと言われるHDLコレステロールは、余ったコレステロールを運び出す役割を担う。つまり、体に悪影響を与える量のコレステロールを細胞壁から運び出してくれるのだ。

近年、カカオ含有量72%のチョコレート、25gを毎日食べると、善玉コレステロール値が改善するということが分かった。実験により、チョコレートに含まれる「カカオポリフェノール」が善玉コレステロールを増加させる可能性があるというのだ。この新事実の他にも、効果的にコレステロール値を改善させ、健康になるための方法を探る。

また、スタジオに登場した柴田理恵、モト冬樹、藤田朋子、木下隆行(TKO)らゲストの血液検査を実施。「悪玉コレステロール」の数値は、4人全員が基準値内。だが、基準値内でも命に関わる病気を発症してしまうことがあるという。
80代のある男性は、普段から健康に気をつかい、コレステロール値も基準値内だった。しかし、5年前に突然心筋梗塞を発症した。問題は悪玉コレステロール値を善玉コレステロール値で割った数値「LH比」にあった。基準値は2.0以下で、それを超えると動脈硬化を起こしやすくなる。この男性のLH比は2.47だった。

酸化悪玉コレステロールは、酸化=錆びたコレステロールと考えられ、老化や喫煙、脂っこい食事や激しい運動などによって発生し、動脈硬化を引き起こす。
今回の取材では、悪玉コレステロール値が基準値内でも酸化悪玉コレステロール値が高く、心臓の血管が半分以上詰まっている人もいた。

ゲストの中にも、LH比が基準値以上だったのが2人いることが発覚!彼らの食生活を丸裸にして、健康のために改善しなければならない点を番組主治医が解説する。

テレ東「主治医が見つかる診療所」番組公式サイト