いよいよ明治時代に入り、次週はあさ（波瑠）が新しい商売として石炭に目をつけ、正吉（近藤正臣）と共に加野屋は新商売に乗り出すことに！一方、姉のはつ（宮﨑あおい）が嫁いだ山王寺屋は一家で夜逃げ、悲惨な生活が続く…第5週の10月26日（月）～10月31日（土）「お姉ちゃんに笑顔を」のあらすじと見どころをご紹介！ドラマ番組公式サイトに予告動画が公開、NHKオンデマンドで見逃し配信中。

前回見逃した方はコチラで詳しいあらすじを紹介⇒各話詳細あらすじ

第5週は、新次郎の母・よのが「新次郎が霞んでしまう」と太鼓判（？）を押した五代才助役のディーン・フジオカが本格的に登場する。
五代才助（後の五大友厚）は、薩摩藩士で明治維新の後、大阪経済を立て直すために、商工業の組織化、信用秩序の再構築を図った人物。彼の残した大仕事が「大阪商工会議所」だ。劇中ではあさの怒りに、五代が大坂のために何かをしたいと奮闘し「カンパニー構想」を打ち出す。
ところで、第4週で、五代と酒を酌み交わしていた大久保一蔵（後の大久保利通）も大阪のために奮闘した人物。大久保は因習の京都を離れて、交通の開けた大坂遷都を提案した人物。結局実現はしなかったが、当時、現大阪市長の橋下徹氏が生きていたらどうしただろうか？と、今朝の「新党『おおさか維新の会』を結成、『法律顧問』として新党に関わる考えを示した」というニュースを読んで、ふと考えた。ちなみに、大久保利通役を演じたイケメン俳優は柏原収史（36歳）。実兄は俳優・柏原崇。それにしても、今回の朝ドラにはイケメンアラサー（30代）の登場が多く、朝から目の保養になる。

とまれ、第5週はそんな激変する世の中で、あさが五代のおかげで新しい商売を見つけ希望に燃える。そしてそんな妹と正反対の姉・はつの悲惨な暮らしも描かれる。あさは、昔取った杵柄の「そろばん」や「相撲」が大いに役に立ったが、はつの得意は？
また、第10話で、あさに頼まれて新次郎が惣兵衛に会いに行ったシーンを覚えておいでだろうか？忘れた方は第2週の詳しいあらすじでご確認を。
それにしても前朝ドラ「まれ」に続いて「あさが来た」も夜逃げ…。どんどん差が開く姉妹の生活に、「どうぞはつの笑顔が一日も早く見られるように」と、演じた宮﨑の余りの好演ぶりに、そう願わずにはいられない。

■キャスト（　）は原作役名⇒相関図（NHK）
今井あさ役（浅子）：波瑠／鈴木梨央
姉・はつ（春）：宮﨑あおい／守殿愛生
白岡新次郎（広岡新五郎）役：玉木宏
眉山惣兵衛（大眉五兵衛）役：柄本佑
五大友厚（五大友厚）役：ディーン・フジオカ
うめ役：友近
ふゆ役：清原果耶

【第5週（10/26-31）】
■第25話（月）
幕末から明治へ、時代の変わり目に訪れた危機。あさ(波瑠)の活躍で玉利家から借金できた加野屋は何とか乗り越えた。だが、姉のはつ(宮﨑あおい)が嫁いだ山王寺屋はつぶれてしまい、一家は夜逃げして行方不明に。
何か新しい商いをはじめたいと思うあさ。新次郎(玉木宏)が、ふと新しい商いの話を始める。その商いとは…。そして、はつの行方は…。

■第26話（火）
あさ(波瑠)は姉のはつ(宮﨑あおい)たちの居場所を突き止めるが、貧乏長屋に暮らすはつに追い返されてしまう。何とか力になろうとするあさだが、はつたちは再び姿を消してしまう。そんな中、加野屋を新政府の役人となった五代才助(ディーン・フジオカ)が訪れる。大坂発展のために、あさの力を借りにきた五代だったが…。
その頃、逃げ続ける山王寺屋の家族にある出来事が…。

■第27話（水）
借金取りに追われ、再び姿を消したはつ(宮﨑あおい)たち。そんな中でも菊（萬田久子）はわがまま邦題で、ついに惣兵衛（柄本佑）は…。
一方、あさ(波瑠)は、五代才助(ディーン・フジオカ)から、つまらん女になったと言われ、大坂の両替屋が傾いたのは、全ては新政府のせいだと訴える。新次郎(玉木宏)はあぜんとする。しかしそのあさを五代はほめ称え、あさに大坂商人の集まりに顔を出すように勧める。いつもフラフラしている新次郎だが、あさのためにはつをさがし、ついにはつを探し出すが…。

■第28話（木）
新次郎(玉木宏)は、いなくなっていたはつ(宮崎あおい)を探しあてる。はつは、あさ(波瑠)には絶対居場所を言わないで欲しいと新次郎に頼む。その頃、あさは大坂商人たちの寄合で、五代才助(ディーン・フジオカ)の「カンパニー構想」を聞き感心する。
その頃、京都の母・梨江(寺島しのぶ)から、あさの実家の今井家が新政府の仕事のため、東京へ行くという文が届く。そしてあさも、いよいよ新しい商いへと動き始める。

■第29話（金）
石炭で動く“鉄道”という乗り物が東京でも運行を始めると聞きつけたあさ(波瑠)は、新しい商いに石炭を掘る炭坑経営を考え始めた。あさは新次郎(玉木宏)の知人に会うため、三味線の師匠の美和(野々すみ花)の家に出かけて行く。美和に少し嫉妬しているあさは、ふと新次郎の着物を見て、縫い目が自分が繕ったものではないことに気付く。新次郎は、袖を縫った女性に会いに行こうとあさを連れ出す。あさと新次郎が向かった先には…。

■第30話（土）
五代才助(ディーン・フジオカ)の新しい商いの組織、「カンパニー構想」に賛同することを決めた正吉(近藤正臣)とあさ(波瑠)。そしてあさの思いは、日増しに石炭へ向う。九州の炭坑へ行ってみたいと言うあさを、新次郎(玉木宏)は珍しく叱り反対する。すると五代に相談を持ちかけるあさ。しかしその時、五代は政府から横浜への異動が命じられる。
一方、はつ(宮﨑あおい)は…。

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■キャスト
ヒロイン･あさ 役：波瑠
あさの許嫁･新次郎 役：玉木宏
あさの母･今井梨江 役：寺島しのぶ
あさの父、京都の豪商･今井家の当主･今井忠興 役：升毅
新次郎の父、両替屋「加野屋」の当主･白岡正吉 役：近藤正臣
あさの姉･今井はつ 役：宮﨑あおい

■スタッフ
原案：古川智映子「小説 土佐堀川」
脚本：大森美香
音楽：林 ゆうき
演出：西谷真一、新田真三、佐々木善春
プロデューサー：福岡利武、熊野律時
制作統括：佐野元彦

■放送予定
平成27年9月28日(月)～平成28年4月2日(土)　＜全156回＞

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