新春、東京銀座・東劇にてシネマ歌舞伎『二人藤娘/日本振袖始』『連獅子/らくだ』上映!予告動画

2015年12月26日12時00分映画

2016年新春に相応しい華やかな演目がシネマ歌舞伎として上映!東京・銀座の東劇にて『二人藤娘/日本振袖始』と『連獅子/らくだ』を1/1(金・祝)から1/15(金)まで上映!山田洋次監督による中村家3人そろった『連獅子』を見られるのはシネマ歌舞伎だけ!予告動画はシネマ歌舞伎公式サイトにて公開。

歌舞伎を手軽に、お安く見られるとして人気の「シネマ歌舞伎」。2016年も引きつづき、見応えのある演目を〈月イチ歌舞伎〉として上映すると松竹から発表があった。もちろん、歌舞伎は歌舞伎座など劇場に行って生の公演を見るのが一番だが、シネマ歌舞伎ならではの楽しみ方もある。客席からはけっして見ることのできないアングル、役者の顔のアップはシネマ歌舞伎だからこそ味わえる楽しさ。「歌舞伎に興味はあるけれど、敷居が高いから…」とか「あの演目、見に行きたかったけれど行かれなかった」という方にはオススメである。

■『二人藤娘/日本振袖始』
平成26年3月、新歌舞伎座開場杮葺落(こけらおとし)公演で上演された2演目。『二人藤娘』は人間国宝・坂東玉三郎と中村七之助が“藤の精”を艶やかに演じた舞踊演目。『日本振袖始』は古事記・日本書紀に書かれた出雲の八岐大蛇(やまたのおろち)伝説をベースに、日本のシェイクスピア・近松門左衛門が書き上げた作品。主演の坂東玉三郎が恐ろし大蛇に変身する。
松竹シネマ歌舞伎『二人藤娘/日本振袖始』

■『連獅子/らくだ』
『連獅子』は河竹黙阿弥による歌舞伎舞踊で、数ある舞踊の中でも特に人気がある演目。シネマ歌舞伎で上映されるのは2007年10月、新橋演舞場で上演された中村屋(勘三郎・勘九郎・七之助)3人出演のもの。監督は『男はつらいよ』でお馴染みの山田洋次監督。本作は、山田監督の意向により、舞台上に設置したカメラで撮影。客席からでは見ることのできない迫力ある映像となっている。そしてなによりも、中村勘三郎、勘九郎、七之助親子の『連獅子』が見れるのは、もうシネマ歌舞伎だけなのだ。
落語でお馴染みの『らくだ』を歌舞伎で上演。フグに当たって死んだ“らくだ”の弔いをするために、屑買いの久六がらくだの兄貴分、半次に次々と難題を押しつけられるのだが…歌舞伎初心者にもわかりやすい、コミカルな物語。今は亡き、中村勘三郎、坂東三津五郎コンビが出演。
松竹シネマ歌舞伎『連獅子/らくだ』

月イチ歌舞伎・松竹シネマ歌舞伎2016年1月1日(金・祝)から15日(金)まで、東京・銀座の東劇にて『二人藤娘/日本振袖始』と『連獅子/らくだ』を上映。料金ならびに上映スケジュールは、シネマ歌舞伎公式サイトを参照。各演目の予告動画はシネマ歌舞伎公式サイトにて視聴できる。

松竹シネマ歌舞伎公式サイト