「富士ファミリー」には鷹子（薬師丸ひろ子）、ナスミ（小泉今日子）、月美（ミムラ）3姉妹がいた。6年前、ナスミは病気で他界。ある日、同居している笑子バアさん（片桐はいり）の前にナスミの幽霊が表れた！ドラマ史上初！？マツコロイドも出演！NHK総合2日（土）夜9時より「富士ファミリー」予告動画は番組公式サイトで公開。

薬師丸ひろ子×小泉今日子×ミムラが三姉妹という設定だけで、ワクワクしてくるドラマである。夫婦二人三脚で脚本を執筆する木皿泉作、これはもう間違いなく面白い！　主要キャラのナスミ（小泉今日子）は幽霊として登場。ナスミが見えるのは、同居している笑子バアさん（片桐はいり）だけ。特殊メイク（？）で見事なバアさんになっている片桐はいりの怪演に注目。さらにドラマ史上初！？アンドロイドが出演。他局の番組で話題になった、マツコ・デラックスのアンドロイド、マツコロイドが出演するのには驚きだ。若干、NHKのなりふり構わず的な要素が見え隠れするが、お目出度いお正月だから、それもまたよし！

物語の舞台となる小国家には、長女・鷹子（薬師丸ひろ子）のほか、ナスミの元夫・日出男（吉岡秀隆）、コンビニ「富士ファミリー」で働くカスミ（中村ゆりか）、そして笑子バアさんが同居。家族だけれど血の繋がりがない他人同士。脚本を書いた木皿泉は、かつてのホームドラマのような世界観はもう残っていない。しかし、誰もがどこかで「家族」を求めている、心の中に留めている…それは日本人の富士山に対する思いと同じじゃないか…というところから、このドラマのテーマが決まったとのこと。血の繋がった者同士も「家族」を演じている昨今、だったら始めから他人同士が家族になっていいんじゃないか、と木皿泉は語っている。

お正月、家族そろって楽しめるホームドラマ「富士ファミリー」。私たち視聴者に、もう一度「家族」の在り方を問いかけてくれる作品ではないだろうか。

■あらすじ
富士山のふもとにある、いまにもつぶれそうなコンビニ「富士ファミリー」には、近所で評判の美人3姉妹、長女・小国鷹子「（薬師丸ひろ子）、次女・ナスミ（小泉今日子）、三女・月美（ミムラ）がいた。早くに両親を亡くし、一家の大黒柱になった鷹子、6年前ナスミは病気で他界、月美は早々に嫁いで家を出て1児の母となっていた。そんなある日、小国家に同居している笑子バアさん（片桐はいり）に死んだはずのナスミの姿が見えた！幽霊になって戻ってきたナスミは、笑子バアさんにあるメモを見つけて欲しいと頼む。件のメモには「ケーキ」「懐中電灯」「四葉のクローバー」「光太郎」…と7つの言葉がナスミの字で書かれていた。このメモがきっかけで…。

NHK総合1月2日（土）夜9時より「富士ファミリー」を放送。脚本は「野ブタ。をプロデュース」（日本テレビ）「昨日のカレー、明日のパン」（NHK）を手がけた木皿泉。出演は薬師丸ひろ子、小泉今日子、ミムラ、片桐はいり、中村ゆりか、細田義彦、仲里依紗、深水元基、小倉一郎、マキタスポーツ、高橋克実、マツコロイドほか。予告動画は番組公式サイトにて視聴できる。

◇NHK総合1月2日（土）放送「富士ファミリー」番組公式サイト
◇NHK総合1月2日（土）放送「富士ファミリー」出演者会見動画（NHK_PR）