これでホントにサヨウナラ『さらば あぶない刑事』30日舘&柴田舞台挨拶@丸の内東映リポートと関連動画

2016年01月31日18時16分映画

初日観客動員10万人突破!30日『さらば あぶない刑事』の舞台挨拶が初日に横浜、新宿、銀座で開催!銀座の丸の内東映では舘ひろし、柴田恭兵、浅野温子、仲村トオルのほか木の実ナナ、ベンガル、村川透監督らも参加!観客、出演者ともに涙のフィナーレ!そしてタカとユージがニュージーランドへ!?関連動画はYouTubeで公開。

30日(土)、全国252館で封切られたシリーズ完結版『さらば あぶない刑事』。配給元の東映発表では、前売り券だけで6万5000枚を突破し、初日観客動員が10万人を突破した。2000年以降、東映配給の実写映画過去最高記録を樹立、興行収入は30億円を突破するとみられ、シリーズ完結編がシリーズ最大のヒットとなりそうだ。

公開初日の30日、タカ(舘ひろし)とユージ(柴田恭兵)、薫(浅野温子)、トオル(仲村トオル)は朝から大忙し。横浜ブルク13を皮切りに、新宿バルト9(2回)、丸の内東映の計4回の舞台挨拶を行った。特にあぶ刑事ファンにとって聖地ともいえる東映本社ビル内にある丸の内東映には、タカ、ユージ、薫、トオルの4人のほかに、松村(課長)役の木の実ナナ、落としのナカさん約のベンガル、瞳ちゃん役の長谷部香苗、岸本役の伊藤洋三郎、タカのフィアンセ・夏海役の菜々緒、そして村川透監督も壇上に上がった。

丸の内東映前には、タカとユージになりきったファンが大勢押し寄せ、中には劇中タカとユージが乗車していた覆面パトカーと同じ車種で駆けつける熱狂的なファンもいた。13時30分上映の回終了後、壇上には「さらばあぶない刑事 30年間ありがとう。」という大壇膜が登場。ファンはそれだけで歓声をあげる。そして待ちに待った出演者が壇上にあがり、客席のテンションはマックスに…。

ユージ役の柴田恭兵は「アンコールがあれば…」と続編製作あり!?と一瞬思わせたが、その後「夢で会いましょう…」の言葉でしめくくった。さらに三代目 J Soul Brothersのランニングマンを披露し、ファンを喜ばせた。

木の実ナナは終始涙を流し、コメントを求められても言葉につまった。そんな木の実ナナに舘ひろしは「泣かないで…」とワンフレーズを歌って笑いをとり、木の実ナナをリラックスさせた。

壇上には、映画公式サイトで募集された、ファンからのコメントで敷き詰められたボードが公開され、出演者はそれらを丁寧に読み、涙ぐんでいた。30年という長い間、ファンに支えられたと感謝の言葉を述べる舘ひろしと柴田恭兵に、観客からは盛大な拍手が送られた。

劇場には多くのマスコミが押し寄せ、スチール撮影、ムービー撮影が行われた。壇上に上がっていた人数が多かったせいもあるが、舞台挨拶は45分以上かかり、ファンはそれだけ長くタカとユージの姿を目に焼きつけることができた。
これで本当に、本当に…タカとユージの姿を見ることがないかと思うと、涙するファンも多くいた。

劇場では多数の公式グッズも販売されていた。訪れた観客の多くがグッズ購入希望者で上映前に長蛇の列ができたのだが、ほとんどのグッズが即完売。多くの人はパンフレットぐらいしか購入できないほどだった。クリアファイルの再販は予定されているようだが、それ以外のグッズは売り切れゴメンという状態。東映側もファン心理を煽るような宣伝をしていたのだから、グッズの生産数にも余裕を持たせてほしかった。

ダンディー鷹山、セクシー大下のファンといえば女性が多いと思われるかもしれないが、「あぶない刑事」は比較的男性ファンが多い。舞台挨拶当日も、客性は6対4ぐらいの割合で男性ファンが多かった。タカとユージは、女性ファンはもちろんのこと、男が惚れる理想の男なのだろう。現在公開中『さらば あぶない刑事』は、「あぶない刑事マガジン」でファンになった若い世代や、リアルタイムでドラマを見ていた古参ファンまで、十分満足できる内容となっている。

驚くことに『さらば あぶない刑事』は、横浜だけではなくニュージーランド・ロケも行われていた。その理由を知りたい方はぜひ、劇場に足を運んでいただきたい。

1月30日(土)全国ロードショー『さらば あぶない刑事』。出演は舘ひろし、柴田恭兵、浅野温子、仲村トオルほか。実は本作はニュージーランド航空がタイアップしている。YouTubeにてスペシャルムービーを公開中。タカ&ユージ、というよりはプライベートな舘ひろしと柴田恭兵の姿を見ることができる。

『さらば あぶない刑事』映画公式サイト
ニュージーランド航空『さらば あぶない刑事』キャンペーン動画(YouTube)