美和(水川あさみ)がゲスすぎる!とネットで話題 12日「わたしを離さないで」第5話あらすじと予告動画
クローン人間の恭子(綾瀬はるか)美和(水川あさみ)友彦(三浦春馬)は自分達のルーツ(オリジナル)がいると信じ、自らの出生の秘密を知ろうとするのだが…ハウンドドッグのボーカル、大友康平がゲスト出演!TBS 12日(金)夜10時「わたしを離さないで」第5話を放送!予告動画は番組公式サイトで公開。
5日放送から始まった第2章。ここから物語は一気にエグくなってきた。幼い頃から塀の中で生きてきた恭子(綾瀬はるか)たちにとって、コテージとはいえ、外の世界に出て初めて知ることがたくさんあった。その中で、彼らが自らの体で知ったのが「性」。3年という短い自由の時間を満喫するために、彼らは誰かを愛したり、愛されたりを繰り返す。複数人の若い男女が、一つ屋根の下で暮らせば、男女の関係になるのに時間はかからない。性欲におぼれる若者達を蔑んだ目で見ていた恭子も、最後は孤独に耐えられず…。
恭子の孤独を一層深めていったのは、美和(水川あさみ)だった。ワザと恭子に見せつけるように友彦(三浦春馬)とイチャついたり、キスマークを見せて恭子を追い詰める。その一方で、恭子がいなくなってしまうかも、と怯え理性を失いヒステリーを起こす。愛情と憎悪は紙一重…恭子と美和を見ていると、そんな言葉を思い浮かべてしまう。美和は恭子に見せつけるために友彦との関係を続けていたのだろう。友彦は、そんな美和の感情をどこまで理解していたのか…いや、何も分かっていなかったのだろう。その友彦の無知さが、恭子をより一層苦しめていたのではないだろうか。
こんな複雑な人間関係を描いたドラマは、近年あっただろうか。さすがカズオ・イシグロ原作なだけあって、奥が深い。美和の悪意を知りつつ、3人の共同生活を続ける恭子のドMっぷりも深すぎる。3人の関係がどう変わっていくのか、これからの展開がますます見逃せなくなってきた。
【番宣情報】
2月14日(日)夜10時より放送「林先生が驚く 初耳学!」に美和役の水川あさみが出演。
■前回のあらすじ
“コテージ”での新たな生活が始まった恭子(綾瀬はるか)、友彦(三浦春馬)、そして美和(水川あさみ)。そこには、彼らと同じ【提供者】となる若者たちが暮らしていた。浩介(井上芳雄)、あぐり(白羽ゆり)ら先輩から【介護人】のことを聞く3人。【提供者】は身体の一部がなくなり、不自由な生活を強いられる。【介護人】は心身共に彼らのケアをしなくてはならない。【介護人】になるまでの3年という限られた、そして最後の自由な時間を満喫するため、若者たちは性に溺れていった。美和は恭子に友彦との肉体関係を見せつけ、恭子は自分の殻に閉じこもるようになった。そんなある日、真実(中井ノエミ)から恭子に手紙が届く。真実が住むコテージを訪ねると、そこは恭子たちが住む環境とはまるで異なっていた。誰もが意欲的な生活を送り、さらに自分達の人権を主張し提供することを拒否する運動を行っていた。真実は恭子に参加するよう促すのだが、結局恭子は美和のもとへ帰ってきた。人として誰かを愛し、そして愛されたいという欲求がマックスになった恭子は、浩介の部屋へ行き「このまま1人で終わるなんてイヤ…」と言い、浩介に身を委ねた…。
■第5話あらすじ
コテージで孤立していた恭子(綾瀬はるか)は浩介(井上芳雄)のおかげで穏やかな生活を送ることができた。しかしその幸せも長くは続かない…浩介は介護人になるためコテージを去り、恭子は再び1人になってしまった。そんな中、美和(水川あさみ)は自分の“ルーツ”がいるんじゃないかと悩み、その人にどうしても会いたいという欲求が抑えられなかった。そして恭子、友彦(三浦春馬)とともに“ルーツ”を探しに行くのだが…
TBS 2016年2月12日(金)夜10時より「わたしを離さないで」第5話を放送。大ベストセラー作家カズオ・イシグロの衝撃作を実写ドラマ化。主演は綾瀬はるか×三浦春馬×水川あさみ、共演は井上芳雄、白羽ゆり、馬場園梓、中井ノエミ、真飛聖、伊藤歩、麻生祐未ほか。番組公式Twetterアカウントは「@NLMG_tbs」。第5話予告動画は番組公式サイトにて視聴できる。「TBS FREE by TBSオンデマンド」ならびに「TVer」にて無料見逃し配信中。
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◇TBS 「わたしを離さないで」番組公式サイト