とと姉ちゃん(高畑充希)始動!かか=母(木村多江)が妾に?「とと姉ちゃん」第2週詳しいあらすじと見どころ、予告動画

2016年04月16日09時00分ドラマ
(C)NHK

両親を早くに亡くしたことで、今の幸せがいつまで続くか不安だった竹蔵(西島秀俊)は、ありったけの愛で家族と過ごす時間を大切にしていたが、過労から結核を患い亡くなってしまった…時は流れて4年後、高畑充希が本格登場!いよいよ“とと姉ちゃん”の活躍が始まる!新NHK連続テレビ小説(朝ドラ)「とと姉ちゃん」(4/11~16)第2週「常子、妹のために恥じる」のあらすじを紹介!予告動画は番組公式サイトで公開している。NHKオンデマンドで見逃し配信している。

※詳しいあらすじを補足しました。過去のあらすじはコチラでまとめて紹介⇒【「とと姉ちゃん」各話のあらすじ】

totoneechan常子と鞠子が高等女学校に、美子が尋常小学校通う第2週。愛らしい演技で泣かせてくれた子役たちから常子役で高畑充希、次女・鞠子役で相楽樹が登場。美子役はちょっぴり成長して根岸姫奈にバトンタッチ!常子と鞠子は高等女学校に、三女・美子は尋常小学校に通うことに。
日本の教育制度は「あさが来た」の舞台にもなった明治時代に制定された。常子たちが子供だった時代では、6年制(6歳~12歳まで)の尋常小学校を卒業した後、進学を前提にするなら5年制(12歳~17歳まで)の旧制中等教育学校(男子の中学校、実業学校、女子の高等女学校)、就職ないし家事手伝いを前提にするなら2年制の高等小学校に進学。これは、1941年に国民学校に再編され、6年間の初等科、2年間の高等科とされた。

【第2週(2016/4/11-16)】
toto■第7話(月)
昭和10(1935)年4月、とと・竹蔵(西島秀俊)が亡くなって4年、戸主となった常子(高畑充希)は高等女学校4年生、近所の男たちに負けじと日々奮闘。次女・鞠子(相楽樹)は高等女学校3年、三女・美子(根岸姫奈)は尋常小学校4年生。家のことは家族全員で分担、小橋家の家訓も守っていた。かか・君子(木村多江)は竹蔵が働いていた会社から遺族援助を受けながら検反という仕事をしていた。常子はクラスの人気者で鞠子は学内で一目置かれる優等生に。だが、美子だけは悩みを抱えていた。常子たちとそれぞれ同い年の玉置三兄弟が何かと姉妹に突っかかってきた。
そんなある日、美子の担任の渡辺先生が小橋家にやって来る。先生は、美子が学校で友達を作ろうとせずクラスになじめないでいると…。美子は父親の話をばかりする同級生の中で、ととの話をすると思い出がなくなってしまうと思い話さなくなり、気が付けばひとりぼっちになっていたと常子に話した。「どうしたもんじゃろの~」と常子が考え込んでいると、帰宅した君子が、「かかもととが亡くなって暗い顔をしていたが、これではいけないと明るい顔をすると、少しずつみんなが声をかけてくれた」とアドバイス。
とと姉ちゃんとなって常子は「家族を守る」「鞠子・美子を嫁に出す」「家を建てる」の3つの目標を作っていた。

toto■第8話(火)
三女・美子(根岸姫奈)がクラスになじめないと知った常子(高畑充希)。美子のお弁当が間違って常子の鞄に入っているのに気づき急いで美子の学校へ。常子はひとりぼっちの美子をみて一計を案じた。ともだちに美子の魅力を伝えようと、聖徳太子の物真似で一芝居うつ。クラスのみんなの注目を集めるが、調子に乗りすぎたために作戦は失敗。美子はますます仲間外れに…。帰ってきた美子に謝るも完全に美子の信頼を失ってしまった。
翌日、亡きとと(西島秀俊)を思い出しますます元気をなくす美子。学校から帰る常子と鞠子(相楽樹)が美子を見かけ声をかけても知らんぷり。そんな美子を玉置三兄弟がからかう。その夜火災が発生。家長として消防団員の一員である常子は火消しに参加するが、男たちの迫力に気おされ、ろくに役に立つこともできなかった。常子は父親代わりがなにひとつできないことに落ち込んでしまった。

toto■第9話(水)
美子(根岸姫奈)のことで悩む常子(高畑充希)のもとに突然、ふらりと叔父の鉄郎(向井理)が現れる。ところが、相変わらずふらふら定食にも鉄郎は力になってくれるどころか、小橋家が大切に食べてきた米を食べ尽くし、再び逃げてしまう。困り果てた常子は、かか=母・君子(木村多江)に学校をやめて働きたいというが、君子は、学校を続けることが亡きとと(西島秀俊)の願い、家計はととが働いていた会社が毎月援助してくれているから心配しないでと。そんなとき、常子は一枚のチラシを見つける。そこには運動会の二人三脚で一位になれば、米が一俵もらえると書かれていた。これだ!と母・君子(木村多江)と二人で早速、練習し始める。しかし運動会前日、君子は手首にけがをして走れなくなってしまい、君子の代わりを鞠子(相楽樹)に頼むが、運動の苦手な鞠子は絶対嫌だと言い張る。

toto■第10話(木)
運動会当日。母・君子(木村多江)の代わりに常子(高畑充希)と二人三脚を組むことになった次女・鞠子(相楽樹)。三女・美子(根岸姫奈)は頼りにならない常子にいらだちを隠せない。練習しても一向に早く走れず諦めようとする鞠子だったが、これが賞品の米一俵のためだけでなく、元気のない美子を励ますためにも、優勝したいという常子の本心を知り出場することに。その様子を見た玉置兄弟・茂雄(大内田悠平)と正雄(加藤諒)が人生は諦めが肝心と笑い、亡きとと(西島秀俊)を冒とくする一言。この一言が鞠子の闘争心に火をつけた。富士山だけをみて走る常子の作戦でスタート!無心で前だけを見てひたすら走る常子にととの姿を重ねた美子は、いつの間にか大声で応援。姉妹は優勝こそ逃したが、玉置兄弟にせり勝って3位、米5升を手に入れた。茂雄に近づいた常子は、おかげで鞠子がやる気になったと礼をいい、転んでけがした足の砂を優しく払ってやった。
小橋一家は、手に入れた米で夕飯。ととみたいに優勝できなくてごめんという常子に、美子は嬉しかった、友達からとと姉ちゃんがかっこよかったと声をかけてもらえたと、笑顔で常子と鞠子に礼をいい、ごめんなさいと謝った。笑顔を取り戻した美子に安どする常子だったが、その喜びもつかの間、竹蔵の元上司・杉野社長(田山涼成)が小橋家にやってきた。

toto■第11話(金)
笑顔を取り戻した美子(根岸姫奈)に安どする常子(高畑充希)だったが、その喜びもつかの間、竹蔵の元上司・杉野社長(田山涼成)に「援助を打ち切らせてほしい」と告げられてしまった。会社では他にも結核で亡くなった社員がおり、小橋家だけを援助するわけにはいかなくなったのだった。恐縮しきりの杉野に君子は改めてこれまでの援助へ感謝した。途端に生活が苦しくなる中、買い物帰りの常子と鞠子に突っかかる正雄(大内田悠平)。だが茂雄(大内田悠平)の様子がおかしい。その時、叔父・鉄郎(向井理)の姿を見かけたが、常子たちをみて逃げて行った。
そんな中、三女・美子(根岸姫奈)が風邪で倒れ込んでしまった。幼いながら家計を心配し、かか・君子(木村多江)を心配させたくないと我慢していたのだ。夜、大雨の中、医者を迎えに行こうとした常子と鞠子の後を、鉄郎が舞い戻ってきてボディーガードしてくれた。
鉄郎が、大家に小橋家の窮状を伝え家賃を安くしてほしいと掛け合ったために、とんでもない事態に。大家が君子に妾の話を持ちこんできたのだ。

toto■第12話(土)
かか・君子(木村多江)と大家の会話を聞いていた美子が、その話を鉄郎に伝え、鉄郎が生活のために君子が妾になる気だと常子と鞠子に教えたから大変。二人はお金を稼ごうと仕事を探すが、なかなか見つからず、女が働くことの大変さを痛感。
その夜、不安な気持ちを払しょくするときに出てくる常子の癖である“鼻歌”が聞こえてきたことで、常子と鞠子の不安はますます膨らんだ。爪を切り始めた常子を、「早死にする」と注意する鞠子。それが、“夜・爪”から“世を詰める”に転じた迷信に過ぎないと常子。二人の会話を耳にした君子が部屋に入って来て、暗闇で爪を切ると指を傷つけ、そこからばい菌が入って死に至ることもあるから、先人たちが迷信にして注意喚起したのだと教えた。君子が部屋を出た後、鉄郎から聞いた「鳩が食用になる」という話を思い出し、常子たち三姉妹は鳩を捕まえることに。
翌日から鳩捕獲作戦を開始し、10羽もの鳩を捕獲。だが、捕獲したのは“土鳩”で食用になるのは“雉鳩”だと知り、結局、お金を稼ぐことができなかった。
その頃、君子は援助を頼んだ手紙の返事を受け取っていた。
鳩を逃がして三姉妹が帰宅すると、君子がおしゃれして出かけていく現場を目撃。常子たちは、君子に妾になるのはやめてほしいとという泣きついた。娘たちの勘違いを笑った君子は、お妾さんになる気はない、これから女学校に転校の手続きに向かうところだったと教え、祖母の存在を明かした。

■キャスト(実在人物名)NHK番組公式サイト<相関図>
【家族と戦前知り合う人物】
主人公、小橋常子(大橋鎭子)役:高畑充希/内田未来
常子の父・小橋竹蔵役:西島秀俊
常子の母・君子役:木村多江
常子の妹、次女・鞠子役:相楽樹/須田琥珀
常子の妹、三女・美子役:杉咲花/根岸姫奈/川上凛子
常子の叔父・鉄郎役:向井理
常子の祖母、材木問屋女将、青柳滝子役:大地真央
※その他のキャスト紹介⇒キャスト・モデル人物一覧

【春ドラマ】【NHK朝ドラ 一覧】【「とと姉ちゃん」関連・各話のあらすじ】

NHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」番組公式サイト
 2016.4.4日(月)~10.01(土) <全156回予定>
NHK総合
月曜~土曜 午前8:00~8:15/午後0:45~1:00(再放送)
BSプレミアム
月曜~土曜 午前7:30~7:45/午後11:00~11:15(再放送)
土曜日 午前9:30〜11:00(1週間分)
NHKオンデマンド