WASARAの陶器のような紙の器、ジャパンブルーのジーンズに世界が注目!「ガイアの夜明け」予告動画

2016年04月18日16時29分政治・経済
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1つ約100円使い捨ての高級紙皿でアメリカに再挑戦するWARASA(わらさ)!デニム大国・オランダが注目する!下町の共同ブランドで海外へ!海外から思わぬ依頼が…明日4月19日(火)「ガイアの夜明け」は、日本の製造業を下支えてきた町工場の技術!経済環境の変化で業績が大きく左右されないように、長年培った力で画期的な商品を開発する“負けない町工場の法則”の第2弾を放送!番組公式サイトに予告動画が公開されている。

番組では、これまでに取材した町工場の海外挑戦“その後”を追跡。世界市場という荒波と対峙しながら、“独自ブランド”を築いて乗り越えようとする姿を通じて、日本の中小企業のものづくりに対する熱き思いを伝える。

先月、銀座エリア最大級の商業施設「東急プラザ銀座」が誕生した。その一角に店を構えるブランド「IKIJI(イキジ)」。国内有数のアパレル産業の町、東京・墨田区で「江戸の粋」をコンセプトに生まれた。カットソー、ニット、シャツ、革製品、それぞれを専門とする4社が手を組んだ共同ブランドで、いずれも国内外の有名ブランド商品の生産を委託される程の技術力を持つ。このIKIJIの旗振り役が「精巧」の社長、近江誠。かつては、委託生産の受注量に業績が翻弄され辛酸をなめてきた。大手の海外移転によって工場のラインも最盛期と比べ激減した。そんな中でIKIJIを立ち上げ、イタリアで開催される世界最大規模の展示会に参加した。すると、その技術力に魅かれた欧州ブランドから問い合わせが相次ぎ、思わぬ依頼が舞い込んできた。⇒公式サイト

花見シーズンでにぎわう東京・千代田区の人気レストランで、変わった紙皿が使われていた。陶器のような曲線と手触りが特徴の「WASARA(ワサラ)」だ。開発したのは、包装容器を製造する伊藤景パック産業。創業100年を超える老舗企業だ。これまで菓子などの包装紙やプラスチック製の使い捨て商品を製造。価格は1つ1円に満たないものもある。「このままでは価格勝負になって生き残れない」と、社長の伊藤さんは新ブランド・WASARAを開発。コップや皿、お椀などの価格は1つ約100円で「使い捨て」なのに高価だ。初めての海外挑戦はアメリカだったが、価格面がハードルとなって思うような結果を得られなかった。そのWASARAが、ケータリング需要を取り込むため、その“本場”アメリカに再び挑む!⇒公式サイト

岡山県倉敷市児島にあるジーンズメーカー「ジャパンブルー」。藍染め職人である眞鍋社長がこだわりの生地を武器に立ち上げた。2009年に1000円を切るジーンズが登場するなどアパレル産業が価格競争に翻弄された時代も「逆にチャンス」と捉え、高品質にこだわってきた。そして事業を海外に販路を求めるが、日本製ジーンズは無名でブランド力もない。そんな中、欧州オランダから思わぬ声が掛かった。オランダはジーンズブランドが集積する、知られざる“デニム王国”。街を歩けばジーンズだらけ。その首都アムステルダムにある世界で唯一というジーンズ専門学校から眞鍋社長が招待を受ける。その目的とは…。⇒公式サイト

【取材先】
 精巧
 伊藤景パック産業
 ジャパンブルー
 東急プラザ銀座 ほか
【放送日時】 2016年4月19日(火)22:00~22:54
【同時放送】TX・TVO・TVA・TSC・TVh・TVQ 

テレビ東京「ガイアの夜明け」番組公式サイト
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