「テバク」(原題)第2話:永寿王子3度命の危機に!あらすじと見どころ、予告動画(お天気勝負と男兒一言重千金)

2016年05月15日23時20分ドラマ
©SBS

第1話を視聴されて早くもドラマの独特な世界観にハマっている方も多いはず!次週5月21日(土)KNTVで放送の第2話では、未熟児としてこの世に生を受けた永寿(ヨンジュ)王子が3度まで命の危機にさらされることに…粛宗(チェ・ミンス)とイ・インジャ(チョン・グァンリョル)の非情さに対してマングム(イ・ムンシク)の父性愛に泣かされる!ひと足早く第2話の詳しいドラマのあらすじと見どころ、ドラマ視聴に役立つ(豆知識)などをご紹介、予告や特報動画は、KNTVスペシャルサイトで公開されている。

「あらすじ」を読んでから視聴されても楽しめるように配慮しておりますが、詳しいあらすじを知りたくない方は、「見どころ」と「豆知識」だけご覧になって、「あらすじ」は視聴後の確認用にどうぞ。
また、【「テバク」を2倍楽しむ】では、ドラマのあらすじと見どころ、キャストの魅力やインタビュー、豆知識などと一緒に、時代背景や年表などまとめて紹介している。


■キャスト相関図(番組公式サイト)
ペク・デギル役:チャン・グンソク
延礽君(ヨニングン)/21代王・英祖(ヨンジョ)役:ヨ・ジング
李麟佐(イ・インジャ)役:チョン・グァンリョル
19代王・粛宗(スクチョン)役:チェ・ミンス
タムソ役:イム・ジヨン
ポクスン(ボクスン)/淑嬪崔氏(スクピンチェシ)役:ユン・ジンソ
ホンメ役:ユン・ジヘ
ペク・マングム役:イ・ムンシク
ナムおばけ(ナム トッケビ)役:イム・ヒョンシク
キム・チェゴン役:アン・ギルガン
20代王・景宗(キョンジョン)役:ヒョヌ
張玉貞(チャン・オクチョン)/張禧嬪(チャン・ヒビン)役:

■第2話
清と手広く貿易をする巨商に変装した王・粛宗に仕掛けられた罠にまんまとはまったマングムは、結局、粛宗との賭けに負けて妻のポクスンを取られてしまった。マングムは、妻を奪われた挙句に、賭場=闘牋房の女主人ホンメにせっかくのカモにやられたと袋叩きにされてしまう。ボロボロになって帰ってきたマングムの前にイ・インジャが現れる。今夜の賭けが仕組まれたもので、相手が国王だったと聞いたマングムは宮殿へ向い、門を叩く。

その頃、ポクスンのいる寝屋の扉を開けた粛宗は、「もはやそなたは私のもの。王の女だ」と部屋に入る。
捕縛されたマングムの前に粛宗が現れ、もう一度賭けをすることに。今度はマングムが勝つが、ポクスンの口から出た言葉は「王の女として宮殿で生きていく」だった。

テベク6カ月後、ポクスンは月足らずの未熟児ながら男児を出産し、淑媛(スグォン)の位を与えられる(※「朝鮮王朝豆知識◆宮女の身分」参照)。だが、宮殿内ではポクスンの子が王の子ではないと噂が立ち、朝廷でも非難の声が上がる。ひときわ声が大きいのがチャン・ヒジェ。粛宗は「今後淑媛と永寿(ヨンジュ)王子のことに言及した者は厳罰に処す」と、この噂を口にすることを禁じた。

庭にたたずむ粛宗を見つけて昀王子が(ユン、後の景宗)が駆けつける。満面の笑みを見せる粛宗だが、後ろの王子の母である王妃・張玉貞(チャン・オクチョン)をみて顔をこわばらせる。
オクチョンはポクスンを訪ねヨンジュ王子を抱く。オクチョンの言葉にヨンジュ王子の命の危険を感じたポクスンは、キム・イスに頼んで、疫病で死んだ子とわが子をすり替え、子供だけ逃がそうとする。ヨンジュを抱えたイスはマングムの元へ。赤ん坊を預けられたマングムは、首にかかった指輪を見て自分とポクスンの子供だと思いケットンと名づけ育てようとする。

これに気づいたイ・インジャは側近のムミョンにマングムの殺害を命じる。一方、粛宗も気づいており、後患の根を断つために側近サウンとサモにヨンジュの殺害を命じる。
マングムは2組の刺客に狙われて逃げ惑うが、すぐに追い詰められる。その時、何者かの矢がマングムを助けたが、刺客の手裏剣がヨンジュに刺さる。

粛宗はキム・イスを拷問し、イスの娘の命を盾にイスに指図する者の首を持って来いと命じる。娘の命を救うためイスはイ・インジャと戦い命を落とす。インジャは、粛宗への怒りを抱き、イスの娘タムソを引き取ることに。怒りに震えるインジャは、ポクスンの元へ乗り込む。

ケットンを連れたマングムは怪しい男に出会う。男は赤ん坊をみて貴い相だという。信じないマングム。サイコロを投げて「大吉(テギル)」の目が出て男は、王になる相だという。この言葉にマングムは赤ん坊が粛宗の子だと気付く。敵の子を抱いて滝の上に立つマングムは…。

■見どころ
王妃、張玉貞(チャン・オクチョン)とその兄ヒジェが登場する。チャン・オクチョンは三大悪女と言われた張禧嬪の事。「トンイ」ではイ・ソヨンとキム・ユソク。「張禧嬪」ではキム・ヘスとチョン・ソンモ。「テバク」ではオ・ヨナとペク・スンヒョンが演じている。当時の時代背景をご存じない方は、まずこちらの記事をチェックすることをお勧め⇒史実とフィクションで描いた時代背景は?李麟佐の乱(戊申政変)って?
そして、キム・イスとのツーショットで聞けるイ・インジャの心の声で、彼が何をするためポクスンを粛宗に近づけたのかが明確になるのでお聴き逃しなく。

赤ん坊をあやすマングムの顔が赤ん坊と同じく愛らしい。今回は、マングムの演技に感激しきり。演じたイ・ムンシクは、韓国では時代劇の“視聴率請負人”と呼ばれるほど、大ヒット史劇の常連。また、同じく大ヒット史劇を生み出す名バイプレーヤーであるイム・ヒョンシクも登場するのでお楽しみに。

“賭け”がテーマだけに毎回名勝負が展開するが、今回後半、ゾクゾクする2つの勝負が繰り広げられる。一つはイ・インジャと彼を父のように慕うキム・イスの弓矢による悲しい一騎打ち。そしてもう一つは赤ん坊の命を懸けたイ・インジャとマングムの勝負。キム・イスを演じたのは強い眼差しが特徴のソン・ジョンホ。「王女の男」でパク・シフのライバル、シン・ミョン役を演じた俳優。
そして、ヨンジュ王子は今回だけで3度も命を狙われる。1度目が2組の刺客から。後の2回は…感激の2つのエピソードはドラマでご確認を。

■豆知識:お天気勝負と男兒一言重千金
マングムと粛宗の第2ラウンドはお天気占い。マングムは池の鯉が水面を泳いでいたり、虫が列を作って活発に動く様子をみて雨を予測。雨が近づくと気圧が下がって魚の浮き袋が膨らみ、浮きやすくなる。また、虫も雨を嫌って避難する。何よりどんよりした空は今にも降り出しそう。にもかかわらず“晴れ”を選んだ粛宗。負けを心配するキム・イスに、粛宗が「男兒一言重千金=남아일언중천금」という。これは「武士に二言なし」と同意語で、粛宗はポクスンの気持ちを分かった上での回答だったのかも。

kandoratop【作品詳細】【「テバク」を2倍楽しむ】

KNTV
KNTV「テバク」(原題)番組公式サイト
 2016.05.15スタート 土・日20:45-22:00 日本初放送
「テバク」スペシャルサイト