凄すぎるカリスマ対決再び!チョン・グァンリョル×チェ・ミンス「テバク」4話で息詰まる囲碁対決!予告動画
KNTVにて日本初放送中のチャン・グンソク主演の時代劇「テバク」には、カリスマ俳優チョン・グァンリョルとチェ・ミンスがメインキャストとして出演しており、本格史劇ファンも虜にしている!5月28日(土)放送の第4話で初対面を果たす2人を紹介しよう!予告動画は番組公式サイトで視聴できる。
(C)SBSチョン・グァンリョルとチェ・ミンスの共演といえば、「ペク・ドンス」(2011年)が思い出される。「ペク・ドンス」は、1700年代の朝鮮王朝22代王、イ・サンの護衛官として実在した朝鮮最強の武人ペク・ドンスの波乱に満ちた一代記。
主人公のペク・ドンスをチ・チャンウクが演じ、ドンスの宿敵となる刺客集団の若き頭目ヨ・ウンをユ・スンホが演じた。そして2人の師匠をそれぞれチョン・グァンリョルとチェ・ミンスが演じ、2代のライバル対決が注目を集めた。
「ペク・ドンス」で2人は、最強剣客と刺客で表社会と裏社会のそれぞれ№1剣士であり、恋のライバルでもあった。後半、2人が対決するシーンがあったが、テコンドーが趣味のチョン・グァンリョルと、剣道4段のチェ・ミンス。カリスマ演技と相まっての激闘シーンは、ドラマのために短期間で武術習得した俳優たちとは比べ物にならないほどの緊迫感があった。
そんな2人は「テバク」でも敵対することになる。
チョン・グァンリョルは、粛宗に激しい恨みを抱き、政権転覆を企てているイ・インジャ。ポクスンをその駒として粛宗のもとに送り込んだ人物。
一方、
チェ・ミンスはインジャが恨みを持つ粛宗。絶対権力をもつ朝鮮王国第19代王で、マングムを騙してポクスンを奪い、側室にする。冷酷に生きるしかない悲しき為政者だ。
このキャスティングが面白いのは、チョン・グァンリョルが「張禧嬪-チャン・ヒビン」で粛宗役を演じているところ。「張禧嬪」は「大奥」のような宮廷愛憎劇だけに、粛宗のキャラクターが絶対権力者ではなく悪女チャン・オクチョン(キム・ヘス扮)に振り回される少々だらしのない王として描かれている。「テバク」では、すでに粛宗がオクチョン(オ・ヨナ扮)に愛想尽かしをしたところからのスタートということもあって、第3話では、粛宗がオクチョンのカチェ(カツラ)を掴んで門の外に放り出す恐怖のシーンがあった。
チョン・グァンリョルとチェ・ミンスはタイプはまったく違うが、共に視聴率60%超の大ヒットドラマに出演しており、年も近く共に多くの演技賞も受賞している。韓国芸能界で“演技神”とも呼ばれている2人のカリスマ俳優と競演できたチャン・グンソクやヨ・ジングらは、2人から大いなる影響を受け、俳優としてワンステップアップするはず。
チョン・グァンリョル自身も記者会見で、「素晴らしい若い俳優たちと共演できることを大変うれしく思っています」と、彼らとの共演を楽しんでいる様子。
★チョン・グァンリョル(1960年2月11日生、173㎝、A型)
1980年TBC公開採用タレント22期でデビュー。1999年「青春の罠」でその演技に注目され、最高視聴率63.70%をたたき出した「ホ・ジュン~宮廷医官への道~」(99年MBC)で熱血漢の医師役を演じて国民的俳優との称号を得た。「張禧嬪-チャン・ヒビン」(02年)や「朱蒙」(05年)、「王と私」(07年)、「太陽をのみ込め」(09年)、「製パン王キム・タック」(10年)に出演し、日本でも高い知名度を誇る実力派俳優。2011年には、「ペク・ドンス」、「光と影」、「サイン」の3作に出演した。その後も「火の女神ジョンイ」(13年)、今年2016年4月末から韓国で放送開始した「獄中花」にも出演。
歴史ドラマから現代ドラマまでその存在感を見せつけている彼は、激高した時の鋭い目の演技が魅力で、知的な役柄を演じることが多いが、特に重厚感のあるカリスマ性と演技力は歴史ドラマには欠かせない存在。ソフトな印象のルックスと爽やかな笑顔で優しいイメージがするが、最近では悪役も多い。独特のリズムと間の語り口で演じる彼のヒールは、背筋が凍るほど恐ろしい。
★チェ・ミンス(1962年3月26日生、178㎝、AB型)
チョン・グァンリョルより2歳年下だが、俳優としてはコチラが先輩。1985年の演劇「迷う星」で演技生活をスタートさせ、86年「神の息子」でスクリーンデビュー。視聴率64.9%を叩きだした「砂時計」(05年)で闇社会に生きる青年役を熱演し人気を博す。その後もタフガイを演じ続け、映画やドラマで独特の存在感を見せている。「砂時計」の監督&脚本家、ペ・ヨンジュン主演のドラマ「太王四神記」(07年)では、最強の悪役を演じそのカリスマ演技で視聴者に強烈な印象を与えた。ほかにも、2003年の日韓合作映画「ソウル」ではTOKIOの長瀬智也と共演。最新ドラマでは「ロードナンバーワン」(11年)でリーダーシップに優れ、周囲の尊敬を集める軍の隊長役を熱演。
プライベートでも長く剣道をやっており、大韓剣道会理事も務めていた彼は、「ペク・ドンス」(11年)「シンイ-信義-」(12年)、「剣と花」(13年)でみごとな剣アクションを披露している。
彫りの深い顔のせいか、激しいキャラを演じることの多い彼は、プライベートでもなかなかやんちゃなところがあるようで、世間を騒がせたこともある。そんな彼は、2014年「傲慢と偏見」では検事役を演じた。
【作品詳細】【「テバク」を2倍楽しむ】
◇KNTV
◇KNTV「テバク」(原題)番組公式サイト
2016.05.15スタート 土・日20:45-22:00 日本初放送
◇「テバク」スペシャルサイト