徹子(満島ひかり)寅さん(中村獅童)と熱愛発覚!演NHK11日「トットてれび」第6話あらすじと予告動画
映画『男はつらいよ』で国民的大スターになった渥美清(中村獅童)!徹子(満島ひかり)とは「兄ちゃん」「お嬢さん」と呼び合うほど仲が良く、マスコミから2人の熱愛が報じ荒れるほど…そんな渥美清との出会いと別れまでを描く…NHK総合11日(土)夜8時15分より「トットてれび」第6話を放送!予告動画は番組公式サイトで公開。
主演の満島ひかりの演技力の高さは、過去の出演作、NHK朝ドラ「おひさま」、「Woman」(日本テレビ)、「ごめんね青春!」(TBS)、映画『駆込み女と駆出し男』などで実証済みだが、改めて満島のスゴさを見せつけられた。
黒柳徹子という類い希なるキャラを見事に演じている。あの独特のしゃべり方がそのまま満島に受け継がれており、まるで黒柳徹子の生霊が満島ひかりに憑依しているのでは!? と思うほどだ。どこか浮世離れした黒柳徹子を愛らしいキャラにしてしまった満島ひかり、この役は満島ひかり以外ではあり得なかったであろう。
前回(第5話)では、徹子の親友・向田邦子とのエピソードが披露された。視聴率も10.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と高視聴率だった。
劇中、向田邦子(ミムラ)の自宅に設置した留守番電話に、9回もメッセージを残したという逸話は、実話なのだそうだ。矢継ぎ早にメッセージを残したのに、肝心の用件は言わずに終わってしまった徹子の録音を、向田宅を訪れた来客に披露したとのこと。当時、まだ留守電が普及していなかったころの話だが、黒柳徹子ならさもありなん、である。
「トットちゃんねる」でミムラが演じている脚本家・直木賞作家の向田邦子。若い世代には馴染みがないと思われるが、「時間ですよ」(TBS)、「パパと呼ばないで」(日本テレビ)、「寺内貫太郎一家」(TBS)、「だいこんの花」(テレビ朝日)と、昭和を代表する名作ドラマの数多くを向田邦子が手がけている。
1980年、短編の連作『花の名前』『かわうそ』『犬小屋』で第83回直木賞を受賞。その翌年、取材旅行中の台湾で起こった飛行機墜落事故により死去。享年51。数多くの名作を残した逸材の、あっけない最後に多くの人々が涙した。
■前回のあらすじ
1976年より後に国民的長寿番組となる「徹子の部屋」がスタートし、公私共々絶好調の徹子は、毎日、大親友の向田邦子のアパートに入り浸っていた。日常の出来事を話ながら、邦子の手料理を食べる…そんな充実した日々を送っていた。
早くから向田邦子の実力を買っていた森繁久彌(吉田鋼太郎)の主演作を数多く手がけた邦子は、たちまち売れっ子脚本家になり、毎日のように締め切りに追われていた。そんな邦子にとっても、徹子との時間は大切なものだった。
1980年、直木賞を受賞した邦子。徹子や森繁久彌をはじめ、多くの友人が受賞を祝った。
その翌年、取材で訪れた台湾で飛行機事故にあった邦子は、帰らぬ人となった。親友を失った徹子は、それでも前を向いて歩き続けた。
■第6話あらすじ
テレビ創世記から徹子(満島ひかり)とともに歩んできた渥美清(中村獅童)。浅草育ちの渥美は、慣れないテレビに悪戦苦闘。はじめのうちは、徹子とケンカばかりしていた渥美だが、「夢であいましょう」で息の合ったコントを演じ、プライベートでも「兄ちゃん」「お嬢さん」と呼び合うほどの仲になった。マスコミからは二人の熱愛も報じられ…!? そんな渥美清とのエピソードが綴られる。
NHK総合6月11日(土)夜8時15分より「トットてれび」(全7回)第6話を放送。再放送は総合16日(木)午後4時20分より放送。出演は満島ひかり、中村獅童、錦戸亮(関ジャニ∞)、ミムラ、濱田岳、安田成美、松重豊、大森南朋、武田鉄矢、吉田栄作、岸本加世子、吉田鋼太郎、黒柳徹子ほか。第3話予告動画は番組公式サイトで視聴できる。NHKオンデマンドにて見逃し配信中。
◇NHK総合「トットてれび」番組公式サイト
◇NHKオンデマンド公式サイト
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