20万もの兵に囲まれた小田原城！北条氏政（高嶋政伸）に降伏するよう信繁（堺雅人）が説得するのだが拒否される！北条はこのまま滅亡してしまうのか！？一方、三成（山本耕史）は忍城攻めに手こずっており、苛立ちを隠せなかった！NHK総合19日（日）夜8時より「真田丸」第24回を放送。予告動画は番組公式サイトで公開。

前回（23回）に引きつづき、秀吉による「小田原征伐」が描かれる第24回。劇中、三成（山本耕史）が手こずる忍城水攻め。史実では忍城は三成の攻撃を耐え、城を守り抜き堅城として後世に名を残した。
この忍城の攻防を映画にしたのが、野村萬斎主演『のぼうの城』（2012）。原作は和田竜著『のぼうの城』（小学館）で、和田は本作がデビュー作。にもかかわらず第139回直木賞にノミネート、さらに第6回本屋大賞で2位を獲得するという偉業を成し遂げた。ちなみに和田竜は、2014年『村上海賊の娘』（新潮社）で念願の本屋大賞を受賞している。
その和田竜が書いた『忍びの国』（新潮文庫）が、2017年夏、嵐・大野智主演で映画化されることが発表された。大野にとって、本作が時代劇初出演となる。今期放送された主演ドラマ「世界一難しい恋」（日本テレビ）も高視聴率で最終回を迎え、ノリに乗ってる大野智の今後の活躍に期待したい。
⇒2017年夏公開『忍びの国』公式サイト

■前回のあらすじ
豊臣秀吉（小日向文世）は全国から20万もの兵をあつめ、北条攻めを命じる。これが世に言う「小田原征伐」である。絶体絶命の北条氏政（高嶋政伸）は、それでも降伏を拒否。小田原城はアッという間に兵糧攻めにあった。
一方、秀吉は家康（内野聖陽）に北条を倒したあかつきには、その領土を家康のものとすると言うのだが、その代わりに「駿河や三河はもういらんだろう」と江戸行きを命じる。

北条とともに秀吉に反旗を翻していた伊達政宗（長谷川朝晴）が、死に装束で秀吉に恭順し、これにより秀吉に歯向かうものは本当に北条のみとなってしまった。

秀吉は北条配下の忍城への攻撃を命じる。当初、家康、昌幸（草刈正雄）らが攻めに入ったがことごとく反撃され手こずっていた。三成はしびれを切らし、「お前たちは15日以上経っているが、自分なら4人で忍城を落として見せる」と宣言。そんな三成を家康らは冷ややかな目で見た。

そんな中、信繁（境正人）は家康と大谷吉継（片岡愛之助）から呼び出され、小田原城へ出向き、氏政に降伏するよう説得してほしいと言う。当の北条家は、当主・氏直（細田善彦）はすでに降伏したいと思っているのだが、氏政一人断固拒否。氏直、江雪斎（山西惇）からも、氏政を説得してほしいと、頭を下げられるのだが…。

■第24回「滅亡」あらすじ
信繁（堺雅人）は徳川家康（内野聖陽）、大谷吉継（片岡愛之助）から直々に命を受け、北条氏政（高嶋政伸）に降伏するよう説得を試みるが、氏政は拒否。仕方なく、家康、上杉景勝（遠藤憲一）、そして昌幸（草刈正雄）が氏政説得を試みるのだが…。一方、三成（山本耕史）は「4日で落としてみせる」と宣言したにもかかわらず、忍城攻撃に手こずっていた。

NHK大河ドラマ6月19日（日）NHK総合は夜8時より、BSプレミアムは夜6時より「真田丸」第24回「滅亡」を放送。三谷幸喜脚本、堺雅人主演。番組公式Twitterアカウントは「@nhk_sanadamaru」、公式Instagramアカウントは「nhk_sanadamaru」、そのほかFacebook、LINE番組公式アカウントでも情報公開中。第24回予告動画は番組公式サイトで視聴できる。NHKオンデマンドにて見逃し配信中。

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