最後の追加キャスト発表!『あなたの暮らし』誕生!「とと姉ちゃん」第16週詳しいあらすじと見どころ、予告動画
戦争を終えて花山(唐沢寿明)がやっと気づいたのは、常子(高畑充希)たちの亡父・竹蔵(西島秀俊)が日ごろから言っていた“日々の暮らし”を守ることの大切さだった!花山が編集長を務めることで雑誌作りを本格始動する常子たち…NHK連続テレビ小説(朝ドラ)「とと姉ちゃん」(7/18-23)第16週「『あなたの暮らし』誕生す」のあらすじを紹介!予告動画は番組公式サイトで公開している。NHKオンデマンドで見逃し配信している。
※以下、詳しいあらすじを追記しました。過去のあらすじはコチラでまとめて紹介⇒【「とと姉ちゃん」各話のあらすじ】でまとめてご紹介。
花山の助言を得て第15週で『スタアの装ひ』第2刷が大成功をおさめ、第16週からはいよいよ『あなたの暮らし』の出版に向けて動き出す。創刊号は衣食住の“衣”を特集にすることで、常子たちのファッションもおしゃれになっていく。次週は今見ると新鮮に映る戦後のモダンファッションも見どころだ。
第14週に1度だけ20%を割った以外は初回から継続して20%超の高視聴率「とと姉ちゃん」。終盤に向けて、強力な追加出演者の発表があった。
雑誌『青鞜』創刊メンバーの中心人物で、作家の平塚らいてう役を真野響子(64)、『暮しの手帖』の前に立ちはだかる敵役として電化製品メーカーの社長役に古田新太(50)、その甥で会社の部下に野間口徹(42)、矢野聖人(24)。新聞記者役で石丸幹二(50)、朝ドラ初出演となる吉本実憂(19)は、鞠子の長女で常子の姪・水田たまき役、水田正平(伊藤淳史)の父に筧利夫(53)、宗吉(ピエール瀧)が経営する「キッチン森田屋」のコックに上杉柊平(24)。
8月9日の第19週から真野、筧が登場し、8月16日には上杉。古田、野間口、矢野、石丸の4人は第22週の8月30日。吉本が9月22日の第25週から登場予定となっている。
日本が戦争の傷跡から立ち直り、豊かになっていく時代の中でも、“庶民の暮らし”を守るためのスタンスを守り続ける常子と花山。その中で、今回発表された最後の追加キャストがどんな役を演じてくれるのか、今後の展開が楽しみだ。
【第16週(2016/7/18-23】
■第91話(月)
昭和21年12月、常子は26歳。終戦から一年が過ぎても、国民の生活は困窮したままだった。常子(高畑)と花山(唐沢)は庶民の目線を持って暮らしを変えようと、まずは衣服に関する企画を創刊号の目玉として取り上げることにした。一方、鞠子(相楽)と美子(杉咲)は、花山が提案した通り読者の信頼を得るため、銀座で事務所探し。やっと希望の事務所が見つかり、引っ越し作業は水口(伊藤淳史)が手伝ってくれた。しかし、高圧的な花山の態度に怯えて帰ってしまった。
一方、常子も安くて腕のいい印刷業者を見つけ、いよいよ創刊の準備が整った。しかし、創刊号の目玉企画を考える花山は知恵の輪に夢中で一向に考える気配がない。常子たちが困惑していると、綾(阿部純子)が訪ねてきて金策にやって来た。
■第92話(火)
綾(阿部)が常子(高畑)のところに金策にやって来た。事情を知った常子は金を工面し、後日綾の元を訪ねると、職場にいるからと案内された先は、何とカフェだった。綾は苦しい生活を支えるため、派手な衣装を身にまとい男性客に接客していたのだ。
そんな中、水田(伊藤)が訪ねて来て、軍隊時代のトラウマで年上の男性と話すのが苦手だと打ち明け、そのうえで、自分を雇ってくれないかと言いに来た。
一方、花山(唐沢)に綾のことを伝えると、なぜカフェの女性たちに取材しなかったのかと叱られた。常子は綾に頼み込み、鞠子(相楽)と美子(杉咲)を連れて、カフェの部屋裏に潜入取材することに。
■93話(水)
カフェで働く梢(佐藤仁美)たちから、常子(高畑)たちは思いがけないヒントをもらった。布がないのはもちろんだが、洋裁学校で特別な技術を学ばなければ作ることもできないというのだ。だから店でも同じ着物を着るしかないと。一方、洋裁学校を取材していた花山(唐沢)も高価なミシンや布地でしか教えていない現状を知った。特別な技術や知識が無くても洋服が作れればと試行錯誤する常子たち。厳しいながらも花山に父を感じる美子(杉咲)は、花山に認めてもらいたいと効率的な布の使い方を考え、鞠子(相楽)も自分たちの雑誌に理解を示してくれた水田(伊藤)を経理で雇えないかと常子に相談。
そんな折、花山が娘の散髪で使っていた新聞紙から洋服作りの発想を得る。
■第94話(木)
花山(唐沢)が思いついたのは、「直線裁ち」という方法だった。型紙も難しい技術もいらないこの方法は無駄も出ず、着物をほどいた一反の布から洋服3着を作ることができる画期的なやり方だった。この企画を目玉に創刊号を作ろうという常子(高畑)たち。できるだけ写真を交えて掲載した方がよいという花山のアイデアを採用。
常子は綾たちにこの直線断ちを教えようと、カフェで働く女性たちが持ってきた着物や浴衣でワンピースを作って見せた。女性たちは大喜びで、綾もどんなにみじめでもおしゃれしたいという気持ちは忘れてはいけないと感激。その姿を見ていた花山は、親近感が出るようにと常子姉妹や綾(阿部)をモデルに写真を撮ることに。緊張する常子たちに手こずっていた花山だったが、水田(伊藤)の登場で緊張が解けていい写真が撮れた。常子たちの作る雑誌は少しずつ完成へと近づいていた…。
■第95話(金)
「この中のいくつかは、すぐにあなたの暮しに役立ち、この中のいくつかは、すぐには役に立たないように見えて、やがていつの日か、あなたの暮し方を変えてしまうかもしれない。そんなふうにいつでもこの一冊はあなたの暮しに寄り添って息づいています…。」そんな冒頭で始まる雑誌を、常子(高畑充希)たちはようやく完成させる。それこそが、『あなたの暮し』という雑誌の始まり。常子の提案で、社名も「あなたの暮らし出版」にし、新聞に公告を出すことに。4か月後、ついに『あなたの暮らし』が出版となった。全国から雑誌を購入依頼の郵便がたくさん届いた。花山がこだわり抜いた誌面はわかりやすく、カラーページまであった。甲東出版の谷たちも「不思議な雑誌」だと雑誌を高く評価。雑誌が売れるにつれて、直線断ちの服はブームとなった。
君子は花山の女性らしい視点に驚き、花山は中学で亡くした母の影響だと答えた。弟たちを育てる時にいつも「母ならどうしただろう」と考えた。つまり、花山は“かか兄ちゃん”だったのだ。
そんな中、花山が取材した洋裁学校から直線断ちは営業妨害だとクレームが入った。だが、対応した常子は、余裕のない方々に洋服の作り方を教えることを止めないと毅然と答え、改めてやりがいを感じた。
■第84話(土)
好評を博した『あなたの暮し』創刊号は増刷するほどの人気に。常子(高畑)はもっと雑誌の売り上げをのばすために、直線裁ちの講座を開くことにした。雑誌だけで十分だと考える花山(唐沢)はあまり気乗りしないが、常子はお金と話題作りのためだと計画を推し進めた。常子は新聞社と共同で講座を開くことにし、受講者を新聞で募集。その反響はすぐに現れ、常子たちの仕事を支えたいと水田(伊藤)も全面的に協力してくれた。鞠子はなぜか水田が気になり心配でたまらなく、君子(木村)に相談してそれが恋だと言われ慌てた。講座当日。会場内に新聞記者とカメラマンを呼びこむ常子。しかし、時間が過ぎても受講者は誰一人現れなかった。花山は、以前取材した洋裁学校の妨害だと察した。そして、これを今後の糧にするようにと言われ、常子たちは商売の記事しさを思い知った。
■キャスト(実在人物名)⇒NHK番組公式サイト<相関図>
主人公、小橋常子(大橋鎭子)役:高畑充希/内田未来
常子の父・小橋竹蔵役:西島秀俊
常子の母・君子役:木村多江
常子の妹、次女・鞠子役:相楽樹/須田琥珀
常子の妹、三女・美子役:杉咲花/根岸姫奈/川上凛子
常子の叔父・鉄郎役:向井理
花山伊佐次(花森安治)役:唐沢寿明
※その他のキャスト紹介⇒キャスト・モデル人物一覧
【春ドラマ】【NHK朝ドラ 一覧】【「とと姉ちゃん」関連・各話のあらすじ】
◇NHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」番組公式サイト
2016.4.4日(月)~10.01(土) <全156回予定>
NHK総合
月曜~土曜 午前8:00~8:15/午後0:45~1:00(再放送)
BSプレミアム
月曜~土曜 午前7:30~7:45/午後11:00~11:15(再放送)
土曜日 午前9:30〜11:00(1週間分)
◇NHKオンデマンド