任天堂、手のひらサイズのファミコン「ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ」を11月10日、6458円で発売、動画で紹介

2016年09月30日10時41分商品・CM
ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ

任天堂は、1983年に発売された家庭用ゲーム機「ファミリーコンピュータ(通称「ファミコン」)の本体サイズを約60%に縮小し、あらかじめ収録された往年の30タイトルをカセットの交換なしに楽しめる家庭用ゲーム機「ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ」(6458円)を11月10日から発売する。

ファミコンは、1983年7月15日に日本で発売後、世界中で6000万台以上を販売した家庭用ゲーム機。マリオ、ゼルダ、ドンキーコングなどのビデオゲームの名作がカセット方式でソフトを交換して家庭のテレビで簡単に遊べるのが特徴で、10年以上の長期にわたりソフトが発売され、現在でも語り継がれるソフトも多数生まれた。

今回、発売されるニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータは、付属のUSBケーブルを別売のACアダプターやUSB電源供給機器と接続し、付属のHDMIケーブルでテレビなどのモニターに接続することで、収録されている30タイトルをいつでも気軽にプレイできる。
当時のファミコンそのままに2本のコントローラーが本体とつながっており、家族や友だちなどと対戦プレイや協力プレイを楽しむことも可能。
「ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ専用ACアダプター」(1080円)も同日発売予定。
収録タイトルは以下のとおり(発売日、メーカー名はファミコン版発売当時におけるもの)。なお、ファミコンカセットを差し込んで遊ぶことや、ダウンロードなどでソフトを追加することはできない。

ドンキーコング 1983/7/15 任天堂
マリオブラザーズ 1983/9/9 任天堂
パックマン 1984/11/2 ナムコ
エキサイトバイク 1984/11/30 任天堂
バルーンファイト 1985/1/22 任天堂
アイスクライマー 1985/1/30 任天堂
ギャラガ 1985/2/15 ナムコ
イー・アル・カンフー 1985/4/23 KONAMI
スーパーマリオブラザーズ 1985/9/13 任天堂
ゼルダの伝説 1986/2/21 任天堂
アトランチスの謎 1986/4/17 サンソフト
グラディウス 1986/4/25 KONAMI
魔界村 1986/6/13 カプコン
ソロモンの鍵 1986/7/30 テクモ
メトロイド 1986/8/6 任天堂
悪魔城ドラキュラ 1986/9/26 KONAMI
リンクの冒険 1987/1/14 任天堂
つっぱり大相撲 1987/9/18 テクモ
スーパーマリオブラザーズ3 1988/10/23 任天堂
忍者龍剣伝 1988/12/9 テクモ
ロックマン2 Dr.ワイリーの謎 1988/12/24 カプコン
ダウンタウン熱血物語 1989/4/25 テクノスジャパン
ダブルドラゴンII ザ・リベンジ 1989/12/22 テクノスジャパン
スーパー魂斗羅 1990/2/2 KONAMI
ファイナルファンタジーIII 1990/4/27 スクウェア
ドクターマリオ 1990/7/27 任天堂
ダウンタウン熱血行進曲 それゆけ大運動会 1990/10/12 テクノスジャパン
マリオオープンゴルフ 1991/9/20 任天堂
スーパーマリオUSA 1992/9/14 任天堂
星のカービィ 夢の泉の物語 1993/3/23 任天堂

公式サイトでは、同製品を詳しく紹介する動画を公開しており、収録される30タイトルも実際に動いている映像で確認することができる。いつでもセーブできることや、画面モードが選べることも分かる。

任天堂「ファミコンが、手のひらサイズで"再"登場!」