リクルートライフスタイルは、同社が運営するレストラン予約・グルメ情報サイト「ホットペッパーグルメ」で、公開中の映画『眠り姫/サラウンドリマスター版』で声の出演をする西島秀俊が出演するTVCM2本と、そのメイキングを公開した。

TVCM「ポイント貯まる篇」は、西島秀俊が夜の街を歩いていると、背後から突然、志賀廣太郎が演じる謎のサラリーマンに「ネット予約は、ホットペッパーグルメ・・・」と話しかけられる。
西島秀俊が「なんですか？　急に」と振り向くと、志賀廣太郎は「鉄則だよ」と言い放ち、西島秀俊は「鉄則？」と狼狽する。
志賀廣太郎は地面に寝転んで「ネット予約は、ホットペッパーグルメ」と言ったかと思うと、次の瞬間には西島秀俊の背後から肩に手をかけて「明るい気持ちになるんだ。ほら、言ってごらん」と誘う。
西島秀俊が正面に回り込んだ志賀廣太郎に向かって「ネット予約は・・・」と迷いながら言い始めると、志賀廣太郎は「そうそう」と促して一方的に握手する。
西島秀俊が「な、何なんですか」とその手を振りほどくと、志賀廣太郎は「ネット予約は、ホットペッパーグルメ」とスルメを顔の前にかざして裏声で語りかける。
志賀廣太郎は「よく噛み締めなさい」とスルメを渡して立ち去り、西島秀俊はスルメを手に持ち「なぜ、ネット予約はホットペッパーグルメ？」と頭が真っ白になる。
西島秀俊は、「だって、Pontaポイント貯まるもんねーっ！」と居酒屋で盛り上がるお客さんたちを窓越しに見て、驚きを隠せない。

TVCM「ネット予約店舗数No.1篇」は、西島秀俊が居酒屋で食事を楽しんでいると、横にいた女性(岸井ゆきの)が立ち上がり、「ネット予約はホットペッパーグルメでしょ？」と泣きながら語り始める。すると、西島秀俊を挟んだ反対側の男性(岡山天音)も立ち上がり、「ああ、ネット予約はホットペッパーグルメだ！」と返す。
2人は、「たとえ、あなたが私を嫌いになっても・・・」、「ネット予約は・・・」、「ホットペッパーグルメ！」と会話を始め、西島秀俊は「何だ!?」とその展開に驚きを隠せない。
2人は、「たとえ、お前が俺のことを信じられなくなったとしても・・・」、「ネット予約は・・・」と続け、男性が食事を再開した西島秀俊に「あんたは、どう思ってんだよ!?」と振り、西島秀俊は「えっ、僕ですか？」と動揺する。
2人は西島秀俊を挟んで「ネット予約は、ホットペッパーグルメ！」と熱く抱き合い、西島秀俊は「ちょっとよそで・・・」ととまどいつつ、「なぜ、ネット予約はホットペッパーグルメ？」と思いをはせる。
西島秀俊は、「だって、ネット予約店舗数No.1だもんねーっ！」と食堂で盛り上がるお客さんをドアの外から驚いた様子で見つめる。

ポイント貯まる篇の撮影は、東京都内の飲食店が立ち並ぶ通りで行われた。西島秀俊は、彼が「大尊敬する先輩」である志賀廣太郎との共演とあって、とても楽しんでいる様子だった。
「(CMコンテを見て)これを志賀さんが演じたら、絶対面白いに違いない」と思っていたそうで、現場でも西島秀俊の背後から志賀廣太郎が覗き込むシーンで、監督からの「最高の絵です(笑)」との言葉に、「そりゃあ、そうですよ」と笑顔を見せていた。
また、今回は志賀廣太郎のセリフ「ホットペッパーグルメ」の裏声にも注目。普段は澄み渡る低音が特徴だが今回は裏声も披露。その低音と裏声のギャップに、現場は爆笑に包まれ、西島秀俊も「(このギャップ)ずるいですよね～(笑)」と話していた。

ネット予約店舗数No.1篇の撮影は、東京都内の居酒屋で行われた。前日の撮影が明け方まで続いたが、西島秀俊は疲れを見せない表情で登場。
岡山天音が西島秀俊に突然「あんたはどう思ってんだよ！」と振る迫真の演技に「ぼくですか？」と動揺して答える場面では、突然のシチュエーションがツボに入ってしまい、カットがかかると思わず吹き出してしまう。「危ないな、(笑いが)止まらなくなるかも・・・」とカットの間に不安そうに言葉を漏らしていた。

西島秀俊は、普段もホットペッパーグルメを利用しているそうで、特にロケなどで地方に行くときに活用しているという。飲食店の予約にはネット予約を利用しており、「空いている日程がひと目で分かるし、電話と比べ時間など気にしなくていいことが便利」とのこと。和食が好きという彼は「枝豆と卵焼きは頼みますね」と言う。

メイキングでは、これら2本のCMの撮影風景を西島秀俊の語りとともに見ることができる。

◇ホットペッパーグルメ「TVCM」