ダルヒャンお手柄独り占め!ツンデレ世子の恋心!「三銃士」第11話あらすじと見どころ:大盛髪型(カチェ)って?予告動画

2016年11月12日18時22分ドラマ
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“三銃士”という言葉を聞いたソヒョン世子たちはダルヒャンの生存を確信!間一髪のところで世子たちに救われたダルヒャンが宴に向かう世子妃ユンソに翡翠の簪を届けたことでユンソも助かった!今回の一件でツンデレ世子が妻ユンソへの愛に気づくが、ミリョン/ヒャンソンの恐ろしい復讐が始まる!「三銃士」11月13日(日)放送の第11話「復讐」のあらすじと見どころを紹介!番組公式サイトに予告動画が公開されている。

【「三銃士」を2倍楽しむ】では、時代背景や豆知識、放送にあわせて各話のあらすじと見どころをまとめて紹介している。
「あらすじ」を読んでから視聴されても楽しめるように配慮しておりますが、詳しいあらすじを知りたくない方は、「見どころ」と「豆知識」だけご覧になって、「あらすじ」は視聴後の確認用にどうぞ。

■キャスト登場人物紹介(NHK)
パク・ダルヒャン役:ジョン・ヨンファ
ソヒョン世子役:イ・ジヌク
ホ・スンポ役:ヤン・ドングン
アン・ミンソ役:チョン・ヘイン
ユンソ 役:ソ・ヒョンジン
ミリョン/ヒャンソン役:ユ・イニョン
パンチョ役:イキョン
仁祖(インジョ)役:キム・ミョンス他

三銃士ⒸCJ E&M Corporation, all rights reserved.■第11話「復讐(ふくしゅう)」
安州では、捕まえたのが世子と護衛たちだと知り驚愕する観察使。世子たち三銃士はキム・ジャジョムの陰謀の後始末をつけたり、ヨン・ゴルテ将軍を国境まで送ったりで戻ったのは1月後。その間に、世子がまたもや行方不明になったことを知った仁祖王。仕方なくク内官は、3人がまたもや賭博に興じていると釈明。王宮に連れ戻された世子たちは王の前でこっぴどく叱られてしまう。一方、ダルヒャンは命懸けで国と世子妃を守ったと手放しで褒めたたえ、ダルヒャンを内禁衛の宮官に任命。

東宮に戻ったソヒョン世子は、中殿の命日のために宗廟へ出立しようとするユンソの元へ。だが、ユンソの言葉にダルヒャンへの焼きもちを焼く世子。立ち去る世子を追いかけて謝るユンソに世子は…。

一方、ダルヒャンは世子の帰りを待つ間に、ミリョン/ヒャンソンを捕らえるために策を講じていた。陰謀が失敗したとは知らないヒャンソンは、世子妃になれると信じていた。そして、ついに待ちかねていた世子との再会の時が訪れる。ヒャンソンは、夢がかなう喜びから「調子に乗って、ユンソがかわいそうで、どうせ廃位にされるなら名誉の死を遂げるよう忠告したことを話してしまった。世子は、「お前が国境を超えなくてよかった。一緒に漢陽に戻ろう」と駕籠に乗せる。世子妃気取りで駕籠に乗り込んだヒャンソンが駕籠から降りた場所は…。
投獄されたヒャンソンは世子に会わせろと狂ったように叫び、叶わないと知るや…。

その頃、故郷からやって来たダルヒャンの父は、息子の大出世に感激。久々の再会に大喜びで仲睦じいひと時を過ごす。
ところが、ヒャンソンの罠にハマってダルヒャンの父が殺害されてしまう。

一方、ユンソが恋しい世子は、狩りのついでに立ち寄ったと嘘をついてユンソの元へ。いつものツンデレを封印し、正直に恋心を告白。幸せな一瞬を過ごし、早く帰っておいでと立ち去ろうとしたその時!

■第11話見どころ
前話ラスト…「生きていたのか?」と問うユンソに、「そう簡単には死にません。長生きして世子妃さまをお守りします」と答えたダルヒャン。少々古いが…「101回目のプロポーズ」(1991年夏・フジ月9)では主演の武田鉄矢は、「僕は死にましぇーん!」の言葉でヒロイン(浅野温子)のハートをがっちりつかんだが、ダルヒャンは、このセリフで初恋に完全にピリオドを打ち、ここからは世子妃を守る世子の側近となる。晴れ晴れとしたダルヒャンを演じるジョン・ヨンファの表情が印象的だった。

今回はオープニングから大笑い。投獄したのが世子だと知り慌てて獄舎に挨拶に行く役人が、誰に挨拶をするのか?もっともな勘違いをお楽しみに。
また、仁祖役の名優キム・ミンスの大勘違い演技も爆笑必至だ。

ツンデレ世子に大異変!ユンソがいないと知った落胆ぶりとその後、わざと悠然と構えてはやる想いを押さえてユンソを探す可愛い姿に注目。簪(かんざし)を嬉しそうに見せダルヒャンのお手柄と報告するユンソ。王に本当のことを言わなかった世子だが、ユンソには自分のお手柄をアピール!今回の一件で世子はやっとユンソへの恋心に気づく。その証拠が「なんでこんな気持ちになるのかわからない」の後に続くラブラブシーン!

世子たちが戻らない1か月の間、ダルヒャンだって頑張っていた。彼がこの間に何をしていたのかは、世子への手紙と回想シーンで明らかになる。

さて、すっかり騙され世子妃になれると信じてヒャンソンが駕籠から降りた場所はどこか?そして、復讐のためにどのような手段で脱獄するのか?そして、ダルヒャン父子と世子夫妻がそれぞれ幸せの絶頂の時、ヒャンソンが彼らを地獄へと突き落とす。執着愛が引き起こした恐ろしい女の復讐は?

ところで、ダルヒャン父が頭に指しているのは、科挙合格者に贈られた“御賜花”。詳しくは第3話あらすじの「■豆知識」で紹介している。

三銃士第8話より
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■豆知識:カチェ(鬘)
久々に世子妃ユンソの笑顔を見られた今回。またまた躓いて三つ編みを大盛にした髪を手で支えるシーンがある。これはカチェといって当時の鬘(かつら)。宮廷で暮らす女性たちは身分によって、着衣はもちろん、髪形も厳しく規制されており、三つ編みタイプは王族などの高位の既婚女性にだけ許された髪型。韓国時代劇でもこの鬘をつけることが多いが、7キロほどあって女優さんたちはバランスをとるのが大変。「宮(クン)~Love in Palace」では演出の中で10キロほどある王妃の婚礼用の鬘にヒロインの❓がよろける可愛いシーンがあった(「宮(クン)」第3話豪華絢爛な婚礼服を紹介!)。
また、大ヒット時代劇の「女人天下」でも三大悪女と名高いヒロインのチョン・ナンジョンが自分の鬘をパコっと取ってしまうシーンもある。

このカチェは人毛で作られ当時とても高価だった。そのため質素を好む朝鮮王朝第21代王・英祖(イ・サンの祖父)が“カチェ禁止令”を出してこれを禁じた。
宮中ドラマでもこのカチェは必需の小道具として使用されていたが、イ・ビョンフン監督が、「イ・サン」以降、行事以外ではこのカチェなしで撮影したのをきっかけに、最近ではカチェなしの王宮ドラマも多い。そんな中で本作「三銃士」でのカチェを使った演出は新鮮でもある。
詳しくは「トンイ」第35話あらすじの豆知識「KBS「昔の女人たちの“髪型流行史”」 を参照されたい。

Youtube【公式】「三銃士」予告編

kandoratop【作品詳細】【「三銃士」を2倍楽しむ】

※2016年9月4日(日)~11月12日(日)までNHKBSプレミアムにて放送時の紹介記事です。
※2018年9月現在、Huluで配信中⇒Huluで今すぐ視聴!今なら2週間無料視聴実施中!