夫(永山絢斗)の変化に不安なすみれ(芳根)…【「べっぴんさん」第8週:止まったままの時計】あらすじ・写真・予告動画
ついに夫・紀夫(永山絢斗)が復員!ベビーショップ「キリアス」も本格的に動きだし、すみれ(芳根京子)は前に進んで歩き出そうとするが、戦争の痛手を抱えて帰還した紀夫は人間不信に陥っていて前に進むことができない!紀夫の止まったままの時計を動かすことはできるのか?NHK連続テレビ小説(朝ドラ)「べっぴんさん」第8週「止まったままの時計」場面写真とあらすじを紹介、予告動画は番組公式サイトで公開。NHKオンデマンドで配信中。
「べっぴんさん」は、戦後の焼け跡の中、娘のため、女性のために、子ども服作りにまい進し、日本中を元気にかけぬけていくヒロインとその家族、そして、彼女の仲間たちが夢へと向かう物語。
⇒【ドラマ紹介とタイトルの意味】、【各話のあらすじ】
■前週(第7週)まとめ
前回は登場人物たちにいろいろな変化が描かれた週だった。闇市を女性が安心して買い物できる市場を目指す元締め・根本(団時朗)、番頭気質が抜け切れず妻のゆり(蓮佛美沙子)にさえ本心を明かすことができなかった潔(高良健吾)、紀夫(永山絢斗)の帰還を聞いてすみれへの恋を終わらせた栄輔(松下優也)、そしてすみれ…。夫・紀夫が帰ってきたすみれは家族水入らずの生活をはじめ、新店舗で本格的にベビーショップをはじめることに。
店の名前は君枝(土村芳)、明美(明美)、良子(百田夏菜子)、そしてすみれの名前から「キリアス」として、クローバーとリスを店のシンボルとした。
■第8週みどころ
次週は、紀夫(永山)の復員を心から喜んだすみれ(芳根)が、すっかり変わってしまった夫に不安を抱えることに。いったい紀夫に何があり、どう変わってしまったのか?
また、潔とゆり夫婦が念願の坂東営業部を復活させる。これもまた後継者であったはずの紀夫を悩ませる。
そんな中、注目したいのはファッションショー。前作「とと姉ちゃん」でもヒロインの常子姉妹が雑誌のファションページのモデルをしたが、「べっぴんさん」ではすみれたちがモデルを務めることに。戦後の暗い色調が一気に明るくなるファッションショーをお楽しみに。
そして、忘れていけないのが栄輔(松下)。失恋の痛手を抱えた栄輔はどうするのか?
■キャスト⇒相関図NHK番組公式サイト
【第8週(2016/11/21-26)】あらすじ
■第43話(月)
戦地から帰還した紀夫(永山絢斗)は、すみれ(芳根京子)が友人たちと共に子ども服の店を開いていると聞いて驚く。五十八(生瀬勝久)に坂東営業部の立て直しをしたいと伝えるが、潔(高良健吾)とゆり(蓮佛美沙子)がすでに動いていることを知り動揺する。すみれたちが企画した歓迎会でも、つい友人たちに不遜な態度をとってしまい、気まずい空気が流れる。さらに坂東営業部も潔に託すと言って、違う仕事を探し始める。
■第44話(火)
いよいよあさや靴店から新店舗への引っ越しが始まった。しかしすみれ(芳根京子)の気持ちは晴れない。戦地での過酷な経験から人を信じられなくなってしまった紀夫(永山絢斗)のことが心配なのだ。紀夫は栄輔(松下優也)や商店街の友人たちのことを強く警戒し、一切信用するなとすみれに忠告する。さくらも懐こうとしない。収容所での経験をとうとうと話す紀夫の姿は、まるで別人のようで、すみれを不安にさせる。
■第45話(水)
すみれ(芳根京子)たちの店「キアリス」は、初日から大盛況。それぞれの家族もお祝いに集まり、紀夫(永山絢斗)も一足遅れて店に到着する予定だったが、栄輔(松下優也)とさくら(河上咲桜)が遊んでいる姿を見て、そっと帰ってしまう。その後、家に送ってきた栄輔(松下優也)にカッとなってつかみかかってしまう。更に紀夫は、家族に五十八(生瀬勝久)らに坂東営業部を継ぐ気はないと告げ、みんなを混乱させるのだった…。
■第46話(木)
すみれ(芳根京子)の家に泊まることになった栄輔(松下優也)。夜、自分の家族のこと、紀夫(永山絢斗)のことを話していると、起きてきたさくらが栄輔を「お父さん」と呼んでしまう。栄輔は潔(高良健吾)に、すみれを好きになってはならないとくぎを刺される。翌日、すみれが出勤すると、商店街で戦死者を弔う葬送行列が。その場を飛び出し五十八に紀夫の消息を聞くすみれ。しかし有力な情報もなく、途方に暮れる。
■第47話(金)
紀夫(永山絢斗)に店を辞めるように言われて落ち込むすみれ(芳根京子)。様子がおかしいことに気がついた栄輔(松下優也)は、「自分にとっての店は何なのか」紀夫にきちんと伝えるべきだと助言する。一方、坂東営業部ではファッションショーのモデル探しが始まっていた。潔(高良健吾)の発案ですみれたち商店街の主婦たちが務めることに。そしてそこにキャバレー勤めの悦子(滝裕可里)も加わることになって…。
■第48話(土)
ファッションショーで、すみれ(芳根京子)は売れ行きが伸び悩むキアリスの宣伝をしたらいいのではないかと思いつき、前日だというのにショップカードづくりを始めて家族を困らせる。紀夫(永山絢斗)は、相変わらずファッションショーには、関心を持てず複雑な心境でいた。そして当日、すみれたちはモデルとして登場。その壇上で、すみれは店への思い、人を信じることの素晴らしさを観客席にいる紀夫に向かって語りかける。
放送は、2016年10月3日(月)~2017年4月1日(土)まで、全151回で放送。
【総合】月~土、8:00-8:15 ほか
(再)月~土、12:45-13:00 ほか
◇NHK「べっぴんさん」番組公式サイト
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