「六龍が飛ぶ」第18話あらすじと予告動画:ピョン・ヨハン高麗一の剣士に!高麗に希望はない(チェ・ヨン将軍って?)

2016年12月08日13時20分ドラマ
©SBS
チェ・ヨン(チョン・グクファン)

ホン・インバンが捕らえられたあと、キル・テミを捕らえに行く兵士たち!兵士が分散していたためにキル・テミに次々と殺され、あたりは死体だらけになるが、カササギ毒蛇のイ・バンジ=タンセが現れ火花散る戦いが始まる!KNTVで一挙放送中の「六龍が飛ぶ」明日12月9日(金)放送の第18話あらすじと見どころ、ドラマ視聴に役立つ豆知識などをご紹介、公式サイトで予告動画が公開されている。
※チョン・ドジョンを三峰、チョン・モンジュをポウン、タンセとバンジと表記しています。
ドラマの時代背景やタイトルの意味などを知りたい方は【「六龍が飛ぶ」を2倍楽しむ】で、キャストのインタビューなどと一緒にまとめてご紹介しているので参考にどうぞ。

■キャスト(子役)相関図KNTV
イ・ソンゲ役:チョン・ホジン(ナム・ダルム)
チョン・ドジョン=三峰(サンボン)役:キム・ミョンミン
イ・バンウォン役:ユ・アイン
イ・バンジ=タンセ役:ピョン・ヨハン(ユン・チャンヨン)
プニ役:シン・セギョン(イ・レ)
ムヒュル役:ユン・ギュンサン(ペク・スンファン)
ヨニ役:チョン・ユミ(パク・シウン)

六龍イ・バンジ(ピョン・ヨハン)■第18話あらすじ
キル・テミが道をあけるよう叫ぶ中、姿を現したのはカササギ毒蛇のイ・バンジ=タンセであった。バンジの姿を見たテミは容赦なく向かっていく。高麗一の剣士の名を勝ち取ったバンジのそばで狂喜する民。そして批国寺のチョンリョン和尚もホン・インバンの手先として捕らわれの身となる。

ホン・インバンが処刑されるとき三峰はこの高麗を建て直すつもりはないと伝える。
インバン処刑の時、その場で彼の使用人テグンが生き残っていることを不思議に思ったプニは、あとをつけていき、テグンがチョ・ミョンスに会っているのを目撃する。

洞窟では三峰が、士大夫の本性を体系化し、王・司憲府・司諌院・弘文館が互いにけん制し合い、腐敗や不正を失くす官僚体制についてのアイデアをまとめる。バンジ、ムヒュル、プニらがそれぞれの立場でこれを見つめる中、バンウォンは到底三峰の才知にはかなわないと思いながらも、そのすべてを手に入れたいと思う。

帰宅したバンウォンは、妻ミン・ダギョンのおかげと礼を言い、イ家の秘密を父ミン・ジェに話さなかった判断力にも感謝する。今後の政治的案件に興味津々のタギョンだが、バンウォンはなにも教えない。

ついにインバンの木を切り倒すバンウォン。バンウォンの気持ちを汲んで酒と肴を用意してきたプニもそれを確認する。バンウォンは、プニ相手に自分の中に巣食う虫が自分を飲み込んで変心したらどうする、と聞き、「殺す」と答えるプニに、殺す前に一言教えてほしい、と頼む。そんな二人の様子をタギョンが目撃する。

その頃洞窟では、護衛武士は自分を隠さねばならないのに、高麗一の剣士と名乗りを上げたことが問題だとバンジを糾弾するヨニ。そのあまりの勢いに、バンジにヨニの言を認めろという三峰。

1人でいるバンジに祝いの酒を持ってくるムヒュル。高麗一の剣士を目指すというムヒュルに、無理だという。理由を訊くムヒュルに、高麗一の剣士になるには、人を殺す瞬間に喜びを感じる性格がないと、とバンジが悲しい笑顔で答える。

都堂会議では、イ・インギョムの訴追をイ将軍が主張するが、インギョム派は謀反事件のでっち上げはホン・インバンとキル・テミがしたことだと、これに反対。ポウン=チョン・モンジュが、官職売買や穀物の過剰押収により民を苦しめた罪なども上げイ将軍を加勢するが、反対勢力の抵抗で訴追できない。

イ将軍はチェ・ヨン将軍に単独でイ・インギョムの処罰を求めが、チェ将軍の関心は、力を伸ばしてきた明にあった。元よりも要求が過大な明の問題を優先すべきだと。

イ・バンウたちもインギョムを処断すべきと言うが、三峰は流刑程度にとどめるべきと反対する。第二のインバンやテミを作るかもと懸念するイ将軍に、インギョム一派を吸収し、彼らと協力してチェ将軍を討つべきと切望する。この言葉に驚愕するイ将軍に、我々が造ろうとしている国は、チェ将軍とともに行けない国だと、三峰。チェ将軍を失脚させて彼が持つ軍の影響力を吸収しなければと、いう言葉を聞いたイ将軍は…。

そんな三峰の計略を見透かしたように、インギョムはチェ将軍にイ・ソンゲがあなたを討つだろうと伝える。戦友が自分を討つなど考えられないというチェ将軍に、彼の後ろに影の人物、三峰=チョン・ドジョンがいると教えるが、チェ将軍は耳を貸そうとしないが…。

獄舎。チョンニョン和尚に特別の差し入れが入る。握り飯の上には秘密結社の印章。老婆がその方の命だといい、チョンニョンがこれを受け取る。

洞窟では、計画を知らないプニに、制度を整え民心を得た後、王から禅譲を受けて犠牲を最小限にして新国を建てるための2つの計画をバンウォンとヨニが教える。
 ①イ・インギョム一派の抱き込みとチェ将軍の軍事権奪取。
 ②都堂の完全掌握と権門勢族の排除。

最悪はチェ・ヨンと一戦交えることになる。そうすれば民に苦痛を与え、民からの信任の厚いチェ・ヨン将軍を討つことで民心も離れると、頭を抱える三峰。
悩む三峰に、新たな国についてイ将軍に説明したのかと、プニが基本的なところを突く。さっそくバンウォンが、三峰が作ろうとしている国がどんなものか話を聞いてほしいと頼み、ついにイ将軍が三峰から話を聞く。

そんな中、チョニョン和尚がチェ将軍に面談したいと申し出る。獄舎に出向いたチェ将軍に、安辺策の可決、インギョムの失脚、そして海東甲族が連名状を書いた理由、インバンとテミがなぜ急に崩れたのか…その訳を、釈放と引き換えに教えると、取引を持ち掛ける。チェ将軍は批国寺に赴き知財録を見て、インギョムの話が正しかったと思い知る。

都堂にイ将軍を呼びつけたチェ将軍は、知財録を投げつけ怒りをあらわにする。事情説明をしようとするイ将軍に三峰と手を切ることを命じる。

■見どころ
冒頭、高麗一の剣士の座を賭けて繰り広げられる、パク・ヒョックォン(キル・テミ)とピョン・ヨハン(バンジ=タンセ)との迫力満点の剣アクションに痺れること必至!キル・テミ最後の言葉と最期の瞬間をお見逃しなく。パク・ヒョックォンは、この後はテミの双子の兄ソンミ役で全く違う演技を見せてくれる。彼は本作で演技大賞を受賞した。
今回半ばで、師ホン・デホンから幼い頃のテミの様子が聞けるのでお聴き逃しなく。

獄舎の中、三峰相手にホン・インバンが己のを変心をどのように正当化して話すのか。ここでのインバンの言葉から三峰は、新たな官僚体制を思いつくことになる。

今回、ムヒュルがバンウォンに正式に護衛武士にしてほしいと頼むシーンがある。その理由がいかにもムヒュルらしい。そしてバンウォンがそれにどうこたえるのか?ここから2人の固い信頼関係が始まる。この関係は最終回まで続くのか?

イ・将軍にとって戦友であり偉大な先輩でもあるチェ・ヨン将軍を討つべきと切望する三峰。ここで、三峰の目指す新国家の核心が語られる。これを聞いたイ将軍の反応は?

■豆知識
①崔瑩(チェ・ヨン、1316年-1388年)将軍って?
本作で「奇皇后」で元のヨンチョル宰丞役を演じたベテラン俳優チョン・グクファンが扮したチェ・ヨン将軍。モデルになったのは高麗の英雄、崔瑩だ。「シンイ-信義-」でイ・ミンホが演じた主人公だ。
少年のころから活力に満ち溢れ、威厳があり、家訓として父の遺言である「黄金を石ころのように思う人間となれ」との教えを生涯守り、清く私欲のない人生を送った武臣。武臣として倭寇討伐で多くの功を挙げ朝廷の近衛兵隊長となった。
ドラマでも清廉潔白な人物として描かれているが、三峰はだからこそ彼が新しい国造りに邪魔だと考えた。いよいよ始まる高麗の2人の英雄の戦いをお楽しみに。

DVD公式サイト
KNTV「六龍が飛ぶ」番組公式サイト
 2016.11.16スタート 月~金10:50-12:00 再放送
 2016.02.27-08.14  土・日 22:00-23:15 日本初放送

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