風間俊介、旅人算をどう教える?「下剋上受験」第4話、阿部サダヲ辞職!4話予告動画と3話詳細あらすじ

2017年02月03日09時12分ドラマ
ℂTBS

娘の受験のために会社まで辞めてしまった信一(阿部サダヲ)!一方、信一の辞職に責任を感じる楢崎(風間俊介)は、成り行きで佳織(山田美紅羽)に勉強を教える羽目に…「下剋上受験」今夜2月3日(金)放送の第4話のあらすじと、前回第3話の詳しいあらすじを紹介!予告動画は番組公式サイトで公開されている。TBSFREEにて最新話7日間無料配信中。

「下剋上受験」は、2014年産経新聞出版から刊行された実話を基にした桜井信一著の同名小説をドラマ化。
初回、第2話と二ケタキープしていた視聴率が、前回27日放送の第3話でなんと7.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)まで大きく数字を落としてしまった。本格的に受験勉強に入ったことで、受験に興味のない視聴者が離れてしまったのか?それともあまりにものめり込み過ぎる信一に少々ついていけなくなったのか?

それでもドラマでは、折り紙で鶴と亀を折って解説した“つるかめ算”は興味深く見た。特殊算の“○○算”は他にも“ねずみ算”“植木算”“流水算”“旅人算”などがある。しかし、中学で方程式を学び出すと不要になるものが多く、大人でもその名前は知っていても解法は憶えていない方も多いはず。テレビの前で、“連立方程式”なら憶えているけどという大人たちにも、信一の折り紙解法は、アーそうだったのかと見入った方も多かったのでは?次回はいよいよ“旅人算”!果たしてどんな方法で解説してくれるのか?

■前回(第3話)おさらい
信一の父・一夫(小林薫)がリフォームしてくれた勉強部屋“俺塾”で、桜井信一(阿部サダヲ)と娘の佳織(山田美紅羽)の本格的な受験勉強が始まった。信一はさっそく受験までの工程表を作成。佳織の現在の偏差値41を72にする!張り切り過ぎて勉強は深夜にまでおよび佳織は学校で居眠り、朝も遅刻して校門が閉められてしまった。クラスメイトで中学受験をするらしい健太郎が秘密の抜け穴を教えてくれたおかげで何とか教室へ。

一方、信一も一緒に問題を解くと約束した上に、佳織にいいところを見せたいばかりに全問正解目指して前日予習。十分な睡眠時間も取れず、仕事は気のいい会社の後輩・楢崎(風間俊介)に丸投げ。それでも塾の卒業生から塾のテキスト一式をもらい受けたり、算数の「つるかめ算」を折り紙を使ってわかりやすく説明したりしたお陰で、佳織は楽しそうに勉強。

勉強漬けの二人を見かねた妻の香夏子(深田恭子)は、一夫を訪ねて信一の幼いころのことを聞いた。本人は「親父からチャンスを与えてもらえなかった」と言っていたが、信一はいろいろ手を尽くしていた。もっともそれは手に職を就けるべきという信念で、仕事の就職先ばかり。自分が中卒で信一の成績もよくなかった上に、その頃妻が死んだこともあって、高校進学は考えなかったとのこと。

そんなある日、とうとう担任のみどり先生(小芝風花)が家庭訪問にやってきた。佳織の中学受験を無理だと一方的に決めつけるみどりに、さすがに香夏子がキレた。俺塾をみせ二人がどれだけ真剣に受験に向き合っているかを訴えた。それでもみどりは中卒の親のエゴだとひるまない。実はみどりも幼い頃、親に受験を強要され、父に嫌われたくなくて受験したのだった。自分の体験を交えて、無理して難関中学校に入ってもその後ついていけなくて苦労するのは本人だと激昂。すると、佳織が泣きながら、父をいじめないで、父と勉強するのが楽しいと、信一をかばった。なんでも一緒にやってくれる父の代わりに大学に行って、お金持ちになるとも。そして、信一にしがみつき、これからは受験も学校の勉強も頑張るからと約束。さすがにみどりも帰って行った。

だが、信一はこれは本当に佳織のためなのかと自問していた。塾の卒業生から譲り受けたテキストに親が書き込んだらしい受験勉強の中での注意点など事細かなコメントを見て、見栄やハッタリでは通用しない。親も子供と一緒に戦う親の愛と力が必要なのだと痛感。改めて睡眠時間も確保した時間割を作った。そんな信一をみて香夏子も二人を全面応援しようと頑張っていた。

一方、クラスメイトの麻里亜は相変わらず不機嫌。クラスの漢字の小テストも80点と満足がいかない。みどり先生から車での送迎も禁止され、とうとう遅刻。そこに佳織が現れ一緒に健太郎の秘密の抜け穴から教室へ。
教室の前でみどりに、父が好きかと聞かれた佳織は「はい」と即答。先生は?と聞いた佳織に、あなたのことがうらやましいと言い、今となっては父が好きか嫌いかわからないと、寂しそう。
授業が始まり、つるかめ算の問題で佳織が挙手。黒板に書いた佳織の名答に佳織が着実に実力をつけていることが証明された。

仕事も頑張ると心機一転の信一。孤軍奮闘した楢崎はみごとに成約。だが、信一は楢崎の悩みに気づくどころか、客の名前すら覚えていないありさまだった。朝礼でのノルマ発表の際、信一は楢崎と協力して成約にこぎつけたと報告するが、楢崎は自分一人で成約にこぎつけたことをばらしてしまった。勉強はできなくても人の気持ちはわかっているつもりだった信一は、後輩の抱える悩みにも気づかなったことにショックを受け、心底情けなくなった。
受験まで後461日!
どうする信一!

■第4話あらすじ
仕事と勉強の両立に苦戦する桜井信一(阿部)は、今のままでは両方が中途半端になってしまうと考え、なんと会社に退職願を出してしまい、は家族に内緒でアルバイトを始める。
そんなある日、家に1人でいる香夏子(深田)のもとに信一の後輩社員・楢崎哲也(風間)が訪ねてくる。退職した信一に負い目を感じている楢崎は、その経緯を説明し謝罪。しかし、何も知らない香夏子は困惑する。

一方の信一は、仕事を辞めた事よりも佳織に算数の特殊算を上手く説明できない事に頭を悩ませていた。中卒仲間たちに協力してもらっても要領を得ない。その時、中学受験の経験者である楢崎の力を借りればいいのだ、協力を求める。楢崎は「俺塾」で佳織(山田)に勉強を教える事となった。

数日後、アルバイトに精を出す信一の前に現れた父・一夫が、香夏子の思いを代弁。信一はこのとき初めて一夫や香夏子が会社を辞めた事を分かっていたのだと知る。信一は家に戻り香夏子と話し合いをすることになる。そこで不満を募らせた香夏子が意外な決断をする。

TBS金曜ドラマ「下剋上受験」は夜10時から放送。出演は阿部サダヲ、深田恭子、山田美紅羽、若旦那、皆川猿時、岡田浩暉、川村陽介、小芝風花、要潤、風間俊介、小林薫ほか。Twitterアカウントは「@gekokujo_tbs」。予告動画は番組公式サイトにて公開中。原作は桜井信一著『下剋上受験』(産經新聞出版)、主題歌は斉藤和義が歌う「遺伝」。Twitterアカウントは「@gekokujo_tbs 」。

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