残り3話で早くも“忠恋ロス”?「忠臣蔵の恋」第18話、喜世(武井咲)の悲願は…予告動画と17話詳細あらすじ

2017年02月10日21時24分ドラマ

側室・左京の方となった喜世(武井咲)だが、いよいよ煕子(川原亜矢子)、須免(野々すみ花)、右近の方=古牟(内藤理沙)との、“大奥の女の戦い”が本格的に始まる!そんな中、喜世は浅野家再興を殿(平山浩行)に嘆願できるのか?NHK土曜時代劇「忠臣蔵の恋 四十八人目の忠臣」(全20話)第18話「悲願」のあらすじと前回(17話)の詳しいあらすじを紹介、予告動画は番組公式サイトで公開中。NHKオンデマンドで見逃し配信。

■“忠恋ロス”注意報発令?
ついに福士誠治が喜世の守り神、間宮詮房になって帰ってきた!側室・左京の方となった武井咲の美しさも光輝くばかりで大喜びの忠恋ファン。優しい綱豊公を演じる平山浩行の人気もうなぎのぼりの中、残り3話となったスタッフブログには「クランクアップ!」の文字!この言葉に掲示板やネットでは早くも“忠恋ロス”の心配をするファン続出。

■武井咲、忠臣蔵の次はフジ月9ヒロインに決定!
喜世ファンには嬉しいお知らせ。4月からのフジテレビ月9(「貴族探偵」原作)のヒロインに武井咲決定した。主役は嵐の相葉雅紀で、他にも中山美穂、滝藤賢一、松重豊ら豪華な面々が顔を並べる。「忠臣蔵の恋」では美しい佇まいでファンを虜にしたが、月9では探偵役を演じる。

忠臣蔵■前回(第17話)おさらい
4月、ようやく外出許可の下りた喜世(武井咲)は泉岳寺へ。会うことの叶わぬ十郎左の墓前。喜世殿と呼ぶ声に振り返るとそこにいたのは恋しい亡き十郎左そっくりの間部詮房(まなべ あきふさ)だった。間部(福士誠治)は殿・綱豊(平山浩行)の傍に仕える小姓。殿の命を受けて喜世を迎えに来たのだ。なぜここにいるのが分かったのですか、と問う喜世に、喜世の悲願達成のために力添えする、と答えた間部。

門限破りをした喜世は殿の格別の計らいでおとがめなし。江島(清水美沙)は、喜世には殿をも引き付ける何かを持っていると考え、必ずこれをうまく利用すると、誓った。その頃、喜世は間部が何処まで知っているのかと不安になりながらも、ここで生きていくことを改めて心に誓った。

難なく喜世を連れ戻した間部の眼力に驚いた殿は、その理由を聞いた。実は、間部は密かに喜世の素性を調べていたのだった。そこに、将軍綱吉の唯一の娘、鶴姫が他界したとの一報が入った。誰もが綱豊が世継ぎの座に就くと思った。江島たちは、古牟(内藤理沙)と喜世に側室となるべく心構えを説き、必ず殿の子を産むように命じた。

ところが正式なお達しが出ない。そんなある日、間部は細井広沢(吉田栄作)の屋敷を訪ね、今の政道のゆがみを正せるのは綱豊公だけだといい、しげしげと間部の顔を見て「まさにそなたは喜世殿の守り神」と言った。

宝永元年(1704)12月。ついに綱豊が世継ぎとなった。登城前夜、喜世は閨に呼ばれた。落ち着かない殿は喜世を抱きしめ、「余が必ず政を正す」と決意を語った。

翌日、綱豊は家宣と名を変え、将軍後継者となった。ついに晴れて江戸城へ居を移し、喜世と古牟も江戸城・西の丸へと移った。二人は正式に側室となり、古牟は右近の方、喜世は左京の方と名を改めた。
そこには正室の熙子(川原亜矢子)がいた。横には熙子の息がかかった側室須免(野々すみ花)が。子を亡くした熙子は早く世継ぎを生むよう迫りながら、心中、懐妊競争の一番乗りは須免にと、喜世を警戒した。

京の公家出身の熙子は柔らかい物言いで、喜世たちに話しかけたが、その実、二人が菓子に手を付けたことや、古牟が猫を飼っていることが気に入らなかった。二人は後で、江島からきつく叱られ、今後、熙子の言葉は逆に受け取るようにと忠告された。その日から喜世は殿からの呼び出しを待つだけの日々を送った。

宝永2年2月。仙桂尼(三田佳子)が喜世を訪ねてきた。瑤泉院(田中麗奈)からの泉岳寺3回忌の法要への心遣いの感謝を認めた手紙を届けに来たのだ。仙桂尼は喜世の家族や法要の様子を話した。そして、吉良(伊武雅刀)の妻・富子(風吹ジュン)が昨年8月に他界し、四十七士の遺児、間瀬定八が流刑地で他界したことも伝えた。(第16話あらすじで詳しく紹介)
悲しい訃報を聞いた喜世は、浅野家のために自分が何かできないかと、仙桂尼に聞くが、仙桂尼はひたすら殿に尽くせばおのずと道は開かれると答えた。

自分にしかできないことはないかと思いを巡らす喜世。その夜、喜世が閨に呼ばれた。殿に直々に嘆願できるのはここしかないと、決意の言葉を口にしようとしたその時、殿の手が喜世の口元をふさいだ。

忠臣蔵■第18話「悲願」
喜世=左京の方(武井咲)は自らの素姓を明かし、赤穂浪士遺児救済を願おうとするが家宣(平山浩行)に 口を塞がれる。やがて将軍綱吉の生母桂昌院の死去にともなう恩赦で、遺児は流刑を解かれる。一方、家宣の子を宿したのは古牟だった。熙子(川原亜矢子)は 須免にも子をと祈祷を。すると古牟の子は二か月も経たずに死んでしまい、古牟 は次第に病んでいく。やはり追い詰められていく須免。今が好機とけしかける江 島(清水美沙)に反発する喜世だが、江島は本丸大奥の頂点まで登りつめるのが、二人の目指す唯一の道と言う。喜世は…。

NHK総合土曜時代劇「忠臣蔵の恋 四十八人目の忠臣」(全20回)は毎週土曜日午後6時10分より放送。再放送は翌週月曜日午後4時15分から。出演はNHK初主演を務める武井咲、福士誠治、今井翼、田中麗奈、中尾明慶、佐藤隆太、笹野高史、陽月華、中村倫也、皆川猿時、大東駿介、石丸幹二、平田満、伊武雅刀、三田佳子ほか。NHKオンデマンドにて見逃し配信。

NHK総合 土曜時代劇「忠臣蔵の恋」番組公式サイト
NHKオンデマンド公式サイト

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