武井咲、桜田御殿ですぐ殿のお手付きに!「忠臣蔵の恋」第16話予告動画と第15話詳細あらすじ、予告動画

2017年01月27日20時00分ドラマ
©NHK

それぞれが新しい人生を歩きはじめ、きよ(武井咲)も桜田御殿へ!教育係の江島(清水美沙)に御殿女中としての作法を厳しく仕込まれるきよだが、実は老中柳沢に送りこまれた側室候補だった!NHK土曜時代劇「忠臣蔵の恋 四十八人目の忠臣」(全20話)28日(土)第16話「側室候補」のあらすじと前回(15話)の詳しいあらすじを紹介、予告動画は番組公式サイトで公開中。NHKオンデマンドで見逃し配信。

忠臣蔵■十郎左の琴の爪は本当にあった?
十郎左の遺品としてきよの手元に戻ってきた琴の爪。きよと十郎左のロマンスは架空のものだが、同じ時代を生きた2人。年も近いとあって本当にこんなロマンスがあったかもしれない。実際の磯貝十郎左衛門の切腹後の遺品にも琴の爪があったといわれている。残念ながら、これは幼少より芸事に秀でていた本人のものと思われているが、ひょっとすれば…。そんな素敵なロマンスを感じさせてくれるきよ(武井咲)と十郎左(福士誠治)が素敵な恋を魅せてくれた。
いよいよ次回はきよが桜田御殿へ。いよいよ江島(清水美沙)からの厳しいしつけが始まる。大奥での生活も楽しみだが、はたして、福士誠治はどんな形で登場するのか?

■15歳以上の遠島
劇中、15歳以上の吉田伝内、間瀬定八、中村忠三郎、村松政右衛門の4名が遠島となった。15歳に満たない15人の遺児たちは親類預けとなった。出家すれば遠島が免れたので、残りの15人は出家し、実際に遠島となったのはこの4人だけ。4人のうち、間瀬定八が宝永2年に流刑地で病死。残りの3人は、宝永3年8月12日に、遠島赦免となっている。

忠臣蔵■前回(第15話)おさらい
元禄16年(1703)4月。愛する十郎左衛門を見送って二ヵ月、きよ(武井咲)はこの先の人生を考えあぐねていた。後家となったほりは新しい奉公先が決まり新しい人生を歩きだしていた。堀部弥兵衛が残されたほりが露頭に迷うことのないように手配していたのだった。夫の安兵衛(佐藤隆太)もほり(陽月華)に遺書を遺していた。
つま(宮崎香蓮)もきよの兄・善左衛門(大東駿介)と結婚することになり、瑤泉院(田中麗)から暇をもらい、善左衛門は身を固めて林昌軒を継ぐことに。

仙桂尼(三田佳子)は伝手をたよって浅野家の再興と赤穂義士の遺児の遠島の救済に動いていたが、力及ばず15歳以上の遺児4名は遠島になってしまった。それでも仙桂尼は諦めずにいた。きよもなんとかしなければと焦るが、伝手もない。

そんな時、十郎左の母の死が伝えられ、息子の遺品だと小さな包みを託された。それはきよが十郎左に贈った琴の爪だった。死座まで十郎左と共にあったお守り。きよは命を託された。

そんな折、細井広沢(吉田栄作)から桜田御殿への女中奉公の話がきよみ持ち込まれた。これが浅野家のためで、女にしかできない手立てがあると聞かされたきよは、奉公に上がる決心をした。まずは矢島治太夫の養女に入り、そののち綱豊(後の徳川家宣、当時42歳)に仕えるために桜田御殿に上がる手はずとなる。だが、仙桂尼はきよの決心を下心といい、浅野家のことは忘れろと。きよを思う伯母の思いにもきよは決心を変えなかった。

一方、富子(風吹ジュン)は出家して梅嶺院となっていた。きよは泉岳寺で梅嶺院と遭遇。吉良家を潰した忠義の士たちのなれの果てを見に来たという梅嶺院。土に眠る男たちを恨むことも憎むこともできないという梅嶺院に、きよは跪いて私を恨んでほしいと涙で訴えた。うずくまるきよに手を振り上げたが、その手を下ろした梅嶺院は、恨んだことで何も変わらない、二度とここへは来ないといってきよを帰した。

その冬、條右衛門(皆川猿時)も駆けつけ、善左衛門とつまのささやかな婚礼の儀が執り行われた。その日は、きよの新しい人生が始まる前日でもあった。矢島家の養女となり桜田御殿へ上がればもう父娘として会うこともできない。きよは父に最後の挨拶をし、元哲は「途方もない運の持ち主かもしれない」と我が娘、きよの顔をじっと見つめた。

翌年、宝栄元年(1704)3月、きよは桜田門へ奉公に上がった。

忠臣蔵■第16話「側室候補」
次期将軍と目される甲府宰相綱豊(こうふさいしょうつなとよ)(平山浩行)の桜田御殿の女中となったきよ(武井咲)。さっそく教育係の江島(清水美沙)に御殿女中としての作法を厳しく仕込まれる。浅野家のように女中として殿に仕えるつもりのきよだったが、将軍綱吉の側近、柳沢に送り込まれた側室候補であることを知る筈もなかった。すぐに殿の閨(ねや)へ呼ばれるが、きよはまさか自分がと動揺する。閨では思わず拒否してしまい、殿に帰される。大失態を江島に叱責されるが、翌日も呼ばれることに。しかし殿はきよに…。

NHK総合土曜時代劇「忠臣蔵の恋 四十八人目の忠臣」(全20回)は毎週土曜日午後6時10分より放送。再放送は翌週月曜日午後4時15分から。出演はNHK初主演を務める武井咲、福士誠治、今井翼、田中麗奈、中尾明慶、佐藤隆太、笹野高史、陽月華、中村倫也、皆川猿時、大東駿介、石丸幹二、平田満、伊武雅刀、三田佳子ほか。NHKオンデマンドにて見逃し配信。

NHK総合 土曜時代劇「忠臣蔵の恋」番組公式サイト
NHKオンデマンド公式サイト

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