韓国ドラマ「支配種」第5−6話:明かされた秘密の人体実験で一命をとりとめたチュ・ジフンの前に事件の鍵を握る謎の男現る(ネタバレ)

04月25日23時50分ドラマ
ディズニープラス スターにて独占配信中

ディズニープラス スターにて独占配信中のチュ・ジフン&ハン・ヒョジュ豪華共演の新作韓国ドラマ「支配種」。4月24日配信の第5−6話では激しい戦闘の末、未認可の医療技術を使って命を救われたチェウンとジャユの信頼関係が崩れかけるも、ジャユが会社を立ち上げた理由が明らかになり、一連の事件に関連する謎の男が姿を現した。気になるあらすじと見どころをチェックしてみよう。

【「Disney Plus」で独占配信の韓国ドラマ】

「支配種」は、大統領テロ事件の犯人を暴くため、元軍人のウ・チェウンが、人口培養肉の技術によって新たな時代を切り開いた国際的企業BF社のCEOで、テロ事件の容疑者であるユン・ジャユにボディガードとして接近し、事件の真相に迫るノンストップ・サスペンス。⇒【関連・各話のあらすじ】



■キャスト
ユン・ジャユ役:ハン・ヒョジュ
ウ・チェウン役:チュ・ジフン
ソヌ・ジェ:イ・ヒジュン
オン・サン:イ・ムセン
 他

■第5話あらすじ
支配種ディズニープラス スターにて独占配信中付近で激しい銃撃戦が続く中、研究所も警報が鳴り響きものものしい雰囲気に包まれていた。サン(イ・ムセン)が偵察機を飛ばしたおかげで銃撃戦の詳細が判明し警察により現場は鎮圧されたものの、チェウン(チュ・ジフン)は銃撃による大量出血により死の淵を彷徨っていた。

助かる見込みの薄いチェウンを本社地下研究施設に運び込んだ一同は一か八かで認可が下りていない培養技術を使うことに。成功例のない人体実験に緊張が走るが、チェウンは脅威の速さで回復を見せる。そんな中、ひとり地下室へのアクセス権限を持たないヘドゥン(パク・ジヨン)は疎外感に苛立ちを見せ始めた。

再びBF社の新技術への賛否で世論が騒ぎ出す中、ジャユ(ハン・ヒョジュ)はただ一人トラウマと戦っていた。目を覚ましたチェウンは自らを実験体に使ったことに不信感を抱き、総理(イ・ヒジュン)とも過去のテロ事件の真犯人を巡って対立を深めた。何かを目論む総理もまた永遠の命を欲する父グン(オム・ヒョソプ)との間の確執が大きくなっていく。

勝手に実験体にしたことを避難するチェウンに命を救ったと主張して強固な姿勢を取るジャユだが、チェウンがテロで負った耳の後遺症に勝手に手を加え、超人的な聴力を植え付けてしまっていたことを知り言葉を失う…。

■第6話あらすじ
支配種ディズニープラス スターにて独占配信中地下室で起こった実験に対する意見の対立からチェウンと決裂したジャユ。彼女の思考は再び死んだ研究責任者シング(キム・サンホ)に戻る。末期がんを患っていて妻を救うために人体実験を懇願したシングだが、手術は失敗し、妻を失ったシングは自らも死の直前ジャユへの恨みを語っていた。果たして手術の失敗からずっと恨み続けていたのか、何者かとの出会いが彼を変えてしまったのかを探るジャユは、彼ががん患者の会合に参加していた事実を知る。

銃撃戦で負傷しながらも一足先に復帰していたホスン(カン・イアン)は多くを語らないチェウンに不満をぶちまけ、二人は殴り合いの乱闘を始めるが、それが帰って二人の絆を強くした。再び総理から呼び出されたジャユが対話をしているうちに抜け出したチェウンは前大統領(チョン・グクファン)を訪ね、BF社の警護として雇われる過程に総理が関連していたのではないかと問い詰めた。

度重なる災難を慰労する素振りを見せる総理だがジャユは暴動が起きたタイミングがまるで誰かが指揮しているようだったと警戒を解かなかった。サンらからジャユがBF社を立ち上げた理由を聞いたチェウン。彼女は人間を食物連鎖から解き放ち完全な支配種にする事を目指していたが、そのきっかけになったのは留学直後にクロイツフェルト・ヤコブ病で死んだ双子の妹の存在で、彼女を火葬にしてしまったことを今でも悔いていた。互いに言い過ぎたことを謝り関係を修復した二人。

後日、ホスンとともにシングの足取りを掴もうとがん患者の会合を訪れたチェウンはサンミンと名乗る男(チェ・ヨンジュン)の存在に気づき、警察も巻き込んだカーチェイスを繰り広げるが、もみ合いになったホスンは刺され、駆けつけたチェウンも犯人と間違えられて警察に取り押さえられてしまった…。

■見どころ
支配種ディズニープラス スターにて独占配信中第4話終盤でチュ・ジフン演じるチェウンが銃弾を浴び、瀕死の状態になってしまう場面で幕を閉じ、あの絶体絶命の状況からどう復活するのかに注目が集まっていたが、BF社が秘密裏に進めていた人体培養技術で一名を取り留め、BF社の本当の姿を視聴者に見せる重要なきっかけを作った。

驚異的な速さで回復し、実験は成功したかのように見えるが、過去のたった1件の前例では拒絶反応のため被験者が死亡し、チェウンの場合もテロの後遺症を抱えていた耳に手を加えられたことで、通常は人間が聞き取れない周波数の音が聞き取れるようになってしまった。今回描かれたジャユとチェウンの対立はBF社の実験の成果が「人助け」なのか「改造人間」なのかという倫理的な点によるものだ。更に激昂したチェウンの筋細胞に異変が起きるような描写があるため、チェウンの体に何か変化が起きる可能性にも注視したい。

不老不死に憧れてBF社の研究やチェウンの身体を狙うグンや、何らかの形で一連の事件に関与していそうな匂わせ方の総理、そして遂に姿を現した事件の指揮役と思しきサンミンと名乗る男などいよいよ物語の核心に触れる人物が本性を見せ始めた。チェウンの弟分として愛嬌を見せていたホスンが果たして助かるのかどうか(せっかく作ってもらった強化コートを自ら脱ぎ捨てた直後に刺されたりなど死亡フラグな気もするが)も含めて次週の展開に期待したい。


支配種

■スタッフ
監督:パク·チョルファン
脚本:イ·スヨン「秘密の森 ~深い闇の向こうに~」
原題:지배종(チベジョン)
撮影期間:2022年10月~2023年月29日
配信:ディズニープラス スターで2024年4月10日独占配信

韓国ドラマ『支配種』|本予告

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