パク・ウンビン×ヤン・セジョン「恋は命がけ」は映画版とほぼ別物?“6倍以上の設定”で再誕生、オン・ソンウは初悪役に挑戦【制作発表会】
パク・ウンビン、ヤン・セジョン、オン・ソンウが主演するtvN新土日ドラマ「恋は命がけ」(原題:오싹한 연애)が、いよいよ7月18日に韓国で放送を開始、Netflixにて配信開始する。
●【「Netflix」で独占配信の韓国ドラマはこちら】
初回放送を目前に控えた14日、ソウル・江南区のエリエナホテルで制作発表会が行われ、イ・ミンス監督をはじめ、パク・ウンビン、ヤン・セジョン、オン・ソンウが出席。2011年にソン・イェジン&イ・ミンギ主演で大ヒットした映画『恋は命懸け』を、全12話のドラマとしてどのように生まれ変わらせたのか、その舞台裏と作品への思いを語った。YouTubeにて会見の様子がアーカイブ配信されているので詳しくレポートしよう。
「恋は命がけ」は、幽霊が見える財閥令嬢チョン・ヨリ(パク・ウンビン)と、幽霊をこの世で最も恐れる熱血検事マ・ガンウク(ヤン・セジョン)が繰り広げるオカルトロマンス。2011年公開当時、韓国で300万人を動員した映画『恋は命懸け』を原作とするドラマリメイクだ。
しかし制作陣とキャストが口をそろえるのは、映画の単純なドラマ化ではないという点。オリジナルの核となる設定を残しながら、新たなキャラクターや事件、捜査、アクションなどを加えた“ほぼ新しい物語”として再構築されている。
映画版の6倍以上の設定!「幽霊が見える女性を愛する男」の物語を12話に拡張
イ・ミンス監督は、映画『恋は命懸け』をドラマ化した理由について、「ロマンスを描く時、幽霊が出てきたりオカルト的な状況が起きたりすると、そこから恋愛感情が芽生えることもあるのではないか」と説明。「二人の関係に“ゾクゾクする怖さ”と面白さを与えられると思い、この設定を持ってきた」と明かした。
原作の魅力である「幽霊が見える女性を愛する男性」という基本構造は維持。一方で、時代に合わせた脚色を加え、二人の“愛の力”を全12話の物語へと拡張した。
イ監督によれば、本作はオカルトそのものよりもロマンスに重点を置いた作品。「私たちのドラマではキャラクターがはるかに豊かになった」と自信を見せる。
パク・ウンビンも今回の企画について、「“トランスメディア化”という言葉を今回初めて知った」と告白。「時間が経った後に映画をドラマへと変えることが、新しい試みのように感じられて期待が膨らんだ」と出演当時の心境を振り返った。
映画は約2時間だが、ドラマは全12話。パク・ウンビンは「最低でも6倍以上の設定が盛り込まれている」と強調する。
「全体的な枠組みで見ると、映画ではソン・イェジンさんがカン・ヨリを演じていましたが、“ヨリが幽霊を見ることができる”という点を除けば、ほとんど新しい作品です。生まれ変わった部分がとても多いです」
●“ホラー×ラブコメ”の名作映画『恋は命がけ』とは?<レビュー>
ドラマ版最大の新設定のひとつが、チョン・ヨリの“手”だ。ヨリは幽霊を見ることができるだけでなく、彼女と手が触れた人物まで幽霊を見るようになる。
「ヨリの手がとても重要な役割を果たします。私だけではなく、チョン・ヨリと手が触れた人まで幽霊が見える。この特殊な設定によって、ドラマをより豊かに楽しんでいただけると思います」
これまで公開されたポスターや映像で繰り返し“手”が強調されてきた理由も、この特殊能力にあるようだ。
パク・ウンビン、昼はホテル代表、夜は別の顔…「強く見えるけれど内面は温かい」
パク・ウンビンが演じるチョン・ヨリは、韓国最高級のラグジュアリーホテルを率いる代表であり、リゾートグループの相続人。美貌、能力、財力を兼ね備えた財閥令嬢だが、幽霊を見ることができるという秘密を抱えている。
普段は他人との距離を徹底して保ち、人付き合いを避けているヨリ。パク・ウンビンはキャラクターについて、「外見は強く見え、誤解されるような選択をしてきた人物」と説明する。
しかし、その内面はまったく違うという。
「心の中は繊細で温かい。誰かのためなら自分を犠牲にすることができる性格のキャラクターです」
さらにパク・ウンビンが魅力を感じたのは、ホテル代表として見せるカリスマ性と、秘密を抱え“二重生活”を送るヨリの人間味とのギャップだ。
「ホテル代表としての姿と、二重生活をしなければならない姿、その間にあるギャップが魅力的でした。視聴者の皆さんにも、ドラマを通してさまざまな味を楽しんでいただけたら」
イ・ミンス監督もパク・ウンビンへの絶大な信頼を示した。
「原作を見ればソン・イェジンさんがとても魅力的ですが、それに負けないくらい、パク・ウンビンさんの美しく魅力的な姿を見ることができます」
さらに、「ラブリーな姿に加え、カリスマ性のあるホテル代表としての姿も加わった。非常に多彩なパク・ウンビンを見ることができる」と太鼓判を押した。
ヤン・セジョンは“生きている人間は怖くないのに幽霊は怖い”熱血検事
ヤン・セジョンが演じるマ・ガンウクは、一度事件に食らいつけば犯人を捕まえるまで決して諦めない熱血検事。優れた捜査能力と強い正義感を持つ一方、この世で最も幽霊を恐れている。
ヤン・セジョンはガンウクを「生きている人間は怖がらないのに、幽霊は怖がる。反抗的な部分もありながら、正義感の強い熱血検事」と紹介した。
そんなガンウクは偶然チョン・ヨリと出会い、彼女と手が触れたことで霊眼が開く。それまで見えなかった幽霊が突然見えるようになり、想像もしなかった世界へ足を踏み入れていく。
映画版とは大きく異なるキャラクターだけに、ヤン・セジョンはプレッシャーも感じたという。
「負担を感じるたびに、より台本に集中しました。そしてパク・ウンビンさんや監督と一緒に、新しいものを見つけようと努力しました」
実生活でも「かなり怖がり」だというヤン・セジョン。しかし撮影では、幽霊に驚くガンウクを演じることを存分に楽しんだようだ。
「現場で幽霊を見て驚く演技をするのが、本当に本当に楽しかったです」
イ・ミンス監督は、そんなヤン・セジョンのコミカルな演技にも自信を見せる。
「原作では主人公のちょっと抜けたところや、“情けなさ”が魅力のポイントでしたが、ヤン・セジョンさんも負けていません。本当に面白く演じてくれました」
しかもドラマ版には、新たな魅力も加わったという。
「そこに“大人のセクシーさ”まで追加されました」
これまで繊細な青春ロマンスやメロドラマで“ロマンス職人”と呼ばれてきたヤン・セジョン。今回は熱血検事のカリスマ、幽霊に怯えるコミカルなリアクション、そして“大人の色気”まで、これまでとは違う顔を見せることになりそうだ。
パク・ウンビン×ヤン・セジョン、実は互いに“初めての同い年パートナー”
本作の大きな見どころのひとつが、パク・ウンビンとヤン・セジョンのロマンスケミだ。
二人はともに1992年生まれ。意外にも、パク・ウンビンにとって同い年の俳優をロマンスのパートナーに迎えるのは今回が初めてだという。
「これまで出演した作品にもロマンスは含まれていましたが、パートナーとして同い年の俳優と出会うのは初めてです」
ヤン・セジョンも「同い年の俳優はパク・ウンビンさんが初めて」と明かし、「とても息が合いました。たくさん笑えて、本当に良かったです」と振り返った。
実際の撮影現場でも二人の呼吸は良かったようで、ヤン・セジョンは「たくさん笑うことができた」と満足げ。幽霊をまったく恐れないヨリと、幽霊を見るだけでパニックになるガンウクという正反対の二人が、どのようなロマンスを繰り広げるのか注目される。
オン・ソンウ、除隊後復帰作で初悪役「手が震え、心臓が飛び出しそうだった」
オン・ソンウが演じるカン・ミンファンは、CLホテル&リゾートグループの後継者で、CLレイモンドホテルの代表。原作映画には存在しない、ドラマ版のオリジナルキャラクターだ。
オン・ソンウはミンファンについて、「ホテルを経営している代表。表向きは柔らかい人物ですが、内面には巨大な野望を抱いているキャラクター」と説明した。
本作で初めて本格的な悪役に挑戦するオン・ソンウ。「いつも新しい姿を見せたいという欲がある」とし、自身のイメージを覆したかったと明かす。
「普段、“正しく生きていそうな顔をしている”と言われることが多いんです。その姿とは違う面を見せたかった」
さらに、原作にはいないキャラクターだからこその魅力も感じたという。
「悪役というのは、作品の中で誰かに緊張感を与える人物だと思います。原作にはいなかった人物が、新しい緊張感まで生み出せる。それはすごく刺激的だと思い、この作品に参加しました」
オン・ソンウにとって「恋は命がけ」は、除隊後の復帰作でもある。
「“新しいスタートだ”という覚悟を持って始めました。でも強がっていただけで、実際はものすごく緊張していました」
台本リーディング当時を振り返り、「手が震えて、心臓が飛び出しそうだった」と告白。
「いつも新しいスタートには、緊張と怖さが伴うようです。この緊張を早く手放して、自分の魅力をしっかり引き出して見せたいと思いました」
イ・ミンス監督は、カン・ミンファンについて「原作にはいない役なので、ドラマの核心となる葛藤の軸として機能している」と説明。パク・ウンビンとヤン・セジョンのロマンスに、オン・ソンウ演じるミンファンがどのような緊張感をもたらすのかも重要なポイントとなる。
ロマンス50%、さらにオカルト、捜査、アクション…パク・ウンビン「私、複合ジャンルが好きみたい」
「恋は命がけ」はオカルトロマンスを掲げているが、実際にはさらに多くのジャンルが盛り込まれている。
パク・ウンビンは「私、複合ジャンルが好きみたいです」と笑いながら、本作のジャンル構成について説明した。
「今回の作品もロマンスが50%ほどで、大きな比重を占めています。でも、それ以外にもオカルト、捜査、アクションなどがあります。本当にいろいろなジャンルを複合してお見せできる作品になりました」
映画版の“ホラー×ラブコメ”という魅力を受け継ぎながら、12話という長さを生かして捜査劇やアクション、財閥家をめぐる物語、そして新たな悪役まで加えたドラマ版。パク・ウンビンが語った「6倍以上の設定」という言葉通り、原作を知る視聴者にとっても新鮮な作品になりそうだ。
高視聴率「エージェント・キム」と週末対決!監督「視聴率は本当にうらやましい」
「恋は命がけ」が挑むのは、熾烈な週末ドラマ競争だ。同時間帯には高視聴率を記録しているSBS「エージェント・キム:リアクティベーティッド」(キム部長)など強力な作品が放送されている。
競合作品について聞かれたイ・ミンス監督は、「視聴率が本当にうらやましい」と率直にコメント。それでも、「私たちの作品のように“ゾクゾクして、恋をする”ジャンルはほかにない」と作品独自の魅力を強調した。
「こういうドラマを待っていた方には、きっと楽しんでいただけると思います」
パク・ウンビンも、「人の新しい一面を発見した時、うれしく感じる瞬間があるように、視聴者の皆さんにも『恋は命がけ』を通して新しい魅力を発見していただけたら」と期待を寄せた。
ソン・イェジンとイ・ミンギが主演した映画『恋は命懸け』から15年。幽霊が見えるヒロインという原作の核を残しながら、“触れた相手も幽霊が見える手”という新設定、熱血検事とのロマンス、捜査やアクション、そしてオン・ソンウ演じる新たな悪役を加えた「恋は命がけ」。
「最低でも6倍以上の設定」を盛り込んだ全12話のドラマは、映画版を超える新たな“ホラブリー・ロマンティックコメディ”を誕生させることができるのか。パク・ウンビン、ヤン・セジョン、オン・ソンウが見せる三者三様の新境地にも期待が高まる。
tvN新土日ドラマ「恋は命がけ」は、7月18日(土)21時10分より韓国で初放送、その後Netflixにて独占配信される。
◇종합 예고(総合予告)
「恋は命がけ」は7月18日(土)21時10分より韓国tvNで放送開始。そのあと、Netflixにて世界独占配信される。
◇YouTube「恋は命がけ」オフィシャル予告編 | Netflix
◇tvN「오싹한 연애」HP