高橋一生「これまでにない日本のドラマ」斎藤工、水上恒司ら「犯罪者」豪華8人集結!“映像化困難”衝撃作に大興奮

07月13日23時19分ドラマ

Prime Original新ドラマシリーズ「犯罪者」のブルーカーペット・プレミアが7月13日、東京・恵比寿ガーデンプレイス センター広場で開催され、トリプル主演を務める高橋一生、斎藤工、水上恒司をはじめ、ユースケ・サンタマリア、青木崇高、MEGUMI、チョン・イル、松永大司監督の豪華8人が登壇した。



7月17日(金)よりPrime Videoで240以上の国と地域に世界独占配信される本作は、ドラマ「相棒」シリーズなどで知られる脚本家・太田愛による同名小説を実写ドラマ化したノンストップクライムミステリー。警察、政治、巨大企業、そして過去が複雑に絡み合う群像劇と、時系列が交錯する重層的な物語構造、壮大なスケールから“映像化困難”と言われ続けてきた衝撃作だ。

監督を務めるのは、映画「エゴイスト」で国内外から高い評価を受けた松永大司。刑事・相馬亮介を高橋一生、元テレビマンの鑓水七雄を斎藤工、無差別殺傷事件の生存者・繁藤修司を水上恒司が演じる。
犯罪者
イベント会場には作品をイメージしたブルーカーペットと特設ステージが登場。高橋、斎藤、水上らキャスト陣と松永監督が次々に姿を見せると、集まった観客から大きな歓声と拍手が沸き起こった。

松永大司監督、豪華キャスト集結の理由は「この俳優を見たい」
犯罪者イベントでは、スクリーンに「犯罪者」の人物相関図が映し出された。複数の人物と組織が複雑に絡み合う豪華な顔ぶれを改めて眺めた松永監督は、「初めましてでご一緒する方が多かった」と振り返り、「この人とこの人が芝居したら面白いのでは?とお声かけさせていただきました」とキャスティングの裏側を明かした。

さらに「本当にいい作品になっています!」と力を込め、「そのきっかけは俳優の力だと思うんです。『この俳優を見たい』という気持ちから、この顔ぶれになったのかなと思います」とキャスト陣への絶大な信頼を語った。

本作の撮影で大きな特徴となったのが、松永監督による徹底した準備とリハーサル。6月に行われた制作発表記者会見でも、高橋、斎藤、水上の主演3人が、その経験に「人生を変えられた」と口をそろえていた。

松永監督は“リアル”な芝居を追求するため、撮影前の本読みやリハーサルに長い時間を費やしたという。

ユースケ・サンタマリア「松永組でしかできない、すごく贅沢な時間」
犯罪者大手食品メーカー・タイタスフーズの営業部長、中迫を演じるユースケ・サンタマリアは、「ワンシーン撮影する前に、すごく時間をかけてホン読みをするんです」と松永組ならではの撮影方法を紹介した。

当初は、そのやり方を聞いて抵抗感もあったという。しかし、じっくりと台本と役に向き合うことで「どうすればいいかわからないシーンも理解できたり、これまでストレスに思ってきたことが全て解消されました」と、その効果を実感した様子。

「他の現場でもやろうと思っても、許容してくれる監督やプロデューサーはなかなかいないです」と話し、「時間のない業界の仕事のなかでも、松永組でしかできない、すごく贅沢ですごく必要な時間でした」と充実感をにじませた。

青木崇高「とんでもない作品」15年来の友人・松永監督作品に初参加
犯罪者テレビディレクター・小田嶋を演じる青木崇高は、松永監督とは約15年来の友人。それでも、松永監督作品への出演は今回が初めてとなる。

過去には一緒にアメリカ西海岸を旅したこともあるといい、青木は「僕は旅から感性を成長させてもらっている」と回想。「監督が一瞬の景色から得られるものや出会いが、演出や作品の力に注いでいったとするなら、一部でも同行できたことを幸せに思います」と長年の友人ならではの思いを明かした。

そして完成作については、ひと言、「とんでもない作品です」と絶賛した。

MEGUMI、自分の“型”を全部捨てる挑戦「何十年も前に立ち返るような体験」
犯罪者メルトフェイス症候群全国連絡会代表・山科役のMEGUMIも、松永監督の演出によって俳優として大きな挑戦を経験したという。

監督から「自分の“型”みたいなものを全部取ってくれ」と求められたことを明かし、「その言葉によって最初はアワアワしました」と率直に告白。

役を作り込むのではなく、「内側にあるものをひとつひとつお米を磨くように磨いて、外側は力を抜いて……」と役へのアプローチを説明した。

松永監督から求められたのは、ドキュメンタリーのように「そこにいる」という芝居。MEGUMIは「高度な要求をいただいて、大きなチャレンジの場でしたし、めちゃめちゃ緊張しました」と振り返った。

「何十年も前に立ち返るような体験をさせていただきました」と語り、「俳優部、スタッフが監督の静かで熱い炎に引き寄せられて完成して、とんでもないすごい作品に大興奮しました」と熱烈にアピールした。

チョン・イル、日本ドラマ初挑戦!原作を3回熟読「決して後悔させない作品」
犯罪者本作で日本ドラマに初挑戦した韓国俳優チョン・イルは、謎の男・滝川役を演じる。

デビュー20周年を迎えたチョン・イルは、「俳優として活動してきましたが、日本でも活動したいという思いをずっと抱いてきました。それを監督が叶えてくださいました」と念願の日本作品出演への喜びを語った。

役作りにあたっては「原作を3回読み返しました」と明かし、松永監督とも数多くの話し合いを重ねたという。

「経験したことのないようなディレクションをされる監督で、キャストやスタッフをリードしていく監督が印象的でした」と撮影を回想。「滝川がもつ謎を僕自身も解くために奮闘しました」と、ミステリアスなキャラクターへのアプローチを明かした。



最後には「素晴らしい俳優のみなさん、素晴らしい監督とご一緒できたことを光栄に感じています。決して後悔させない作品になっているので、ぜひご覧ください」と日本の視聴者にメッセージを送った。

そんなチョン・イルを起用した理由について、松永監督は「人を殺しそうで殺さなそうな、いったりきたりできそうな雰囲気の方がいいなと思った」と説明。

さらに「甘いマスクで人を殺すというのが、いいなと」と語ると会場は笑いに包まれ、チョン・イルも「喜ぶべきなのか……」と困惑気味の笑顔を見せた。

高橋一生「これまでにない日本のドラマ」完成作を3話まで一気見
犯罪者7月17日の配信開始を前に、完成した第3話までを鑑賞したというキャスト陣。

高橋一生は「これまでにない日本のドラマだなと思いました」と率直な感想を口にした。

特に注目したのは、松永監督が映像に作り出した独特の“間”とリズム。「日本的で純粋な間や空気感を監督が意図的に作り出されていて、リズムが一定ではないというか」と分析した。

高橋、斎藤、水上が演じる3人についても「3人は独特なリズムになっていきます」と説明。「ノンフィクションを見ているようなフィクション性を持っています。不思議だなと感じながら、まずは3話まで一気に見てしまいました」と作品の強烈な吸引力を語った。

斎藤工「観ながら試されている感覚」“わかりやすさ”の真逆へ
犯罪者斎藤工は本作を「研ぎ澄まされていく、足し算ではなく引き算」と表現した。

視聴者にすべてを説明するのではなく、あえて余白を残す松永監督の演出について、「観てくださる方に対して、とてもチャレンジング」と指摘。

「これまでの“わかりやすさ”に言及してきた日本のエンターテイメントの奥、元々に還っていくような」と語り、「観ながら試されている感覚を皆さんと共有できたら」と視聴者に呼びかけた。

水上恒司「“説明しないといけない”現代の流れを真逆にいっている」
犯罪者水上恒司も、本作には主演3人を軸とする物語だけではない複数の“柱”が存在すると説明した。

「僕が関わっている相馬や鑓水とのシーンも注目していただきたいのですが、そのほかにも違う柱があって、予感もしないくらい独立した世界観が交錯していくところを楽しんでほしいです」と見どころを紹介。

さらに「出演者でさえ見逃しているところがあるくらい説明していない」と明かし、「“説明しないといけない”という現代の流れを真逆にいっている作品です」と力を込めた。

高橋も「考察だったり、物語が重層的に絡み合っていくので、もう一度見やすいのは配信の強みですよね」と同意。

かねて本作を「原作に最もフィットした作品」と評していた青木も、「冒頭のところは何度も観直しました。皆さんも同じことやるんじゃないかなと」と、思わず巻き戻して確認したくなる“仕掛け”の存在を示唆した。

MEGUMIは映像だけでなく音にも注目。「お芝居が浮かび上がる作品は初めて観ました」と驚きを語り、「皆さんのセリフの出し方が近くにいるように聞こえたり、遠くにいるように聞こえたり、そこまでこだわっているので、没入している感覚になりました」と作品世界への圧倒的な没入感を絶賛した。

高橋一生&斎藤工がそろって絶賛した水上恒司

トークでは、共演によって印象が変わった俳優についても話題が及んだ。

ユースケ・サンタマリアが挙げたのは内野聖陽。「内野さんと3日間がっつりご一緒しまして。すごく重要なシーンばかりを撮った」と振り返った。

「内野さんって圧がすごいじゃないですか」と話す一方、松永監督がその“圧”をあえて封印していったという。「あんな内野さん見られるのもこの作品だけですね」と、これまでとは異なる内野の芝居に期待を持たせた。

一方、高橋と斎藤はそろって「恒司さん」と水上の名前を挙げた。

高橋は「どこか論理的だと思います。慎重さと大胆さをバランスよく兼ね備えている方」と水上を評価し、「リハーサルの時から感動していました」と絶賛。

斎藤も「セリフのない修司の時間にエネルギーを感じていました」と語り、「レイヤーが深くて、映っていないものにこそ重心を置いている力強い表現者」と俳優・水上恒司の魅力を表現した。

先輩2人から称賛された水上は、高橋について「シーンの解釈を言葉にする大切さを教えてくれた」とコメント。

一方の斎藤については「その横でそれを黙って聞いている」といい、「対極のあり方があって。贅沢な学びの場で充実した時間でした」と、トリプル主演の現場で受けた刺激を振り返った。

「犯人者は、誰だ」黒エナメルの男が会場に出現

イベント終盤、会場の空気が一変した。

突如、スクリーンに「犯人者は、誰だ」という文字が映し出されると、劇中の通り魔事件で犯人とされる、フルフェイスのヘルメットをかぶった黒エナメルの男が姿を現した。

男は緊張感に包まれた会場をゆっくりと歩き、「Prime Videoからあなたへの挑戦状」と書かれたボードを掲げる。

幾重にも謎が絡み合い、“映像化困難”とまで言われたクライムミステリー「犯罪者」。その謎へ視聴者を誘うかのような不穏な演出とともに、ブルーカーペット・プレミアは幕を閉じた。

「犯罪者」は、白昼の駅前広場で発生した無差別殺傷事件から始まる。事件の生存者・繁藤修司(水上恒司)は、搬送先の病院に現れた見知らぬ男から「あと10日……10日生き延びれば助かる」と戦慄の言葉を告げられる。

事件を追う刑事・相馬亮介(高橋一生)は、警察を拒み続ける修司に違和感を抱く。やがて修司に再び黒い影が迫り、相馬は元テレビマン・鑓水七雄(斎藤工)とともに、姿の見えない敵を追うことになる。

犯人は死亡したはずなのに、なぜ修司は命を狙われ続けるのか。通り魔事件の裏側で動き始める巨大な陰謀とは何なのか――。

犯罪者
Prime Originalドラマ「犯罪者」は7月17日(金)よりPrime Videoで世界独占配信開始。

本予告

Prime Original新ドラマシリーズ『犯罪者』作品概要
犯罪者タイトル:『犯罪者』
配信日:7月17日(金)より世界独占配信
キャスト:高橋一生・斎藤工・水上恒司・ユースケ・サンタマリア・MEGUMI・青木崇高・井上瑞稀(KEY TO LIT)/内野聖陽
原作:太田 愛『犯罪者』(角川文庫/KADOKAWA)
監督:松永大司
脚本:櫻井武晴
音楽:川井憲次
制作:PROTX
製作著作:PROTX
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