地上波初放送「客主」第40-42話あらすじと見どころ!ソリンの侍女ウォルが指名手配に!予告動画

2017年05月26日09時37分ドラマ
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開港後、朝鮮の商いが危機に瀕していることを知ったシン・ソクチュは、自らの余命を悟ったため、六矣廛の行く末をチョン・ボンサムに託そうとするが…一方、ソクチュからあることを頼まれたウォルは命懸けでボンサムの元へ!テレビ東京「客主」来週5月29日(月)第40話~42話のあらすじと見どころを紹介!DVDも好評リリース中で、公式サイトで予告動画が公開されている。
【「客主」を2倍楽しむ】では舞台となった時代背景や放送に合わせて各話のあらすじと見どころ、豆知識などをまとめて紹介している。テレビ東京ではオリジナルの全41話を52話に編集して放送。以下のあらすじが多少前後する場合もあります。ちなみにDVDは全60話版。

■キャスト相関図(テレ東番組公式サイト)
チョン・ボンサム 役:チャン・ヒョク
チョ・ソリン 役:ハン・チェア
ケトン=メウォル 役:キム・ミンジョン
キル・ソゲ 役:ユ・オソン
チョン・ソレ(ソホン)役:パク・ウネ
シン・ソクチュ役:イ・ドクファ
チェ・ドリ役:イ・ダリョン
ソンドル役:チョン・テウ
チョ・ソンジュン役:キム・ミョンス
ソン・マンチ役:パク・サンミョン

客主■第40話(DVD版第46話~47話冒頭)
 ボンサムにみとられてこの世に別れを告げるソリン。その頃、ソゲがソクチュとボヒョンの前に連れて来られていた。ソゲの裏切りに怒りをあらわにするソクチュ。ところがそこに、ソリンの死をソクチュの仕業と思い込んだボンサムが現れる。ソリンが死んだと聞いて衝撃を受けるが、ソクチュは自分がソリンの殺害を命じたと答える。だが、ソリンの死を知ったソクチュは仕事も手につかない。そんなソクチュのもとに宣恵庁のミン・ギョムホが訪ねて来る。ソクチュの財産目録をチラつかせ、金をせびりにやってきたミンだが、その裏ではソゲとグボムが糸を引いていた。
 一方、悲しみに暮れるボンサムはソリンの幻影をみながら酒におぼれ、ユスを抱こうともしない。夢の中のソリンに慰められたボンサムが目覚めたとき、ケトン(メウォル)がいた。ユスを抱いてソリンの墓前で祈るボンサムを熱い目で見つめるケトン。ケトンを疑うウォルは、ソクチュの仕業ではない、必ず犯人を見つけると言い放ち、欲を捨てろとケトンに忠告する。
客主 恋い焦がれた時間の長さに比べ短すぎたボンサムとソリンの幸せな時間。斧を手にしたボンサムのイッちゃってる目が怖い。ソクチュに向けて振り下ろした斧を止めたのは?「虎は死んで皮を残し、英雄は死んで名を残す。そし手金持ちは死んで人を残す」しかし、朝鮮一の金持ちのはずのソクチュはどんな形で死んでいくというのか、ボンサムのセリフに注目。

客主■第41話(DVD版第47話~48話中盤)
 開港によって物はなくなり物価は高騰、元山は混乱していた。元山のマ・チスン客主たちは売るものがないからと、契約を一方的に破棄し、商品を回さない。日本との開港を知りながら何の手も打たなかったと、公開するボンサム。
 ソゲと手を組んだミン・ギョムホに全財産をむしり取られると考えたソクチュは、ボンサムを呼び出す。使いに来たヤンボムからソリンの死はソクチュとは関係ないと聞いたボンサムはソクチュに会いに行く。ソクチュから元山の現状を聞かれたボンサムは、「日本の金とぜいたく品が押し寄せ、朝鮮の金と生活物資は日本に流れている。このままでは朝鮮の商人は生き残れない」と答える。ソクチュは六矣廛を守るためにボンサムに大行首の座を譲ると言い出すが、ボンサムは相手にしない。帰路、国師堂に立ち寄ったボンサムは、ソリン殺害を命じたのはソクチュではないと言い出し、ケトンはかろうじてその場を取り繕う。
客主 ボンサムは、日本の商人たちの動きを探るためにソンドルとドリの3人で元山へ向かう。その頃ミン・ギョムホに会ったソクチュは、朝鮮の商売の危機を訴えるが、怒りを露わにするミン・ギョムホからさらに高額の20万両を要求される。屋敷に戻ったソクチュはウォルを呼び、全財産をユスに遺すと告げる。預かった手紙を手にボンサムのもとへ向かうウォル。それを知ったボヒョンは追手を差し向けるが、ソゲはソクチュを捕縛しろとミン・ギョムホをそそのかす。
 その頃、ボンサムもウォルが指名手配されていることを知り、ウォルを探しに戻ることに。
 元山の町を洋服姿の日本人が闊歩する。日本では明治維新後、すさまじい勢いで近代化が進んでいたが、朝鮮は近代化に乗り遅れていた。1876年の日朝修好条規(江華島条約)により1880年に対外開港し、後に元山日本居留地が置かれる。元山は現代の北朝鮮江原道の道庁所在地。
済物浦は現在の仁川港で、江華島条約から6年後、1882年7月23日に起きた壬午事変(壬午軍乱)での日本公使館焼き討ち事件等の事後処理のために済物浦条約が結ばれる。六矣廛にしがみつくソクチュにボンサムが、日本の巨大な商いを海にたとえ、六矣廛を小さなお椀に例えるのは秀逸。


客主■第42話(DVD版第48話中盤~49話)
 ソクチュを幽閉したミン・ギョムホはソゲに手形を取り戻せと命じる。見返りとして辛家客主と六矣廛大行首の座を約束するギョムホ。ボヒョンもまたグボムに手形の行方を追わせていた。
 一方、ウォルはファン客主の協力を得てマンチらとともに元山を目指していた。その頃、ウォルが心配で松坡に戻ろうとしていたボンサムだが偶然、外国との米の闇取引を見てしまい、放っておけずに首謀者マ・チスンを告発する。そして、今は元山の一部の客主ですんでいるが、このままではやがて朝鮮全ての客主が外国との交易を始めるだろうと考える。
 そんな中、ウォルはソゲに追いつかれてしまう。マンチたちに助けられるが、今度は山賊に襲われる。マンチたちが必死でウォルを守ろうとするが、多勢の山賊に捕縛されてしまう。山賊たちはウォルの懐から多数の手形を見つけるが、山賊にとって手形は使い道がないと燃やしてしまう。そしてウォルの器量を認めて妓楼に売ろうと連れ去ってしまう…。
客主 ソクチュも一目置くウォルを演じたのは「王(ワン)家の家族たち」でワン家四女、「赤と黒」でテラの少女役を演じた子役出身のムン・ガヨン。ウォルは数千の兵の目をどのように潜り抜けるのか?今回はウォルの変身ぶりも見どころ。特に美しい姿は必見!果たしてウォルの命は?ところで、山賊たちに見覚えなないだろうか?

テレビ東京「客主」番組公式サイト
 2017.04.04スタート 月~金8:15-9:11 地上波初放送
「客主」DVD公式サイト

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