今夜(23日)金ロは ジョニデ&バートン監督のファンタジーコメディ『ダーク・シャドウ』放送!予告動画-日テレ
『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』の公開がいよいよ来週7月1日に迫っている中、今夜6月23日(金)よる9時からの日本テレビ「金曜ロードSHOW!」では、ジョニー・デップとティム・バートンという最強コンビが2012年世界中をあっと言わせたちょっとおかしな大ヒットヴァンパイア映画『ダーク・シャドウ』を放送!番組公式サイトで予告動画が視聴できる。
ジョニー・デップとティム・バートンのふたりが描く独特の世界観は、『シザーハンズ』に始まり、『チャーリーとチョコレート工場』『アリス・イン・ワンダーランド』など、その個性の強いオリジナルの魅力は時代とともに洗練され、あるいはまたさらなるコアなファンを魅了する奥深さも手に入れた。不思議で、怖くて、笑えて、どこかおかしくて、ほろりと泣けてしまう。暗い、ダークな世界。笑いに皮肉があり、表面だけではない裏の意味がある。おそらくこのダークな感じこそ、ティムとジョニーの真骨頂であり、ジョニー・デップのダークサイドな魅力を引き出し、彼を世界的大スターに押し上げたのは、他ならないティム・バートン監督だ。
思えばふたりの出会いは1990年公開の映画『シザーハンズ』に遡る。それまで1991年『エルム街の悪夢』や1986年『プラトーン』などで端役として俳優経験を積んでいたジョニーだが、ティム・バートンと組んだ1990年『シザーハンズ』は世界中で大ヒット、一気にスターの仲間入りを果たした。その後の彼の活躍は周知のとおりだが、2003年からの映画『パイレーツ・オブ・カリビアン』のシリーズで見せる演技とは、まったく違うのがティムとの仕事。今回の『ダーク・シャドウ』、もとはと言えば、1966年から1972年に米国ABCで放送されたゴシック・ソープオペラ『Dark Shadows』で、1992年にもTVでリメイク番組が放映された。今回はそれが映画となって登場、ティム&ジョニーのタッグ作品の7作目となる。
かつてブラッド・ピットのヴァンパイア映画もあったが、これはジョニー・デップ演じる奇妙なヴァンパイア。およそ過去に類のないシニカルでファンタジーなヴァンパイア映画となった。映画を観る前に、まずはちょっと普通じゃない、ジョニーのおかしなヴァンパイアのポイントを知っておこう。
ジョニー・デップのティム・バートン監督との共演は、他にも2005年にジョニーが声優として出演した『ティム・バートンのコープス・ブライド』、またCGIと実写をミックスしてサーカスの子象ダンボの奮闘を描くディズニー『ダンボ』の実写化でも共演する予定。
1.魔女をフッて、ヴァンパイアにされてしまうという経緯。
2.200年ぶりに甦ったので、時代の流れについていけない。
3.お坊ちゃんのように前髪をおろした髪型がおかしい
4.サングラスと日傘があれば、太陽の下でも大丈夫。
5.とことん家族思いで愛が溢れている。
どうだろうか、これをジョニー・デップが演じているのだから、興味が湧かないわけはない。
■あらすじ
200年ぶりの復活で時代についていけないヴァンパイア
家族愛に満ちた彼は、没落した一族の繁栄を取り戻せるか?
1752年、英国リヴァプールのコリンズ一家は北米に渡る。息子のバーナバスは何不自由のない裕福な環境でプレイボーイとなり、コリンウッド荘園の所有者となったが、彼は、魔女とは知らず使用人のアンジェリークに手を出してしまう。アンジェリークはバーナバスに恋人がいること知り激怒し、そのことでバーナバスをヴァンパイアにし、土の中に生き埋めてしまった。やがて200年後の1972年、バーナバス・コリンズは長い眠りから目を覚まし、ヴァンパイアとして子孫たちの前に現われた。かつては繁栄を誇った名家だったが、今は没落してしまった末裔との出会い、家族を愛するバーナバスは一家の復興を心に誓うのだった。しかし、200年の間に世の中はすっかり様変わり、バーナバスは何をやってもずれまくり、なかなか時代についていけない。珍騒動ばかり起こるが、それでも彼の家族愛はとどまるところを知らない。バーナバスは魔女の手から家族を守り、没落した一族の繁栄を再び取り戻せるだろうか?
共演は、200年前からの因縁を持つ美女に、『007/カジノ・ロワイヤル』のボンド・ガールで注目を集めたエヴァ・グリーン、コリンズ家の現当主に『恋のゆくえ/ファビュラス・ベイカー・ボーイズ』でゴールデングローブ主演女優賞受賞のベテラン女優ミシェル・ファイファー、一家と同居する医師には、ティム&ジョニーのコンビにはお馴染みのヘレナ・ボナム=カーターと、いずれ劣らぬ実力派の女優たちがわきを固める。さらに、最近では映画『キックアス』シリーズで大人気のクロエ・グレース・モレッツ。彼女が演じる、コリンズ家のひねくれ気味の長女も要注目。さらに最後にこの映画の魅力をもうひとつ。それは全編を彩る楽しい音楽の数々。主人公のバーナバスが目覚めるのが1972年。70年代のロック、ポップス、R&B、ソウルなどの名曲がめじろ押し、ドノヴァン「シーズン・オブ・ザ・ウィッチ」、カーペンターズ「トップ・オブ・ザ・ワールド」、マーク・ボラン「ゲット・イット・オン」をはじめ、どこかで聞いたことのあるメロディ、懐かしのヒット曲が映画を盛り上げている。洋楽ファンも必見の映画だ。
ティム・バートンとジョニー・デップの名コンビがお届けするヴァンパイア映画『ダーク・シャドウ』は、6月23日(金)夜9時から日本テレビ・金曜ロードSHOW!にて放送。
◇日テレ「金曜ロードSHOW!」
◇『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』映画公式サイト
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