「松竹梅」CMサイトで、ナイスガイ・石原裕次郎さんを偲ぶ。渡哲也のCM動画も配信中。

2009年07月23日19時15分商品・CM

1987年肝細胞がんでこの世を去った昭和の大スター石原裕次郎さんの二十三回忌の法要が、今年7月、東京・国立競技場に1日限りの寺を建立して、前代未聞の大規模な形で執り行われた。当日は、宝酒造の特性芋焼酎「一刻者」とメモリアルブックを5万人にプレゼントしたという。

裕次郎は、長く宝酒造のCMに出演しており、同社「松竹梅」のサイト「石原裕次郎」篇に、過去に出演した彼のCMが公開されている。公開されているのは、1970年から亡くなる前年の1986年までの21作品。石原裕次郎主演の人気ドラマ「西部警察」は、同社がスポンサーとなって放送されていたが、これは、裕次郎の「松竹梅」CMへの出演がきっかけで実現したという。その後、同社CMには、渡哲也や舘ひろしらも出演している。

サイトに紹介されているのは、日本酒のCMなので、やはり和服姿の裕次郎が多い。しかし、「西部警察」の“ボス”も登場しているのでご安心あれ!貫禄のある裕次郎の和服姿もいいけれど、昭和の芸能界に彗星のごとく現れた“身長182センチ、股下90センチ”の西洋人にも引けをとらない超イケメン俳優・裕次郎といえば、どうしても長い足を際立たせるスーツ姿もみたくなる。とはいえ、何をしてもさまになる男・裕次郎、そこにいるだけで絵になるのだから、ファンとしてはどんな格好でもいいのだろうが…。

「西部警察」の“ボス”や、普段着姿で寛ぐ”裕ちゃん”もいる同CMの中で、他にもお勧めしたいCMがある。まず、73年の「しみじみ」篇と翌年の「ピアノ」篇!日活時代の彼を髣髴させ、ムードたっぷりに歌う裕次郎が登場している。次は、82年の「日本の松を守ろう」篇だ。なんとハモニカを吹いている裕次郎にお目にかかれる。これは必見、お宝映像だ!

本人の語りもたくさん収録されており、声良し、歌良し、ルックス良しのパーフェクトぶりを遺憾なく発揮している。

裕次郎亡き後は、弟分でもある渡哲也が宝酒造のCMキャラクターを引き継いでいる。同サイトの「渡哲也」篇に、8本のCM動画が公開されているので、こちらもぜひ観ておいて欲しい。

二十三回忌では徹夜組みも登場して、石原プロでは、駆けつけたファンの数は13万5千人と発表している。こんなに多くの人たちから愛され続ける男・石原裕次郎。23年たった今も、彼を超えるスターは登場していない!52歳で亡くなった彼が生きていたら、今年75歳になる。ナイスガイ・裕次郎もいいけれど、ナイスじいちゃん・裕次郎にも会ってみたかった。

今夜あたり、「松竹梅」を飲みながら、改めて大スター・石原裕次郎さんを偲んでみよう。

宝酒造「松竹梅」CMサイト「石原裕次郎」篇
宝酒造「松竹梅」CMサイト「渡哲也」篇