8月8日に開幕する第91回全国高校野球選手権大会を目指し、連日全国各地で高校球児たちが熱戦を繰り広げている、そして26日は栃木、千葉、山梨、長野の4県で優勝校が決定した。

栃木県は、70年代に怪物・江川卓を擁して甲子園を沸かせた作新学院が31年ぶりの甲子園の切符を手に入れた。宇都宮工と対戦した作新学院は序盤から攻勢に出て、4回までに5得点。投げては先発の小嶋が宇都宮工打線を無失点に抑えて5-0で勝利を収めた。千葉県大会決勝では八千代東と拓大紅陵が対戦。初出場を目指す八千代東は初回に4点を先制。しかし拓大紅陵も徐々に反撃し、5回裏に同点に追いつく。そして試合は同点のまま9回に入ると9回表に八千代東が1点を勝ち越し。これが決勝点となり、ノーシードから初の甲子園出場を手に入れた。

山梨県大会決勝では山梨学院大付が甲府工に3-1で勝利し、9年ぶり4回目出場を決めた。山梨学院大付は3回までに3点を奪うと、堅い守備で反撃を一点に抑えた。長野県大会は11-1と2008年選抜大会ベスト8の長野日大が強さを見せて優勝。夏の甲子園初出場を決めた。

現在、朝日放送の第91回全国高校野球選手権大会特設サイトでは各地方大会決勝戦のハイライト動画を配信中。上記試合以外にも、選抜準優勝の花巻東が優勝した岩手県大会決勝など既に代表校が決定している全大会の決勝戦動画を配信中。27日は青森県、新潟県、三重県などの決勝戦が予定されている。

ABC「第91回全国高校野球選手権大会」