8月13日(木)より公開となる映画「ナイトミュージアム2」は、作品公式HPにて、登場人物が再生画面からディスプレイに飛び出してくるという前代未聞のサプライズな“飛び出す予告編”を配信開始した。

これまでも、脳科学者・茂木健一郎氏の監修による“アハ体験”付きスペシャル予告編を配信するなど、博物館の展示物が動き出すという作品の個性を反映したサプライズな予告編を配信してきた映画「ナイトミュージアム2」。「アハ体験付きスペシャル予告編」は、“映画史上初の試み”とされ、脳内の神経細胞が一斉に活性化する瞬間を導くアハ体験映像を含むという、アッ！とさせる予告編であった（アハ体験付きスペシャル予告編の既報はコチラ）。

そんな「アハ体験付きスペシャル予告編」に続いて配信開始となったのが、今回の「飛び出す予告編」。配信ページには一見何の変哲もない再生画面があるのだが、動画が再生されると世界は一変。映画の世界と同じように、登場人物（正確には“命”を宿した展示物）がところせましと暴れ回り、画面の外へ飛び出してくる。恐竜の尻尾や、巨大なリンカーン像の足踏みで、次第に配信ページは壊れていく。しまいには飛行機までもこちら側にやってきて…。さて、どうなるのかは下記リンクにて確かめて欲しい。ページは次第に決壊していくが、むろんブラウザの故障ではない。

近年、映画作品の公式HPでは、予告編動画以外にプロモ動画やメイキング動画などの配信も行なわれる歓迎すべきケースが増加しつつあり、劇場作品と関連した動画コンテンツは多様化をみせている。「ナイトミュージアム2」が配信するアハ体験付きスペシャル予告編や飛び出す予告編は、Webというメディアの特性をうまく突いたものであり、映画プロモーション動画コンテンツのあらたな潮流と言えるものだ。なにより印象深い。

映画「ナイトミュージアム2」は、06年公開の前作「ナイト ミュージアム」大ヒットを受けて制作された続編。前回の舞台となったアメリカ自然史博物館から、スミソニアン博物館へ舞台は移された。自然史博物館にいた展示物たちに加え、前作同様の夜になると魔法の力により、スミソニアンの展示物までも人間のように動き出してしまったことで大変な騒動となる。ベン・スティラー扮する警備員ラリーが、博物館で蘇った世界征服を企むエジプト王ファラオを食い止める珍騒動に抱腹絶倒だ。映画「ナイトミュージアム2」は8月13日(木)より、TOHOシネマズ 日劇ほか全国ロードショーとなる。

映画「ナイトミュージアム2」　飛び出す予告編
映画「ナイトミュージアム2」　アハ体験付きスペシャル予告編
映画「ナイトミュージアム2」　オフィシャルサイト