シューマン「交響曲 第4番ニ短調」フル配信! 解説映像も-第2日テレ

2009年07月31日10時21分音楽

読売日本交響楽団正指揮者・下野竜也氏が日テレ「深夜の音楽会」に登場! 第2日本テレビは氏が読響のタクトを揮ったシューマン「交響曲 第4番ニ短調」ディレクターズカットにてフル配信し、特典映像として氏のシューマン解説も配信する。

フランス・ブザンソン国際指揮者コンクールで優勝した経験を持つ読売日本交響楽団正指揮者・下野竜也氏。下野氏指揮の表現の豊かさには定評があり、とことん楽譜を精読した上での緩急付けた牽引、色彩と表情豊かな表現コントロールは国内外問わず評価が高い。

そんな下野竜也氏が今回の配信分で挑んだのが、シューマンの交響曲、第4番ニ短調だ。愛妻クララのために作曲され、シューマンが彼女の誕生日に献げた楽曲とされる「交響曲 第4番ニ短調」。しかし、作曲者の自信をよそに、初演では不評であった。
だが、その後シューマンはオーケストレーションに手を加えるなど、楽曲を改訂。全楽章が連続的に演奏されるなど意欲的な試みが盛り込まれて生まれ変わった「交響曲 第4番ニ短調」は見違えるほどの輝きを放つことになる。読響正指揮者・下野竜也氏は、この「交響曲 第4番ニ短調」を徹底分析。氏ならではの解釈で、情感豊かに波乱の交響曲を聞かせてくれる。視聴は下記リンクより、「読響Symphonic Live 深夜の音楽会」にて。視聴は無料だ。また、特典映像として、下野竜也氏がスコアから読み取ったシューマンの想いが解説され、読響の演奏と共に紹介される。

◇シューマン「交響曲 第4番ニ短調」
第1楽章 Ziemlich langsam - Lebhaft
第2楽章 Romanze. Ziemlich Langsam
第3楽章 Scherzo. Lebhaft - Trio
第4楽章 Langsam - Lebhaft
特典映像 下野竜也のスペシャルレクチャー「シューマンがスコアに託した思い」

第2日本テレビ 読響Symphonic Live 深夜の音楽会