圭吾（遠藤健慎）の死後、マスコミに悲痛な想いを訴え学校を非難する真紀子（仲間由紀恵）！マスコミは学校、そして日向（井上真央）を悪者にしたてようと糾弾！果たして圭吾が自殺した原因は学校？部活？それとも毒母？フジテレビ31日（火）夜9時より「明日の約束」第3話を放送。予告動画は番組公式サイトで公開。

自殺した生徒の母親・真紀子（仲間由紀恵）の貫禄がすごい。いつから仲間由紀恵にあんな貫禄が備わったのだろう。「TRICK」シリーズ（テレビ朝日）や「ごくせん」シリーズ（日本テレビ）の仲間由紀恵とは全く違う。

30代後半になり、女優として役の幅が広がった仲間由紀恵。かつての「きれいなおねえさん」は国民的女優としてヒロインから影のある役まで完璧にこなす。決して鬼の形相ではないが、真紀子の日向（井上真央）に対する視線がものすごく冷たく恐ろしい。第3話以降、真紀子の攻撃がどうエスカレートするのかドキドキする。

もう一人の毒親が日向の母親・尚子（手塚理美）。あんな母親だったら誰だって彼氏・彼女ができても紹介できない。自分の知らないところで交際相手がいたことを知った尚子は日向に激怒。その怒り方が感情剥き出しで完全なヒステリーでしかなかった。感情的に怒りをまき散らす尚子に冷たい視線を送る日向。この親子の関係も完全に歪んでいる。

真紀子、尚子ともにタイプは違えど「毒親」である。こんな親、いるわけないと思われるかもいらっしゃるかもしれないが、程度の差はあれど「毒親」はごく普通に存在するのである。どちらの親子関係にも救いはないのだろうか。

■前回（第2話）ネタバレあらすじ
不登校だった圭吾（遠藤健慎）が自殺した話は、瞬く間に生徒の間で広がった。圭吾のクラスメイト・田所那美（井頭愛海）は純也（堀家一希）を中心とした男子生徒たちが圭吾を無視していたことに気づいていた。

那美は中学のとき、ひどいいじめにあっておりその時圭吾に助けられていた。しかし自分は圭吾を助けることができなかった。そんな後ろめたい思いもあって、いじめられている圭吾をスルーしていたクラスメイトたちを非難した。

一方、日向（井上真央）は担任の霧島（及川光博）、好調（羽場裕一）と圭吾の葬儀に参列すべく式場に行くが、真紀子（仲間由紀恵）から参列を拒否される。真紀子は「圭吾は学校に殺された」と日向たちを非難。さらに霧島に土下座を強要した。真紀子の要求を飲むことはできず、日向たちは参列せず立ち去った。

日向は式場にいた香澄（佐久間由衣）を見かけ話が聞きたいと声をかける。日向は生前、圭吾と親しかった香澄に話を聞かせてほしいと頼む。香澄もいじめが原因で椿が丘高校を中退していた。先生やカウンセラーを警戒する香澄は、日向と情報交換することを条件に連絡先を教えた。

日向の高校で生徒が自殺したとニュースを見て、和彦（工藤阿須加）が日向を心配して実家にやってきた。日向が帰宅すると母・尚子（手塚理美）と和彦が談笑している。日向は和彦のことを母に伝えておらず、突然の和彦の訪問に狼狽えた。

和彦の前ではよき母を演じた尚子。和彦が帰ったとたん「あーいやらしい！ママに隠れて恋人つくって！偉そうにカウンセラーなんかやって生徒殺しちゃって」と日向に罵声を浴びせた。

一方学校では、マスコミ記者会見を開くことになった。集まった記者の中に週刊誌の記者･小嶋（青柳翔）がいた。小嶋は校長にイジメが原因で圭吾が自殺したんじゃないかと問いただした。

■第3話あらすじ
椿が丘高校が開いたマスコミ記者会見で、週刊誌記者・小嶋（青柳翔）から、圭吾（遠藤健慎）の自殺の原因は生徒たちによるいじめじゃないかと問いただされた校長（羽場裕一）はそれを否定。学校の対応は適切だったと返答した。

しかしマスコミの報道は過熱し「誰が圭吾を殺したか」の犯人探しが始まってしまった。その中で、圭吾が所属していたバスケ部の顧問・辻（神尾佑）の厳しい指導が原因だったのではとマスコミから糾弾される。

一方、真紀子（仲間由紀恵）は小嶋を家に招き取材を受けた。そして一方的に学校が圭吾を殺したと非難するのだが…。

フジテレビ10月31日（火）夜9時よりヒューマンミステリー「明日の約束」第3話を放送。出演：井上真央／及川光博／工藤阿須加／白洲迅／新川優愛／青柳翔／神尾佑／馬渕英俚何／中林大樹／近江谷太朗／羽場裕一／手塚理美／仲間由紀恵ほか。

番組公式Twitterアカウントは「@yakusokuktv」。第3話予告動画は番組公式サイトで公開。FODにて全話見逃し配信中。

◇フジテレビ「明日の約束」番組公式サイト
◇まずは無料でお試し！「FOD（フジテレビオンデマンド）」


【2017秋ドラマ】【「明日の約束」関連・各話あらすじ】