12日<金ロ>ジブリ×ファンタジー小説『ゲド戦記』(岡田准一×手嶌葵)12日30分拡大版で放送!予告動画

2018年01月11日15時21分アニメ

宮崎吾朗の初の監督作品にして、スタジオジブリの名作へのオマージュを込めながら新たな世界観を切り拓いた『ゲド戦記』が、明日12日の日テレ「金曜ロードショー」で、夜9時から30分拡大で放送!主人公の声は岡田准一(ジャニーズ、V6)と手嶌葵、公式サイトで予告動画が公開されている。

「ゲド戦記」は、アメリカの女流作家アーシュラ・K・ル=グウィンのファンタジー小説の主に第3巻の「さいはての島へ」を原作とし、宮崎駿の絵物語「シュナの旅」を原案とした長編アニメーション映画。宮崎吾朗が独自の解釈で脚本も手がけた、初監督の作品。本作では、真面目すぎるあまりに自分の影にとらわれてしまったアレンの心の再生と、永遠の命を手に入れようとして世界の均衡を乱し、アレンを利用してゲドを倒そうとする魔法使い・クモとの死闘がダイナミックに描かれていく。

本作は、相手の本当の名前を知ることで相手の本性を理解し、相手を掌握することも可能になるという『千と千尋の神隠し』の核ともなったテーマをはじめ、過去のジブリ作品の名作に通じるシーンがたくさん登場する。自らも心に深い傷を抱えながら、毅然と前を向いて困難に立ち向かっていくヒロイン・テルーは、ジブリ作品の歴代のヒロイン像に重なるキャラクターだし、不器用なテルーとアレンを温かい目で見守る元巫女のテナーは『魔女の宅急便』のおソノさんを、クモの下で暗躍する小悪党・ウサギは『風の谷のナウシカ』のクロトワを思わせる。他にも画面のあちらこちらに、あなたの大好きなあの作品の名場面に通じるシーンが見つかること間違いなし。ジブリファン垂涎の一作!

主人公の声を担当したのは、2017年12月23日、女優の宮﨑あおいと結婚したことを発表した岡田准一と、「コクリコ坂から」の主題歌「さよならの夏 〜コクリコ坂から〜」など映画音楽も歌った手嶌葵。
岡田は主人公でエンラッドの王子・アレン(レバンネン)、手嶌葵がヒロインで顔に火傷の痕がある少女・テルー(テハヌー)を担当。
「千と千尋の神隠し」の釜爺の声を担当した菅原文太が、ハイタカ(ゲド)の声を担当。その他、風吹ジュン、田中裕子、香川照之、小林薫、倍賞美津子といった、映画ならでの豪華キャストが声の出演をした。
また手嶌はは、主題歌と挿入歌は手嶌葵も担当した。彼女の圧倒的な美声にも耳を傾けよう。

■あらすじ
物語の舞台は、多島海世界“アースーシー”。かつて人間と竜は1つだった。物を欲した人間は大地と海を選び、自由を欲した竜は風と火を選んだ。その竜が人間界へ現れるということは、世界の均衡<バランス>が崩れてきた証拠。大賢人ゲドは世界のバランスを崩す者の正体を突き止めるための旅に出て、国を捨てた王子アレンと出会うのだった…。

「いのちを大切にしない奴なんて、大嫌いだ!」…そして、「死を拒絶するということは、生を拒絶することだ」。アレンにゲドが与えるこのひと言は、数々の名言を生み出してきたスタジオジブリ映画の中に燦然と輝く至言。いつか必ず失ってしまうことがわかっているからこそ、今この瞬間を大切に生きることができる。スタジオジブリが放つ「生」への力強いメッセージが込められた『ゲド戦記』をお見逃しなく。

放送は、明日1月12日午後9時から日本テレビ系「金曜ロードSHOW!」にて30分拡大版で放送。予告動画は番組公式サイトで公開中。

映画『ゲド戦記』公式サイト
金曜ロードSHOW!」番組公式サイト