3度目のメジャー挑戦で初の予選通過、海外メジャーゴルフの最終戦、「全米プロゴルフ選手権」の2日目が行われ、石川遼が62位タイで予選通過を果たした。

初日を2オーバー、69位タイで終えていた石川。10番からスタートした2日目は、１２番でボギーをたたいてしまうも、14番、16番でバーディーを獲得する。しかし17番で4パットとなってしまい、前半を3オーバーで終える。後半に入ってもスコアを伸ばせず、逆に1番と4番でボギー。5オーバーにまで後退する。だが、8番パー3の第1打でピンそばにつけるスーパーショットを見せてこのホール、バーディー。4オーバーでラウンドを終了する。この時点では予選通過ラインに届かなかったが、石川より後にラウンドしたプレーヤーたちが、強くなった風に苦しめられてのきなみスコアを落とし、最終組がホールアウトするころには予選通過ラインを上回る62位タイに浮上。見事予選通過を果たして決勝ラウンド進出。17歳でのメジャー決勝ラウンド進出は大会の最年少記録となった。

トップはこの日2アンダーでまわったT.ウッズ（アメリカ）。2位タイのプレーヤーに4打差をつけ、独走態勢を築いた。その他、藤田寛之が1オーバーの26位タイで予選通過。片山晋呉と今田竜二は予選敗退している。

大会を連日放送しているTBSの「2009全米プロゴルフ選手権」のハイライト動画を配信中。石川遼、T.ウッズら注目選手ごとにハイライトが配信しており、ラウンド後のインタビューも配信されている。

TBS「2009全米プロゴルフ選手権」動画