「仮面の王 イ・ソン」ユ・スンホ、キム・ソヒョン、キム・ミョンス(エル) NHK取材会再現レポート!

2018年03月27日00時30分ドラマ
カメラ:ナビコン @navicon

3月26日(月)、NHKBSプレミアムにて4月15日から放送する韓国ドラマ「仮面の王 イ・ソン」(原題:君主・仮面の主人、日曜よる9時~)の取材会が開催され、主演のユ・スンホ(24)、キム・ソヒョン(18)、キム・ミョンス<エル/INFINITE>(26)が登壇し、記者からの質問に答えた!ナビコンでも取材したので、いつものように90%再現レポートでご紹介、番組公式サイトで予告動画が公開されている。

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仮面©2016 MBC「仮面の王 イ・ソン」は、朝鮮全土の水を私有化する影の組織“辺首会”が富と権力を握っていた時代に、強大な組織に対峙し、民衆のために戦う世子イ・ソンの愛と死闘を描いた壮大な歴史ドラマ。
アクションあり、涙あり、そしてラブシーンも満載で、毎回ハラハラドキドキの時代劇。

以下、 (赤文字) はその場の雰囲気や記者の感想など。本人がしゃべった日本語は下線

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「仮面の王 イ・ソン」取材会
日程:2018年3月26日(月)
会場:東京都内
ゲスト:ユ・スンホ(イ・ソン役)、キム・ソヒョン(ハン・ガウン役)、キム・ミョンス<エル>(イソン役)

ドラマ紹介映像が流れた後、ユ・スンホ、キム・ソヒョン、キム・ミョンスが登場。

編成局PDより、ドラマとゲスト紹介。
ドラマ初回放送はNHKBSプレミアムで4月15日(日)夜9時から。ゲスト3人も出演する放送直前スペシャルを4月8日に放送。

【挨拶と役紹介】

仮面ユ・スンホ:皆さまこんにちは。僕は、仮面の王イ・ソンで世子の役をやらせていただいておりますユ・スンホと申します。

本日は、日本の皆様方にご挨拶ができて、とても光栄に嬉しく思っています。
今回、僕がやらせていただきました世子イ・ソンは、過去の痛みから立ち上がって、民のための国を作るべく再び王に戻るという役で、このドラマはその過程が描かれている作品です。
この人物はとても強い心と強い信念を持っています。やはりそれは、「王に戻るんだ!」という気持ちがあるからだと思います。
世子は底辺から立ち上がるのですが、険しい道のりが描かれていますので、視聴者の皆さんが一緒に苦痛を感じたり、王に戻った後には、ドラマを見ながら痛快を覚えるようなところが見どころではないかと思います。
また、アクションシーンやソヒョンさんとのラブストーリーもあります。
そして、ミョンスさんとは、心の痛む友情もありますので、本当に皆さんが満足できるドラマだと思っています。
それこそがこのドラマの見どころだと思います。

仮面キム・ソヒョン:私は世子が愛するハン・ガウンという役を演じました。

ハン・ガウンはとても堂々としていて、明るい人物です。子供の時に世子とは出会いますが、世子だとは知らずチョンスという人物だと思って知り合います。
そして、チョンスと一緒に夢を育みながら、朝鮮時代ではあまりいないような堂々とした夢をもった人物として成長するような人です。
チョンスを愛しながらいろいろな感情も揺れ動きます。いろいろなことを経験しながらガウンも世子と一緒に成長していく姿をお見せしていますので、演技に少し至らない点があったとしても、ガウンの成長していく姿を描いた成長日記だという観点からもご覧いただければと思います。

仮面キム・ミョンス:僕はもう一人のイソンの役をやらせていただいています。

このイソンは貧しいながらも非常に頭のいい人物です。そして、これまでの人生とは違った人生を夢見る人物です。このイソンに関連するエピソードはたくさんありますが、もちろんラブストーリーでない部分もありますので、そこも注目してほしいです。
そして、ガウンと知り合ってからいろいろなことが起きますが、その部分もぜひご覧いただきたいと思います。ですので、僕の場合も、もう一人のイソンの成長ストーリーが見られると思います。それと合わせて“仮面を被った僕”から展開されるストーリーにも注目してほしいと思います。
(ミョンスさんが演じた“イソン”は、姓・名ではなく名前。ガウンが幼馴染の賤民に「別の道を歩むことができる」という希望を込めて“イソン=異線”と名付けた)

【質疑応答】
ここからは記者からの質問。

Q1:皆さんにお聞きします。
撮影中に苦労したことなどありましたら教えてください。

仮面ユ・スンホ:今日、この場で言葉でお伝えするのは難しいかなと 。

世子イ・ソンとガウン、そしてもう一人の貧しいイソンの三人が織りなすドラマですので、ドラマの進展について口で説明するのは非常に難しいですね。
直接ドラマをご覧いただいたほうが理解しやすいと思いますし、もっともっとおもしろいのではないかなと思うのですが、あえて一つ申し上げますと、先ほどアクションシーンも注目だと申し上げましたが、監督に、「僕は王様の役なのに、どうして毎日毎日、こんなにアクションシーンばかりなのですか?」と冗談交じりで聞けるくらい現場の雰囲気がとてもよく、だからこそ余計にアクションシーンに力を入れて頑張ったという側面があります。
この作品は三角関係もあり、三人の織りなすラブストーリーも見られると思いますので、そこもぜひご覧いただきたいと思いますが、ここで痛快なはっきりとした答えをお伝えすることができなくて、申し訳ありません。

仮面キム・ソヒョン:私は身体的な苦労というより、精神的な部分についてお話したいと思います。
私の父が汚名を着せられて無念の死を遂げるシーンが出てきます。
父親役をなさった俳優さん(チョン・ノミンさん)は以前にも私の父親役をしてくれたことがあり、私もよく存じ上げていた方で、本当の父のように尊敬しています。
ですので、父が殺されてしまうシーンの時に、今まで感じたことのないような気持ちを抱いて撮影に臨みました。感情を表現するためのエネルギーの消耗を初めて感じたシーンでもありました。
(キム・ソヒョンさんとチョン・ノミンさんは「ラブ・アゲイン症候群」で親子役で共演)

キム・ミョンス:先ほど記者の皆様には二分間の短い映像をご覧いただきましたけれども、僕が世子の身代わりとなって繰り広げられるエピソードがあります。その辺りも見ていただきたいですし、実際そのエピソードも毎回放送を見てほしいと思います。三人の秘密が一つずつ一つずつ回を追うごとに明らかになってきます。そして、最後にまた別の登場人物が出て来て、その人によって話が展開していくという部分がありますので、そういった部分もぜひご覧いただきたいと思います。

Q2:先ほどから、結構撮影が大変だったとのお話を伺っておりますが、その中でもそれを乗り越えるような楽しかったエピソードやムードメーカーのような方がいらしたら教えてください。

ユ・スンホ:本当に大変でしたので、楽しかったエピソードがちょっと思い浮ばないような気が…(笑)
(そうだよね?そうだよね?僕だけがそうなの?と笑いながら二人に確認するスンホさん。会場も笑いの渦)

キム・ミョンス:じゃあ、僕のほうから楽しいエピソードを紹介したいと思います!三人で撮影するシーンが最初のほうにあったのですが、その時は三人で本当に楽しい時間を過ごしました。お互いに年も近く、共感できる部分もたくさんありました。そして、お互いに猫や犬を飼っていて重なる部分があります。ですので、そんな部分についてもよく話しました。特にこれといって特定のエピソードがあるわけではなく、全ての撮影がおもしろかったです。大変な部分は特にありませんでした。

仮面ユ・スンホ:さっき、撮影が大変だったと言った僕の立場はどうなるんだ~?(笑)
(キム・ミョンスさんとユ・スンホさんのおもしろい掛け合いに記者たち爆笑)

キム・ミョンス:とにかく楽しい撮影でしたので、その雰囲気をぜひ画面を通じてご覧いただければと思います。
撮影、ほんとにおもしろいです。私のドラマ、本当におもしろいです~。

ユ・スンホ:よく考えたら、おもしろいシーンもたくさんありましたね(笑)

キム・ソヒョン:私の場合は一つを選ぶのはとても難しいのですが、三人では本当に楽しく時間を過ごしました。言葉で説明するのはちょっと難しいですが。
ドラマの中でウボ先生役を演じたパク・チョルミンさんがよく雰囲気を和らげてくださいました。
ストーリー全体が重い部分が多いのですが、パク・チョルミンさんが思ってもいなかったようなアドリブをされて、皆さんを笑わせたり、その場を和ませてくださいましたので、とても感謝を伝えたいです。

Q3:今回の来日にあたって、召し上がったものやご覧になったもの、日本で楽しみにしていることなどありましたら教えてください。
(日本に来てすぐに会場入りした三人。)

仮面ユ・スンホ:空港に着いて、日本の車に乗り、車窓から日本の車をたくさん見ました。そして、NHKさんが準備してくださったお弁当とカップラーメンを食べました。(にやりと笑って。ジョークも上手い!これには会場も笑)やりたいことはたくさんありますが、お仕事がたくさんありまして時間がないので、やりたいことはできない状況です。夕食を食べた後に、この近所を少し散歩することはできるかなと思っています。

キム・ソヒョン:前に日本に来た時は和牛を食べました。とても美味しかったので、今日も夕食はその店を探してそこで食べたいと思っています。いつも私は日本に来るたびに、ユニバーサルスタジオジャパンに行きたいと思うのですが、予約も必要だったりと難しいので、いずれ行きたいなと思っています。

キム・ミョンス:私も同じです。この会場周りを散歩して、コーヒー飲みました。以上です!

Q4:ユ・スンホさんとキム・ソヒョンさんは時代劇の経験が多数おありで、キム・ミョンスさんは今回初時代劇ということですが、この作品に出演して改めて感じた時代劇のおもしろさを教えてください。

キム・ミョンス:たくさんあります!
(いいね~!と小声で呟く)

ユ・スンホ:
仮面の王イ・ソンをやらせていただいて改めて感じたのは、この時代ではなかなか感じることのできないことを感じることができたという点です。
この背景は李氏朝鮮時代ですが、やはり昔あった身分の違いの苦痛を自らも感じるようになったという点が挙げられると思います。
感情の部分ではありますが、そういったことを体験することができ、また新たな経験になったと思います。
またビルとビルの間ではなく、森のような自然の中で一つ一つ撮影をしてドラマを作り上げていく満足感も感じられました。
そういうところも時代劇の良さではないかなと思います。

キム・ソヒョン:仮面の王イ・ソンの前には両班のお嬢様の役が多かったのですが、ガウンは王宮に入るシーンがあります。王宮に入るとしぐさや行動が普通の家とは違うので、姿勢や礼儀を学ぶよい機会になりました。よりよくできるように、よく勉強して臨みました。
これまで私たちが一度も行ったことのない時代の人物を演じられるというのも時代劇の良い点だと思います。

仮面キム・ミョンス:時代劇が初めてということで感じたことといえば、キム・ソヒョンさんがおっしゃった点と似ていると思いますが、やはり李氏朝鮮時代に生きる人物を自分が演じられるということ、そこが魅力でもあり、時代劇のよいところでもあると思います。
身分の違いや環境の違い、言葉遣いの違い、そういうものすべてが僕にとってはおもしろかったです。初めての時代劇での演技ということで新鮮でしたし、また現代物にはない魅力だったと思います。この時代に生きながら、時代劇を演じることができるということが僕にとっては本当に新鮮でしたし、このドラマはとてもおもしろくてよいドラマだと思います。

【フォトセッション】
カメラマンの声掛けに、こやかに視線を合わせてポーズ。

仮面

■取材を終えて
若い3人の取材会とあってちょっぴり緊張気味。そんな中、ほんの少しお兄さんのキム・ミョンスは、INFINITEのエルとして何度も日本で取材を受けているだけに余裕の構え。日本語も交えながら話を盛り上げてくれた。ユ・スンホはミョンスのコメントに慌てたりと、劇中の頼もしい世子ぶりとは違って、なんともチャーミング。キム・ソヒョンはそんな二人を笑顔で見つめる、爽やかで初々しい素敵な取材会だった。
4月15日からの本放送、4月8日の直前スペシャルの放送が待ち遠しい!

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【その他の韓流再現レポート】

※各話のあらすじとみどころ、ドラマの背景や豆知識などは【「仮面の王」を2倍楽しむ】で紹介していくのでおたのしみに!

NHKBSプレミアム「仮面の王 イ・ソン」番組公式サイト
 2018.04.15スタート 日21:00-  
 2018.04.08直前スペシャル放送
Youtube「君主~仮面の主人~」(原題)予告動画

kandoratop【作品詳細】【「仮面の王 イ・ソン」を2倍楽しむ】