80年代エレクトロやニューウェーブの先鋭性と、ロックのアンチテーゼ。そこに歌謡ポップなセンスと、ラウドとエモの要素をぶち込み、時代の最新スタイルで超っ速に突っ走る、その名の通りの音楽とスピリットを体現するべく生まれた新時代のバンド、High Speed Boyz。

9月9日にリリースされるデビュー・シングル「CHILDHOOD'S END」は、いわゆるロック・バンドがシンセサイザーの音をアクセントとして鳴らす程度などではなく、エレクトロの中にミクスチャーなバンド・サウンドそのものが溶け込んだ、まさに〈エロクトロ×ロック〉以降の攻撃的でエッジィなナンバー。さらに、“世界の片隅で自由が死んだ”と、聴き手の意識をぐっと引きつける真っ直ぐな声で歌われるのは、青春時代が終わるという絶望。青春の真っただ中にいるキッズたちへピンポイントで放たれたこの曲をデビュー・シングルのリードの掲げてみせるあたり、High Speed Boyzという〈生き急ぐ超っ速少年〉という意味のバンド名にふわさしい始まりといえるだろう。

YouTubeのVictorMusicChannelでは、「CHILDHOOD'S END」のPVをリリースに先駆け超っ早で公開中。しかも映像での顔出しはこのPVが初ということで、カリスマ不在が囁かれる今、ついに現れた迷えるキッズたちのカリスマの姿を、ぜひその目で確かめてみてもらいたい。

High Speed Boyz「CHILDHOOD'S END」
High Speed Boyz　オフィシャルサイト