若年性アルツハイマー病を扱った感動作『アリスのままで』8/27NHKBSプレミアムにて放送!予告動画

2018年08月26日16時04分映画
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全米を感動と涙につつんだベストセラーを映画化した『アリスのままで』(2014)が明日8月27日(月)、NHKBSプレミアムよる9時からの「プレミアムシネマ」にて放送!日本でも公開された本作は、ジュリアン・ムーアが主演女優賞を受賞した作品で、映画公式サイトにてジュリアン・ムアのコメント付き予告動画が視聴できる。

『アリスのままで』は、50歳で若年性アルツハイマー病を発症したアリスの避けられない運命との葛藤と、家族の絆を描く感動の物語。
原作は神経科学の専門家であり、米国アルツハイマー協会のコラムニストでもあるリサ・ジェノヴァによる著書『静かなるアリス』(講談社)

ジュリアン・ムーアは、日々記憶を失くしながらも最後まで懸命に闘おうとする姿を、真正面から怯むことなくリアルに演じきった。

ジュリアン・ムーアといえば、ハリウッドの栄えある賞レースには必ず名を連ねると共に、『めぐりあう時間たち』(2002)でベルリン、『エデンより彼方に』(2002)でヴェネチア、『マップ・トゥ・ザ・スターズ』(2014)でカンヌと女優史上初世界3大女優賞制覇した女優。そして、本作で映画界最高の栄誉と称される第87回アカデミー賞主演女優賞を受賞し、念願のオスカーを手にした。

監督は、リチャード・グラツァーとワッシュ・ウェストモアランドの共同監督。企画があがった2011年当時、リチャード・グラツァーは筋萎縮性側索硬化症を悪化させており、ワッシュ・ウェストモアランドのサポートを得て本作を完成させた。アカデミー賞授賞式の2日前、グラツァー監督は呼吸不全で病院に運び込まれ、ウエストモアランドとともに病室で授賞式を視聴。その約3週間後、ロサンゼルスの病院で息を引き取った。

■あらすじ
50歳のアリスは、まさに人生の充実期を迎えていた。高名な言語学者として敬われ、ニューヨークのコロンビア大学の教授として、学生たちから絶大な人気を集めていた。夫のジョンは変わらぬ愛情にあふれ、幸せな結婚をした長女のアナと医学院生の長男のトムにも何の不満もなかった。唯一の心配は、ロサンゼルスで女優を目指す次女のリディアだけだ。ところが、そんなアリスにまさかの運命が降りかかる。物忘れが頻繁に起こるようになって診察を受けた結果、若年性アルツハイマー病だと宣告されたのだ。その日からアリスの避けられない運命との闘いが始まる──。

なお27日(月)午後1時からのプレミアムシネマでは、ジェームズ・ディーン主演の不朽の名作『エデンの東』を放送する。

■作品紹介
原題:STILL ALICE/2014年/アメリカ/101分/5.1ch/ビスタ/字幕翻訳:松岡葉子
配給:キノフィルムズ Alice-movie.com

■キャスト
ジュリアン・ムーア(アリス)
クリステン・スチュワート(次女のリディア)
アレック・ボールドウィン(夫のジョン)
ケイト・ボスワース(長女のアナ)
ハンター・パリッシュ(長男のトム)

■スタッフ
監督/脚色:リチャード・グラツァー、ワッシュ・ウェストモアランド
製作:パメラ・コフラー
製作総指揮:クリスティーン・ヴェイコン
撮影:デニス・ルノワール、AFC ASC
編集:ニコラ・ショードゥルジュ
音楽:イラン・エシュケリ

映画『アリスのままで』公式サイト
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